碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

「Wish You Were Here」 ピンク・フロイド・・・シドへのレクイエム

2010-04-05 14:07:14 | Weblog
今日の伊勢は、曇り。  花曇り・・・という言葉の様な日です。

Wish You Were Here 『炎~あなたがここにいてほしい』

1973年に発表した『狂気』が大ヒットし、バンドは一躍スターダムにのし上がりって億万長者となった。1973年にコンサートをこなした後バンドは長期休暇に入り、メンバーは各々好きなことをして時間をすごしていた。したがって、バンドとしての活動が長期にわたって中断したため、実質的に解散状態となっていた。
こうして完成したアルバムについて、ロジャー・ウォーターズは「とうとうアルバムをつくったら、そのアルバムの内容は何も作り出せないということだった」と説明している。
こうした紆余曲折を経て1975年9月にようやくリリースされた。発売されるや全米、全英1位を記録するヒットとなった。
   このアルバムのレコーディング中、シド・バレット本人が何の前触れもなくスタジオに姿を現したという逸話がある。しかし、丸々と太った体に禿げ上がった頭という以前とは変わり果てた風貌のため、フロイドのメンバーですらシドだと気付かなかったという。シドはまだ、自分がバンドのメンバーだと思い込んでおり、「どのパートのギターを弾こうか?」と聞いてきたらしい。その男がシドである事に気付いたロジャーは、いたたまれなくなってスタジオを飛び出して行ったという。(後に、2006年、7月7日に亡くなった時、住んでいた地域やメンバーに財産を残したという)

などの逸話がある、アルバムですが自分は、大好きでした。 
 人と人との繋がりが、どんどん希薄になり、必要もされないかの様に思える時代です。  ですが、人は、きっと心の奥底では気付いているのでしょう。  人は、最後は、人との繋がりしか残らないと・・・ Wish You Were Here 「あなたがここにいてほしい」 人生の最後に残る、言葉だと思います。