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テレビ番組は視聴率こそがすべて

2005年05月24日 00時58分21秒 | 著作権
[ITmedia ライフスタイル] 視聴率偏重主義が破壊する番組制作の常識
視聴率は低いもののスポンサーが殺到する番組で、プロデューサが変わったために視聴率向上のための番組制作になっちゃったという「実話」だそうです。本当の話なのかどうかは確認するすべもありませんが・・・

テレビ番組の視聴率至上主義はもはや常識のものとなってます。ワイドショーのたぐいでは番組の注目度や人気度がいかにすごいかを視聴率でわからせるなんて手法もよく使われます。ちょっと古い例では「グッドラックは平均視聴率30.41%!」とか。そんな番組を見ない私は、視聴率という数字で攻められるわけです。見ない私は悪いんですか、そうですか・・・

たくさんの人が見てる番組でCM入れればたくさんの人がCMを見てくれる、そんな仮定すら怪しい今日この頃です。たくさんの人にCMを見てくれればたくさんの人が買ってくれる、どうなんでしょ?記事中ではそんな疑問を解決しようという動きがあるという感じで、「テレビ広告の効果を正確に測定する新プロジェクト」の話題が取り上げられています。まぁこのプロジェクト自体賛否両論らしいですけど。

そんなこんなで番組制作のあり方に議論がある一方で、CMを見ない視聴者が悪いという意見もあります。DVRに代表されるような機器にあるCMスキップ機能ですね。これに関連しては、「CMカットは著作権法違反」なんて話題が記憶に新しいでしょう。

既存モデルを批判したり逆に既存モデルを批判するものを批判したりするのは簡単ですが、時代は待ってくれません。P2Pファイル交換で音楽業界が受けたショックが繰り替えされなきゃいいんですが。