どんまい

いろいろあるけれど、それでいい。

楽雲庵塾一号生筆頭物語~楽雲庵塾外伝~

2006年03月08日 | rakuunanzyuku
この物語は、楽雲庵塾一号生筆頭による物語。

楽雲庵塾は、俺が命名した塾の名前。
塾といっても、何を教えるわけでもない。
ただただ、「塾」という響きが良かったから、
「塾長」という響きが良かったから、
それでつけた名前。

楽雲庵塾は、一人の塾長と一人の塾生から始まった。
楽雲庵塾の全身、男塾と名乗っていた頃の話。
俺は自称で、男塾塾長と名乗っていた。
ただの馬鹿野郎。
活動といえば、年賀状の自分の名前を書く欄に、「男塾塾長」とつけていただけ。

そして、塾生であるその男は、「一号生筆頭になったから」と勝手に俺に任命された。
本当に馬鹿野郎な話。
ごっこ遊びみたいなもん。


しかし、俺達の物語は終演を迎えなかった。
ここから、楽雲庵塾一号生筆頭の物語が始まる。

一号生筆頭が働くようになってからのこと。
職場の組織で、リーダーシップをとるような役割を担うようになった。
そしてリーダとして、みんなに一つの提案をした。

クレーム処理班を結成することについて。

それまでは、クレームはみんなで処理をしていた。
しかし、他の業務もあり、作業効率があがらなかった。
そこで、クレーム処理班を結成した方が、組織全体としては作業効率が上がるのではないのかと考え、提案したわけ。
しかも、そのクレーム処理班に名前をつけた。
仲間内だけど、名前をつけた。


その名も、男塾。


その男塾は効率をあげた。
クレームばかり処理をしていたもんだから、
男塾自体のモチベーションは下がっていたけれど、
組織全体の効率はあげ、評価された。

一号生筆頭は、チーム名をつけることに何らかの感触を得た。

そして、また一つのチームを結成する機会ができる。
今度は、そのチームのメンバーに、自分達でチーム名をつけることを命じた。

「まずは、オマエらのチーム名を決めろ。仕事をすすめるのはそれからだ」と言った。

そのチームは、またまた、すごい働きをしたらしい。
あまりにもすごい働きをしたため、一つのプロジェクトチームとして会社から認められ、一号生筆頭の下から離れていった。


ちなみに、そのチームは自分達がつけたチーム名に愛着を持ちながら働いていたらしい。

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
チーム (さらさら雪)
2006-03-08 18:04:07
チームは大切だと思います。



ふざけてつけたチームであっても

なぜか団結できる。

グルメカルテットもまさしくそうです。



誰にも頼まれちゃいないのに



「兄ちゃん、

 2人組はコンビでしょ、

 3人組はトリオでしょ、

 4人組は何?」



「カルテットじゃねーの?」



それで「グルメカルテット」と名付けました。

みんなに発表したら、

そりゃー喜んでくれて今でも呼び続けてくれています。そしてもちろん団結できてます。



ふざけてつけたチームであっても団結が強くなる。私も証明出来る気がします。



返信する
Unknown (楽雲庵)
2006-03-08 18:29:29
>さらさら雪さん

なるほど。

「グルメカルテット」って名前の命名は、さらさら雪さんなんですね。



なんでなんでしょうね。

チーム名をつけるだけで、何か団結力が増すっていうか確かにありますね。

そして、そのチーム名も大切なものとなるんですよね。

今まで、作ってきたチームも大切なものとなっています。

返信する
クレーム処理って (はーみ)
2006-03-08 21:54:34
ほんとモチベーション下がりますよね。

一人で延々、そればかりやるのは辛いです。



その原因が、本来クレームを処理するべき上司だったりすると・・・。



って、ごめんなさい。

反応する場所が違いましたね。

返信する
Unknown (楽雲庵)
2006-03-09 12:15:04
>はーみさん

俺もクレーム処理をしたことがあるけど、大変で、やられますね。

クレーム処理班、男塾は周りに称賛され、期間限定で解散しました。

確かにはーみさんの文章を読んでいて、考えたのですが、期間限定じゃないと、やってられないと思います。
返信する

コメントを投稿