碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

クローン桜 「ソメイヨシノ」  拒絶と共存・・・・

2010-04-22 20:15:49 | Weblog
今日の伊勢は、激しい雨でした。 

今年は、全国で桜が、永く咲いていました。
ソメイヨシノ・・・日本を代表する桜ですが、
その最初の樹は、コマツオトメとオオシマザクラの交配で生まれたとの事です。
日本中の、ソメイヨシノのDNAは、全く同じ完全なクローンです。
江戸時代に、結果としてクローン技術があったことは、大変興味深いです。
植物と動物の一番の違いは、動物は、自己の生存を脅かすものは、拒絶する。
植物は、共存の道を選ぶ・・・だから、オオシマザクラに接木をしても育つ事が出来るそうです。 人間は、その時、その時の状況で拒絶、共存を選択していますが、拒絶のほうが多いような気がします。 今日も、世界中で、紛争が起こっています。
 漆黒の宇宙の、この小さな小さな惑星の薄っぺらい表皮の上で、果たして、人は共存の道を、選べるのでしょうか?