碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

証券界に巣食った「東京の帝王」、増資インサイダー、「ロンドンのクジラ」などトレーダー3人が

2012-07-19 23:07:16 | Weblog
●日本で最も知られたヘッジファンドマネジャーの1人、エドワード・ブローガン氏が7月に入って姿を消した。「キング・オブ・トウキョウ(東京の帝王)」と呼ばれた53歳の米国人は、富、名声、そして現代美術の庇護者としての地位、すべてを手に入れているかに見えた。
旗艦ファンド「ホイットニー・ジャパン・ファンド」の運用資産は、絶頂期には10億ドルを超えた。
そのブローガン氏は現在、増資インサイダー問題をめぐる当局調査の渦中にいる。彼が率いるジャパン・アドバイザリーは6月29日、金融庁関東財務局に登録を取り消され、証券取引等監視委員会から課徴金の支払いを命じられた。東京・日本橋のオフィスは閉まったままだ。

●米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が関係筋の話として報じたところによると、「ロンドンのクジラ」と呼ばれたブルーノ・イクシル氏を含む3人のトレーダーが、米JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)を退職した。WSJは、この3人による特定のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)指数に絡む取引によって、JPモルガンは第2・四半期に50億ドル超の損失を計上するとしている。

☆「ロンドンのクジラ」が、握っていたマネーは、報道されている数十倍はあるはずだ。
今、紳士協定を破った、英国と米国の抗争が、起きているのか?
日本から巨額のマネーが盗まれている事が表に出た。

防衛する手立てを打てる事が日本に出来るのか?