直径80メートルの巨大な風車が、海からの風でゆっくり回転していました。 柱部分には、鉄腕アトムや火の鳥などのキャラクターが描かれています。 写真は江東区若洲風力発電所です。 風が電気を生み出す風力発電は、太陽光発電と共に再生可能エネルギーの中核です。 風は自然の再生可能資源であり、また地球の温度変化を引きおこす排出ガスを出さないクリーンなエネルギーでもあります。 ここで作り出された電気は、6600ボルトに昇圧され、電力会社の配電線に連携して付近の施設に供給されます。
参考までに仕様は次のとおりです。 型式:水平軸プロペラ形、定格電圧:600ボルト、定格出力:1950キロワット、ハブ高さ:60メートル、ロータ直径:80メートル、ロータ回転数:10.9~19.1(1分間当り)、製造年:2004年3月、起動風速:4m/秒、定格風速:12m/秒、カットアウト風速:25m/秒
現在、福島県沖に世界最大規模の浮体式洋上風車の建設が計画されています。 日本は海に囲まれた国です、設置場所を洋上とすることで大きな発電エリアが見込めます。 福島県沖の洋上風車は7メグワット(7000キロワット)2基を海に浮かべる巨大プロジェクトです。 震災復興に貢献するために、是非実現して欲しいものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます