ご訪問ありがとうございます。
この前の日曜日・・・またまた 水野敦之先生 のフレームワークを勉強しに行ってきました
水野先生のブログに その時の記事 がUPされていますので
詳細は割愛します
私の覚書として綴ってますので、意味が分からなくてもご了承くださいませ(笑)
今回は季節柄~欠席者が多かったようで、こじんまりとした中で開催されました。
いつも熱心な保護者の方
遠方からはるばる参加の事業所スタッフさん(何故か備後方面多し!)
そして~Agが通っていた園の先生が2名、参加されておられて
さすがT園だなぁ~と拍手喝采(心の中でw)
自分が関わっているところの先生たちが繋がっているのを目の当たりにするのは
自分の選んできた道(Agのためにと)が間違ってなかったということでもあるし嬉しいことです
さて・・・今回のテーマは「自己・周辺認知支援のアセスメントと計画の実際」でして
そもそも自閉症の人たちに何を支援していくのか?
どうして支援が必要なのか?
生活デザイン(支援)の視点についてお話しがあり
まずはアセスメントから始めるということを言われました。
多くの問題行動には表出しているものをだけを考えるのではなく
根本の軸になる部分(特性)を考えるという氷山モデルを使って
色んな要因を考える~具体的な自立を考える
そして・・・支援計画を練るという作業をAMとPM
それぞれ2例をグループに分かれて行いました
それから・・・問題行動については
年齢やその他の状況でOKな場合もあるので
全て支援の対象にはならない・・・
いったい何なのかを見極めて分析して支援するかどうかを決めるということでした。
あと・・・私の周りでの、余暇活動が広がらないという相談はよく聞きますが
水野先生曰く
好きでない活動でもお仕事のように教えることが大事なんだそうです
最初は楽しんでいなかった人でも
3ヶ月後には自分なりの楽しみ方を見つけてニヤっと微笑んだり楽しめるようになった事例もあるそうです。
私自身・・・Agしか臨床が(臨床って・笑)ないですが
好きな活動が多い子どもだと思っていて、周りにも「好きなことをみつける」視点は大事ではないかと
常々思って言ってきました。
でもそれは間違った言い方でした・・・うちの子がもともと好奇心が旺盛だったということでは決してなくて
それは、本人に分かるように見通しを持たせたり手順書を見せたりと
支援してきた上に成り立っていたのだということ
理解できないことは、やろうとしません。
理解できることはやってみて、経験してみて、そこから「好き」とか「楽しい」とか
遊びの広がりといったことに変わっていくのかなぁと思い直しました。
水野先生から方法としてのエッセンスを教えていただき、とても腑におちたお話しでした。
教えないと好きなことは広がらないのですよね
それからストレスマネージメントのお話しの中で
私たちも要因となることを書き出す
意識するだけでかなり軽減・・・そして、そのストレス要因を避ける(少なくする)ことで
定型発達の人はほぼOKなんだそうです
私はストレスと上手く向き合えていないので、これは自分に支援するのにいい手かもしれませんねぇ
自動的にやっている解消方法(無意識)を書き出して
次からは自分の意思でやる(自己防衛)の件も
うわーっと納得しました
ちょうど同じように、Agにも感情コントルールの前段階で
支援を始めたばかりですが、流れとしては同じ(しかもまずは親本人からするって)
なるほどなぁ~と
全ての支援(枝葉の部分)には共通するエッセンスが多分にあり
自閉っ子に対する支援については
その全てが特性を軸に考えるという一貫した学びを、ここでも実感しました
プロセスを重視することについてのお話しも
すごく重要でとても為になりました
同じ視覚的支援であっても、プロセスや目的(目的は自立)が違うと間違え
技術論は言わない、どんなことを意識するかを伝える講座内容です。とおっしゃられてましたが
本人の特性を考えて、本人にどう取れるのか
本人にとって意味のある言葉であったり内容でなくてはいけないとか
裏付けの大事さ、リアリティや真実味の情報の大切さが
本人にとって理不尽ではない支援となるようにとのことだったので
私たちは気をつけなければいけないなぁと思いました。
グループワークでディスカッションして発表
そして水野先生からのアドバイスなどで
事例を重ねるという意味がやっと(やっとかよ!)分かったような気がします。
ワークの題材は、5歳児のお子さんがスーパーに行った時の支援方法の概要を保護者に説明することと
人との距離が近すぎる高校生の男の子への接触についてを支援すること
または、勝たないと暴言を吐くことについてのの支援でしたが
本人の特性や何で理解するのか?などを頭に置いて支援を考えていきました
周辺のことを知る支援については
色んな状況があって、その都度~こんな時はここまではOKとか
事例を積み重ねることが大事といった
なるほどぉ~事例を丁寧に重ねるってそういうことだったのねと
妙に腑に落ちたりした、とても有意義な1日でした
※一部手直しが必要ですので参考にしないでください(笑)
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