雷神の街歩き

高電圧機器を点検しながら東京の街を歩いています。
雷神の見た街の片隅の電気設備を紹介するページです。

雷神、デジタルコンテンツEXPOを見る

2014-10-27 20:55:16 | 日記

10月23日(木)から26日(日)まで日本科学未来館でデジタルコンテンツEXPO 2014が開催されました。

コンピュータグラフィックスやバーチャルリアリティをはじめ、医療やバイオなどコンピュータ技術を合わせた最新のデジタルコンテンツ産業のイベントです。

研究者や企業関係者、また一般の人も訪れて賑わいました。

               
               月面探査ローバーです。民間企業の開発品です。

               
               国際学生対抗バーチャルリアリティコンテストのブースです。 高校生、高専生も参加しています。

               
               企業や大学研究室のコンテンツ産業のブースです。

               
               科学未来館のシンボル・半球ディスプレイです。

雷神、水トリーとは何でしょう

2014-10-22 10:46:56 | 日記
電力会社の高圧配電線から直接に高圧電気を受電している自家用電気設備と呼ばれるものでは、まれに内部の事故で停電することがあります。
原因としてケーブル事故が全体の約40パーセントを占めると言われ、そのほとんどが水トリーによるものです。

水トリーは、ポリエチレンなどの高分子絶縁材料が、長時間にわたって水が存在する状態で高電界中におかれると、絶縁体中に水が浸入し劣化する現象です。
その形状が樹枝状に発生することから水トリーと呼ばれています。

写真は6.6kV用CVケーブルのトリー断面で、白く樹枝状に成長しています。

水トリーの発生防止対策は、ケーブルの敷設時に浸水を防止することだと言われています。
そのためにはケーブルに傷をつけないことと、定期的な診断が必要です。

               
               
               外導水トリーの例、白く樹枝状に成長しています。

               
               6.6kV用CVケーブルの絶縁破壊箇所です。




雷神、都電の整備工場を見学する

2014-10-05 16:36:01 | 日記
10月5日(日)「都電荒川線命名40周年記念」セレモニーが荒川車庫で行われました。
あいにくの雨の中でしたが、古い部品や装置を買い求める熱心なマニアなど、多くの都電ファンで賑わいました。
メーンは 1 都電車庫と整備工場の見学
       2 記念グッズの販売 です。              
               

写真と説明を次に示します。
               
               電車を走行させるために最も重要なひとつがモーターです。解体した直流モーターで、回転子(電機子)と固定子(界磁)が2台ずつ並ん
               でいます。

               
               以前は、整流子のある構造の複雑な直流モーターが主に用いられていました。

               
             現在は、半導体技術が進歩し、サイリスタ・インバータで交流に変換して、周波数を変えて速度調節する交流モーターが用いられています。
              小型にもなりました。 但し、架線とパンタグラフには直流が加わっています。

               
               コントローラーです。

               
               電源 入れ、切り 用の電磁接触器です。

ピンクにライトアップされた東京タワー

2014-10-02 14:25:13 | 日記
東京タワーが、いろいろなライトアップをして私達を楽しませてくれます。
10月1日夜は全体がピンクにいろどられました。
「乳がん早期発見啓発キャンペーン」です。

ダイヤモンドヴェールと言って、特別な演出をした夜は、24時までライトアップしています。
次回は10月8日(水)「満月ダイヤモンドヴェール」です。
東京スカイツリーとの競演も楽しみです。
会社帰りの人やカメラマンが、周辺を訪れて賑わっていました。

配色は、ピンクのフィルターを被せた投光器で照らしています。
写真のような装置を、敷地の周囲4箇所に配置して、上向きにタワーに合わせて投光しています。