戦国武将で誰が一番好きか?との問いに答えるなら「真田幸村」と即答する。
最初に幸村の名に出会ったのは、「真田十勇士」(村上元三著)だったと思う。小学校の図書館で何度も読み返した記憶がある。次いで中学時代に「真田太平記」(池波正太郎著)と出会い決定的な幸村好きならびに真田贔屓となった。
当時は父親に連れられてお城めぐりをしたり、戦国好きだった記憶がある。「信長の野望」シリーズなんてゲームもよくやったものだ。しかし時が経っていつしか別の事に興味が出てくるようになるとお城も戦国も真田も忘却の彼方へ・・・・
そんな、ある日。地下鉄の駅構内にある1枚のポスターが目についた。
「真田幸村と大坂の陣」
大阪城天守閣で行われる特別展のポスターだった。昔の血が騒いだのだろうか、いつしか私の足は大阪城へ向いていた。そこは私の想像を遥かに超える素晴らしい世界が存在していた。幸村の肖像画が甲冑が昌幸・信之のものもある、大坂夏の陣図屏風も。とにかく素晴らしかったのだ。その日から私の戦国への城への真田への幸村への想いが戻ってきた。そして展覧会場に置いてあった、上田観光案内のパンフレットを見ながらいつかこの地へ行ってみたいと思うようになった。それが2006年の10月。
それから約1年が経った。実行する時がようやく来たのだ。これはそんなプレリュードが存在する旅だった。
「真田行」の始まりです。
注:旅は全て2007年11月に行ったものです。真田信繁は幸村で統一します。
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