下町の風物詩、三社祭が今年は5月17・18・19の三日に行われました。 この間で毎年150万人の人が訪れると言われています。 ハッピを着た担ぎ手達が、かけ声も勇壮に神輿を担ぐ姿が迫力満点です。 写真は雷門前の様子です。
三社祭の由来は、「浅草寺」の東側にある「浅草神社(旧称 三社権現社)」のはじまりにさかのぼります。 推古天皇の時代(628年)、桧前浜成(ひのくまのはまなり)・竹成(たけなり)兄弟が隅田川で漁をしていると人型の像が網にかかりました。 郷土の文化人であった土師真中知(はじのまつち)に相談し、それが観音像であると教えられました。 土師真中知は僧となり、自宅を寺にして、この観音像を奉安したのが「浅草寺」の起源です。
土師真中知の死後、その嫡子が三社権現と称して、前記の三人を神として祀ったのが「浅草神社」のはじまりと言われています。 三社祭は観世音の夢告を受け、正和元年(1312年)にはじまった船祭が起源と言われています。
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