
ご訪問ありがとうございます。

仕事始め?の6日
Agは学校でしたが、昼までだったのでギリギリセーフで午後から
11月と12月に行った知能検査の結果をお聞きしに療育センターを受診しました

いわゆる この記事 の続編です

報告書は点数的なものがメインでしたが
主治医からは事細かな説明がありました


児相(療育手帳判定)を絡めるとほぼ毎年~なんらかの検査はやっていましたが
センターでは前回、4歳の時でしたから
実に3年ぶり?
それから比べると、すごく伸びています


最初の検査で定形発達児の発達から遅れがある幅は同じですが
定形発達児が発達するスピード?と同じスピード(?)で
Agも成長しているといった感じだそうです。
記述分類の項目だけで言うと
前検査の総合は平均の下
言語理解は低い(境界域)
知覚推理は平均
ワーキングメモリーは低い(境界域)
処理速度は平均となっていて
私の感触でも成長を感じます

頂いた結果には細かい検査の点数などは載っていませんが
教えていただいた中で、一際~感慨深かったのが
積木模様の検査が平均以上の素晴らしい点数だったこと

正にAgの真骨頂ですものねっ

後で調べてみたら・・・内容的に
モデルとなる模様を提示、同じ模様を決められた数の積木を用いて作る
(全体を部分的に分解する力・非言語的な概念、解法の法則性などを形成する力・自分が考案した空間構想に対象を位置づける力)
なんだそうです

それから・・・これも視覚的な提示ありきの検査ですが
記号探しも平均よりやや上の点数でした

左側の記号が右側の記号グループの中にあるかどうかを判断し
解答欄に○をつける(視覚的探索の速さ)
素晴らしいです

こうしてみると・・・Agは典型的な自閉っ子?
言語理解やワーキングメモリー(実行機能のことです)はやや弱いですが
視覚的なものにはめっぽう強い
なので支援で必要なこと(これまで大切にしてきたことや周りに伝えてきたこと)は方向性としては合っていて
視覚的手がかりの活用や
具体的で簡潔な言葉がけが大事だと確信しています

そして位置や形などを活かす力、単純作業は得意だったりするので
その辺りを生活の中でいかに活かせるかが鍵になっていくことと思います

さて・・・検査を受ける意義についてですが
内容や意味を知ることで
保護者も、子どもの弱い部分を補うような手助け
得意な面を活かした生活を子どもと共に過ごすことができる~一つのキーになるのかなぁと思います。
私は検査を受けることで落ち込んだことは一度もなく
自分が日頃から思っている通りのAgの特性が
客観的根拠として検査結果で照合できることがとても楽しいです

自分のやっている支援の内容が、Agの特性に沿ったものになっているという自信にも繋がります

ただ受けて終わりにならないように
検査ではこれからの支援のあり方を考えるいい材料になることを
もっと保護者の多くに知っていただきたいなぁと思っています

話が前後しますが・・・
今回の検査でやったDAM(グットイナフ人物画知能検査)では
4歳時、頭らしい○を描いて、そこから手と足が出ている絵~まさに頭足人そのものでしたが
今回はきちんと体のパーツを描き、全体のバランスこそ奇なれど
髪の毛や耳のぐるぐる・・・そしてちゃんと手の指も5本を描いていました

成長と共に~絵を描くことは好きな活動の一つになってきましたので
描く内容がゲームのキャラであろうと、ゲームの種類であろうと制限を設けず(時間的には制限がありますが)
自由に描かせていたのも良かったのかなぁと思います

まー芸術的センスまでには行き着いてませんけど、素晴らしいなぁと思います

あとTOM(心の理論)の結果はさんざん(笑)
ご存知、アンとサリーの問題
に似た心の理論問題が何個かありますが
全て事実のみ(目に見えていること)を理解していて、他人の心の働きを理解することができていませんでした

4歳で分かる問題も通過していないのですが
これは一生~ついてくる課題特性でもあるのですが
自己認知支援と共にそろそろ抑えておきたいなぁと思っています・・・。
一番難しい支援(今の私の中で)だし、長期的なビジョンが必要になってくる課題でもあるので
学んで行けるように、プロに助けてもらいながら頑張りたいと思います

今日もよろしければクリックお願いいたします

