碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

地球帰還! 小惑星探査機「はやぶさ」・・・JAXA

2010-03-27 22:13:34 | Weblog
今日の伊勢は晴れ、寒さはまだ残ってました。 釧路では、最高気温、マイナス2度との事でした。
今夜、素晴らしいニュースが入ってきました。

地球帰還、ほぼ確実に=小惑星探査機「はやぶさ」-宇宙機構
3月27日19時23分配信 時事通信

 小惑星「イトカワ」への着陸成功後、数々のトラブルを乗り越えて地球帰還を目指す探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構は27日、地球のごく近くを通過する軌道への投入に成功した。今後も、大気圏突入に向けた軌道の微調整を続けるが、寿命が懸念されていた航行用のイオンエンジンの連続運転を終え、目標とする6月の地球帰還はほぼ確実になった。
 はやぶさは小惑星の岩石試料を採取し、地球に持ち帰るのが目標。2003年5月に打ち上げられ、05年11月にイトカワ着地に成功したが、燃料漏れや姿勢制御装置の故障などが続発。当初の予定を3年延期して今年6月の地球帰還を目指してきたが、最後に残ったイオンエンジンも寿命が危ぶまれていた。
 27日午後、神奈川県相模原市の運用管制室で、管制チームがイオンエンジンの運転を止める指令を送信。約5分後に停止が確認されると、管制チームはほっとした表情で喜び合った。
 はやぶさは、地球の高度約1万4000キロを通過する軌道に入っており、今後は、岩石試料を採取できた可能性のあるカプセルを回収するため、大気圏突入に向けた微調整を続ける。
との事です。 

はやぶさのミッションは、

2003年5月9日
打上げ
2004年5月19日
地球スウィングバイ
2005年9月12日
イトカワに到着
2005年11月12日
小型探査ロボット「ミネルバ」投下
2005年11月20日
署名入りターゲットマーカー投下
第1回着陸
2005年11月26日
第2回着陸
2007年4月
イトカワの軌道を離脱
2010年6月帰還予定

下手なSF映画より凄いです。 7年前の打ち上げです。今技術はどこまで進化しているのでしょう?いったいどんな頭脳が集まり、どうやっていけば、こんな想像も出来ない事が出来るのでしょう?
日本の技術は凄いものだと思い知らされます。 H2ロケットの技術も決してNASAにも負けていないそうです。 (決して素人の表面だけの仕分け作業で、科学の分野を潰さないで欲しいと強く願います。)   はやぶさ・・・複数回の着陸、離陸・・・イオンエンジン・・・?  小惑星イトカワ・・・ 今日から、詳しく期待と希望で見て行きたいと思います。
みなさんも、是非、JAXAのHP(http://spaceinfo.jaxa.jp/hayabusa/movie/story01.html)を見てください。
本当に、素晴らしいですよ!  「還れ はやぶさ 我が胸に」・・・