碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

「坂本竜馬がゆく」 司馬遼太郎さんの・・・

2010-03-01 22:33:43 | Weblog
今日の伊勢は曇り、雨。 ひと雨ごとに春になります。
今、NHKで「竜馬伝」という番組を放送していますが、司馬遼太郎さんの原作ではなかったです。 どうりで違うな~っと思ってました。

興味深い話をひとつ・・・

「明治維新」ジョン中浜万次郎という人物が、漂流してのち、辿り着いた米国で接触したアヘン商人であるウォレン・デラノ(FD・ルーズベルト大統領の祖父)、その盟友のマシュー・ペリー提督。 上海のアヘン商社ジャーディン・マセソン商会と在日代理店のグラバー。グラバーの武器弾薬を薩長に斡旋した坂本竜馬。竜馬や後藤象二郎が海外に目を向ける切っ掛けかけを作った万次郎の「取り調べ書」。竜馬の師匠である(船酔いで働けない)勝海舟の代わりに咸臨丸を操舵した万次郎。船中で知り合った福沢諭吉。漂着した万次郎から海外事情を聞いた薩摩の島津斉彬公、故郷土佐の山之内容堂公。幕府の老中阿部正弘。これだけの人物に万次郎が大きな影響を与え、結果、阿部がペリー来航の際に開港を決め、龍馬・象二郎の「船中八策」から、五箇条のご誓文が生まれ、大政奉還へと繋がっていった・・・。

こういう見方を知っていると、今、人気の坂本竜馬という人物が違って見えてきますし、
ジョン中浜万次郎という人物が明治という時代に重要な人物だったとわかります。
この人物を、振り下げてみたいと思います。 ちょっと皆さんも調べてみては?