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SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

戦国・江戸時代 武将 甲冑・刀剣・茶道具 博物館・美術館・城・茶室などを巡る拝見記。その他の雑記もあり。

2111 岡林院 杉亭 特別拝観

2022-02-26 | 探訪

高台寺のほど近く

岡林院
高台寺の塔頭寺院。

庭園

腰掛待合

茶室「忘知席」
江戸末期に建てられた裏千家の又隠写。

内部は四畳半。又隠の大きな違いは貴人口がある事。

広間の床の間の奥には仏間があり、天井には田村月樵筆の雲龍図が描かれている。

杉亭(さんてい)
岡林院参道の南側にあり書院として使用されている。

茶室
四畳半。こちらでは呈茶がありました。

こちらにも庭園があります。

岡林院庭園は苔の美しい庭でした。

2111 岐阜関ケ原古戦場記念館 竹中半兵衛と重門

2022-02-23 | 探訪
岐阜

岐阜関ケ原古戦場記念館

企画展「竹中半兵衛と重門」
期間:10月16日(土)~11月28日(日)

竹中半兵衛重治像
肩衣袴に右手に扇・左手に数珠を持つ姿の半兵衛肖像画。
天正七年の年紀があり、半兵衛の死後程なくして描かれたと思われる。
竹中半兵衛重治所用 黒糸威二枚胴具足
兜は一の谷形、胴には金色の軍配を表す。
竹中半兵衛所用として竹中家に伝来した。兜は時代の下るものか?
伊達政宗書状
元和8年正月十日付、竹中重門宛。政宗から重門への新年の挨拶と茶会への招待状。
20日に茶会をするので来てほしい、追伸では本多康紀と牧野忠成と共に来てほしいとある。

ここからはロビーに展示していた、大河ドラマ「軍師官兵衛」で使用された甲冑の展示

黒田官兵衛甲冑
岡田准一着用

豊臣秀吉甲冑
竹中直人着用

竹中半兵衛甲冑
谷原章介着用

2111 圓満院 庭園

2022-02-21 | 探訪
大津市歴史博物館のほど近く

圓満院

宸殿の大玄関
元は元和5年(1619)に徳川秀忠の五女・和子(東福門院)が後水尾天皇に入内した際に禁裏に造営されたものと伝わ、後の正保4年(1647)に明正天皇により下賜され移築された。

宸殿内部

玉座の間
後水尾天皇が座したと伝わる。

三井の名庭
相阿弥の作庭と伝わる池泉鑑賞式庭園。

本堂

投扇興
「日本文化体験」と称して、茶道 /座禅/投扇興/写経/写仏などが行えるようです。

湧き水「三井の名水」
天智天皇・天武天皇・持統天皇が産湯をつかったとされる湧き水なのだとか。

こちらでは「大津絵美術館」を併設しており様々な大津絵も見る事ができました。

2111 大津市歴史博物館 西教寺

2022-02-16 | 探訪
滋賀は大津

大津市歴史博物館

聖徳太子1400年御遠忌・伝教大師1200年御遠忌記念企画展
 西教寺 ―大津の天台真盛宗の至宝―
期間:10月9日(土)~11月23日(火)

豊国大明神像(豊臣秀吉像)
社殿内の上畳に白の袍衣をつけた衣冠姿の豊臣秀吉像。上部に玄圃霊三と惟杏永哲の賛が記されている。
慶長 5 年(1600) 秀吉の家臣であった山中山城守長俊が描かせた。
前田菊姫像
唐子風の髷を結い、右手に白菊を握る。畳の上には紙のひな人形や香合、独楽など玩具が並ぶ。
菊姫は前田利家の六女。豊臣秀吉の養女となったが、わずか7歳で没した。
今も西教寺に眠る。

他には豊国大明神名号(豊臣秀頼筆)、利休書状、明智光秀所持の南蛮硯箱など拝見。

常設展示では

京極高次書状
高次自筆で、上様(秀吉)と自分に鯉を献上してくれたことへの礼状。

膳所耳付茶入 銘 童女
小堀遠州銘名。

膳所肩衝茶入 銘 木乃間

膳所四方水指
釣瓶風の桶型水指。

近江八景 蒔絵団扇形香炉台
近衛信尹により選定された近江八景を描いたもの。

2111 比叡山延暦寺 国宝殿 戦国と比叡

2022-02-13 | 探訪
今回も延暦寺から

比叡山延暦寺 国宝殿

特別展「戦国と比叡 ~信長の焼き討ちから比叡復興へ~」
期間:10月1日(金)~12月5日(日)

正親町天皇綸旨
天正十三年(1585)三月十一日付、伊達政宗宛。根本中堂の再建の為、正親町天皇の仰せをうけた左近衛権中将・中山慶親が伊達政宗に奉加を募ることを伝えた文書。
天正十七年には仮堂が完成し、出羽立石寺より灯明が移され「不滅の法灯」が復興された。(立石寺の灯明は天文十二年(1543)延暦寺より分灯されていたもの)。
菊桐紋蒔絵膳椀
施薬院全宗が豊臣秀吉より拝領した膳椀類および食器。黒漆塗に金蒔絵などで菊桐紋が描かれた「高台寺蒔絵」の一種。
施薬院全宗はもと比叡山菜樹院の住持であったが、信長の焼き討ちの後に還俗し医師となった。その後は秀吉の侍医となり天正十二年から比叡山の復興に貢献した。
銀小札萌黄糸威二枚胴具足
兜には麒麟の前立と朱塗の水牛脇立、胴の小札は銀箔押で背面に巨大な繰半月の指物を立てる。
天海所用として求法寺に伝来する。

他には天海が徳川家光より拝領した竹杖、狩野永徳筆の織田信長像、浅井長政が京都大原の来迎院に宛てた安堵状などを拝見しました。

2111 比叡山延暦寺 特別拝観

2022-02-09 | 探訪
大津坂本

ケーブル坂本駅
大正14年に建てられ、現在は国の登録有形文化財に指定されています。

「戦国 BASARA」とタイアップしたケーブルカー

登って来ると、この眺め。琵琶湖が綺麗に観えます。

慈眼大師天海大僧正住坊跡記念碑
この付近に南光坊天海が住していたのだとか。
天海は德川家康のブレーンとして活躍した人物。一説に明智光秀の後の姿とも云われていますがはてさて・・・

「伝教大師一千二百年大遠忌記念事業 最澄と比叡山~最澄の志を継ぐ堂塔~ 特別拝観」
戒壇院・法華総寺院東塔の堂内拝観ができます。

文殊楼
延暦寺の山門にあたります。

法華総持院東塔阿弥陀堂

戒壇院
天台宗で「受戒」の儀式をするお堂。僧侶にとっても中に入れるのは生涯に一度だけなのだとか。

大講堂

残念ながら「根本中堂」は工事中ですが、大屋根も近くで観れるのは今だけ。

次回も延暦寺

2110 東福寺塔頭 正覚庵

2022-02-06 | 探訪
東福寺塔頭

正覚庵

鎌倉時代、伊達家4代・伊達政依が開基した。

室内は撮禁。

書院庭園

本堂
実業家・白洲次郎の父で明治時代に貿易商として財をなした白洲文平の旧邸宅「白洲屋敷」を移築したもの。

茶室
もと「白洲屋敷」玄関だった部分を移築に際し改修したもの。


2110 東福寺塔頭 光明院

2022-02-02 | 探訪
東福寺塔頭

光明院

明徳2年(1391)に金山明昶が開創した。
こちらは通常拝観もあります。

波心庭
重森三玲の作庭による枯山水庭園。
奥には書院「観庭楼」と茶室「両行庵」あります。

茶室「両行庵」
内部は六畳

丸窓

立礼席

そして何故かの

デヴィッド・バーン
元アメリカのロックバンド、トーキングヘッズのボーカル、ギター。
ブライアン・イーノをプロデューサーに迎えた『リメイン・イン・ライト』等で知られています。

今回は特別拝観で入りましたが通常拝観で十分でしょう。