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SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

戦国・江戸時代 武将 甲冑・刀剣・茶道具 博物館・美術館・城・茶室などを巡る拝見記。その他の雑記もあり。

2007 京都文化博物館 明智光秀と戦国京都

2020-08-28 | 探訪
今回は京都

京都文化博物館

明智光秀と戦国京都
期間:6月20日(土)~8月16日(日)


大内義興像
馬に跨り、長鍬形兜に甲冑を着用した大内義興像の模本で原本は残っていない。
上部に永正八年十月の年紀をもつ相国寺の景徐周麟の賛が施されている。
永正八年(1511)八月、足利義稙方の細川高国・大内義興と足利義澄方の細川澄元との間で起きた船岡山合戦で勝利した大内義興が記念として描かせた。
足利義輝泰山府君祭都状案(弘治三年七月)
黄紙に朱で記された祭文。足利義輝が大地震などの天変地異を受けて儀式を行った時のもので、願主として文中の名前(義輝)を墨書で自著している。
当時、義輝は三好氏に敗れ近江国朽木に滞在を余儀なくされていた。
その為か、祈願の文言には天下泰平・子孫繁栄に加えて怨敵の退治、武運長久も祈願しており、三好長慶との対立の根深さがうかがえる。
松永久秀書状
(永禄六年)四月十一日付、東寺宛。落雷により五重塔が炎上した東寺への見舞いの書状。
傍若無人なイメージの久秀だが、仏教勢力とも友好関係を築き協力することもあったようだ。

タイトルに「明智光秀」とありますが、それ以前の三好氏の台頭、活躍から紹介されており、あまり光秀色は濃くない印象でした。

2006 泰巖歴史美術館

2020-08-24 | 探訪
今回は町田

泰巖歴史美術館
今年3月にオープンしたばかりの、新しい美術館。
資料は3か月程度で入れ替えだそう。

こちらは安土城の復元天守(五層・六層)、撮影可でした。
1、2階はこの安土城。3階は信長や戦国武将の書状。4階は刀剣や甲冑、5階は茶道具や茶人の書、そして「待庵」の原寸大レプリカがありました。

展示品は
刀 銘 左衛門尉藤原氏房 永禄一三年四月
織田信長の抱え鍛冶であった氏房の作。
正親町天皇に献上された二口のうちの一振で、後に信長が比叡山攻めの時の佩刀にしたと伝わる。信長墓所のある大雲院旧蔵。
刀 無銘 大磨上 伝長光
鎌倉末期、備前長船派の刀工・長光の作とされる。
紀州徳川家伝来。
小太刀 銘 正信作
金平目地鞘橘紋金具細太刀拵

南北朝末期、三原の刀工・正信の作。
彦根藩井伊家伝来。
豊臣秀吉所用 孔雀羽装陣羽織
孔雀の羽根を全面に使用した陣羽織。裏面も朱色と中々派手である。
秀吉・秀頼から加賀藩前田家に仕えた、原田土佐守が軍功により秀吉より拝領したと伝わる。
古芦屋 雲龍釜
小型で円筒形、胴に雲龍が鋳出された釜。一説には武野紹鴎所持の青磁雲龍水指の絵図を利休が写して、釜の紋様とし造らせたとされる。
利休、薬師院が所持したと伝わる。
緑釉盞平茶碗 天心印
北宋時代、杯形の平茶碗。総体緑釉で、うっすらと赤茶色が廻る。
織田信長所持とされる。
小堀遠州竹花入添状(長兵衛宛)
遠州作の二重切竹花入(展示あり)に添う手紙。内容は公家の西洞院時慶から預かった、おそらく鑑定を依頼されていたものだろう茶道具を返却するよう指示したもの。

書状類は大変充実しており見どころとなっていますが、その他のところで何か目玉が欲しいところでしょうか?
この時期のオープンなので何かと大変かと思いますが頑張っていただきたい所です。

セ-ラ-服とおさげ髪 ~松本まりかと花宮雅子の間で~

2020-08-21 | 松本まりかのま
松本まりか曰く「出来ればそっとしておいてほしい。」そうですが、
勿論そっとはしておきませんw
てことで今回は「しくじり先生」から

どうですか、このセーラー服姿!!!
いや~、しくじってますねぇ~(嘘です本当にゴメンナサイ)

まりかちゃんの両サイドの女性ゲストの年齢(16歳と18歳)を足しても、
何気に松本さん(35歳)より低い・・・・
何も見なかった事にしよう、ウンそうしよう・・・

「私は全然腰洗い槽」

「電子黒板?」
など名言迷言も有りました。

さて、まりかちゃんでセーラー服といえばもちろん

女優デビュー作「六番目の小夜子」(2000年OA)の花宮雅子役です。
こちらは、その初登場シーン。「この娘、誰だ~!」ってなりました。

こちらは夏服です。似合ってます。

髪が短いですが、おさげも有りました。部活や体育のシーンだとこの髪型にしてましたね。

花宮雅子は最初「普通の明るい女の子」の印象ですが、回が進むにつれウラの顔が見えていく役なのですが、デビュー作ながらその変化を見事表現していて驚かされます。
当時のインタビューで「裏があったり、いくつかの表情を持っていたりするほうが、難しいんだけど挑戦するおもしろさがある」とまりかちゃんがおっしゃっていますが、現在にも通じるこの発言が女優松本まりかの土台になっている気がします。


【図録録】11 毛利家の至宝

2020-08-17 | 探訪
過去の展覧会を図録で振り返る企画の第11弾。
今回は

毛利家の至宝
サントリー美術館
開催年:2012年

サントリー美術館のある「東京ミッドタウン」は江戸時代に長州藩毛利家の下屋敷があった場所。今回はその所縁の地にて開催される大名毛利家の特別展。

注目の展示は
連歌式目 里村紹巴筆
連歌の教学書で、二条良基がしるした「連歌新式」とその追加、更に一条兼良の「新式今案」を合わせて一書となしている。天正九年(1581)三月に紹巴が書写したもので、毛利元就の八男・毛利元康に贈与し、希望により慶長三年(1598)二月に奥書を記した。
古萩茶碗
口縁が僅かにすぼまる椀形で、高台は高く茶碗というより李朝の祭器に近いとされている。
箱蓋裏に「萩焼茶碗 重頼短冊添 不白」と川上不白が認めている。
唐物丸壺茶碗 銘 時鳥
茶褐色の釉薬に黒釉がまだらに流れ景色をなす。長い頸部、胴部には沈線が一条廻る。
後水尾上皇の発句より「時鳥」と銘が付く。更に沢庵の添状が附属する。
伝来は堺の茶人で油屋肩衝を所持した竹蔵屋紹滴、長州藩毛利家。
竹茶杓 銘 一松 千利休作
樋が深く、蟻腰・中節の茶杓で、追筒には「利休ヨリタマワリサシアク」とある。
内箱蓋裏の書き付けより、利休から毛利輝元に贈られた事が分かる。


天国の明太子  ~松本まりか料理を披露するの巻~

2020-08-14 | 松本まりかのま
少し前の「家事ヤロウ!!!」松本まりかさんが登場してました。

最近ネットでも披露されているオイル料理(って言うのか?)でしたが、

ウィスパーボイスの「明太子」

まるで死体を引きずってるような姿など
料理以外の見せ場も満載で、流石まりか様です。

「五種類のオイル入り野菜炒め」
オイルの大量投下に隠れて料理の腕前は不明な感じでしたが・・・
20年前にも

DVD「THE COMPLETE」で料理を披露してました。

イカやエビの下処理や包丁さばきも中々のもの

「まりか風イカとエビのソテー」
色味も良く、良い感じです。

最近の料理に関しては賛否両論あるようですが、まぁエンタメとしての料理なので、観て楽しければOKなのではと思います。

【図録録】10 大内文化と北九州

2020-08-10 | 図録
過去の展覧会を図録で振り返る企画の第10弾。
今回は

大内文化と北九州
北九州市立自然史・歴史博物館(いのちのたび博物館)
開催年:2012年

周防・長門の守護である大内氏と北九州との関わり、さらに大内文化の北九州への影響などを紹介する特別展。この頃は大内義隆の甲冑や太刀目当てで行ってましたが、図録を見返すと文化面の内容が充実しています。

注目の展示は
宗祇馬上図
馬上の連歌師・宗祇を描いた作品。類例にボストン美術館本・早雲寺本などが知られる。
宗祇の画像には、端座の姿、脇息にもたれかかる姿、そして馬上図と様々なバリエーションがあり、脇息にもたれかかる姿は柿本人麻呂図を模したもの、馬上図は驢馬に跨り旅する中国の詩人に擬えたと考えられる。
筑紫道記
文明十二年(1480)大内政弘に招かれ周防国山口から北九州への旅の記録。本書は江戸時代の写本。
行く先々で詠んだ和歌20首、連歌の発句20句を収録しており、その数が同数であるのは連歌が和歌に匹敵する文芸であるという宗祇の意思の表れと考えられている。
宗祇の連歌の地位向上への働きは以後も続くことになる。
新撰菟玖波集
明応三年(1494)大内政弘が発起し、宗祇らが中心となって編纂され、翌四年九月に完成した准勅撰連歌集。
大内政弘の入選数は5番目と7番目の宗祇より多く、後援者である政弘への配慮が見受けられる。
住吉社法楽百首和歌短冊
宗祇が「新撰菟玖波集」完成のお礼として長門住吉神社に奉納した百首の短冊。
後土御門天皇、勝仁親王(後柏原天皇)、近衛政家、牡丹花肖伯、宗長等が名を連ねる。
三条西実隆の序文(展示有)を付け、宗祇の署名を持つ杉箱に入れられて奉納された。
後に長府藩初代・毛利秀元の寄付により短冊は折帖に仕立られ、金銀高蒔絵の箱に納められた。

松本まりかと ビニール傘と

2020-08-07 | 松本まりかのま
久々のまりかちゃんネタ。今回は先日放送された「グータンヌーボ²」

まりか独壇場
キャラ濃い目の松本まりかと田中みな実、そして(いい意味で)普通の人・朝比奈彩のトライアングル。
カメラをガン見するまりか様。笑う時片目をつぶるまりか様。ちょっと酔ってきたまりか様。食事を食べ終わるまりか様。ひたすら日記を書くまりか様・・・・・素敵ですw

「本当にディスってる」「めちゃくちゃ悪意があるからね」
ハイライトは田中みな実プロによるまりかちゃんのモノマネ。
悪意があると田中プロも認めているが、まりかちゃんのキャラはバラエティ番組で扱うには甚だ難しく、お茶の間に受け入れられるかどうか、かなり微妙な所がある。
それを田中みな実がモノマネでイジる事によって上手く笑いに転化していたのではないだろうか?
例えそこに悪意があったとしてもだw

登場シーン。ビニール傘なのにまるで和傘に見える(by満島真之介)不思議な情緒感が漂う。
20年前

「超VIP」の登場シーン。こちらもビニール傘を差しているが、ビニール傘そのままである。
人の成長が経験が、ビニール傘にまで影響を及ぼすのだろうか?
本当に不思議な女優さんである。