さっきまで、世界選手権の決勝「Spain vs. Greece」の再放送を観ていた。
この試合が行われたのが9月3日だから、もう4週間も前のことなんだ。。。
スタンドの高いところから見るのと、今日、画面を通してみるのとでは全然違う。でも感動したのは同じ場面。Pauのために、チームが一体となって集中力を切らすことなく、ギリシャと戦っていた。戦前のほとんどの予想を覆した勝利。150%の力をそれぞれが発揮できた試合。
どのスポーツも、やっぱりメンタリティに依存するところが大きいということがよくわかった。
チームプレーってやっぱりいいなと思う。一人でやるよりも、みんなで喜びも辛いこともシェアできる。
改めて、今日、そう感じることができた。この試合は、永久保存版だ。
女子の世界選手権は、Australiaが91-74でRussiaを破って優勝。
希望通りでニンマリした。それにしても、みんな綺麗だよねぇ。なんとなく顔が似てなくもないかな~。
MVPはこの試合で28得点だったPenny (Penelope) Taylorが獲得した。大本命と思われていた、Lauren Jacksonは16得点、Rebounds11だったんだけどなぁ。。。 残念。
でも、私の中ではMVPなので、彼女の写真をのっけよう。
金メダルを手にしたLaurenの満面の笑み。右肩にはAustraliaの国旗がペイントされている。
もう一枚いっちゃおう! Russiaの美女、Maria Stepanovaとのマッチアップ。2人ともうつくし~
さて、3位決定戦は、アメリカがブラジルに99-59で楽勝だった。
この日のTop Scorerはもりたさんが気にしているDiana Taurasi。Statsは2Pts5-8, 3Pts6-8, 28Pts。しかもPTが16:16だったからすごい! あまりの大差にSue Birdと余裕の表情。
今日は、PTの少なかったSue Bird(Left)でした。
Washinton MysticsのDeLisha Milton-Jones(Center)とDetroit ShockのCheryl Ford(Right)と喜びの表情。
長いシーズンを戦って、POもあり、そしてこの大会。選手の皆さん、お疲れさまでした。
また来年の5月に新しいシーズンが開幕するのを待っていよう。
2007年のFinalに残る2チームは、私の中でDetroitとSeattleと決めている☆ (早すぎ~)
今、女子の世界選手権がブラジルで行われているのだけれど、こちらもフィナーレ間近。
アメリカチームの50連勝(世界選手権&オリンピック)が止まった。ロシアとの準決勝で。75-68の惜敗。
このチームを率いる、Seattle StormのAnne Donovanさん。優勝まで導くことができなかった。
Stormの司令塔、Sue Birdはフェイスマスクをしながらのプレーだったけれど、及ばなかった。。。
男子も女子も「アメリカ優位」の時代はもう終わったのだろうか? 私が気づかなかっただけか・・・
決勝戦は、Australia vs. Russia。StormのLauren JacksonがAustraliaチームにはいる。絶対に優勝して欲しい! しかし、Russiaチームは美人揃いでビックリした・・・っていうのがホンネ。
USAはBronze Medalをかけて、地元Brazilと対戦。Cheryl Fordが準決勝で全くプレーしていなかったのが気になるのだけれど、なんとか勝ってほしいなぁ。。。

Steve Kerrの記事より。
アメリカチームの結果は同じ、銅メダルだった。でも、2004年のオリンピックと今回の世界選手権の違いは歴然としている。
2004年のチームは、PT、ショット、そしてコーチングに不平不満がでていたけれど、今回のチームは対照的にとてもうまく構成されていた。チームとして戦うことがちゃんと義務付けられていた。ボールをシェアすること、チームメートを応援すること。個人レベルでの献身的な姿勢そのものは、PTやStaticsや役割分担にちゃんと表れていた。一番大切なことは、今大会と日本の地元ファンに対して、敬意が払われたことだろう。LBJ、WadeそしてAnthonyの3人が銅メダルを決めたゲームのあと観客に向かって敬礼していた図はとても素晴らしいものだった。
アメリカチームは今回もゴール、それは金メダルをとること、に到達することが出来なかったが、Mike Krzyzewski'sのチームはこれから2年間の間で金メダルを取るべくやることが山積している。いいニュースは今回のトーナメントで多くのことを学んだということ。
金メダルへの過程は道半ばだし、将来の成功(=北京での金)の見通しは明るい。だが、ある程度変えていかなければいけないことはある。
以下に挙げるのが今大会でのWinnersとLosersである。
THE WINNERS
Carmelo Anthony – アメリカで一番よかったプレーヤーである。一番得点を期待することができたし、いざと言うときには一番のシューターだった。常に高いものを目指し、いいチームメイトであり、リーダーであり、そして自分自身がチャンピオンであるかのように自分自身を鼓舞していた。
LeBron James – LBJはプレーメイクとディフェンダーとなる役割を引き受けていた。WadeとAnthonyにオフェンスをまかせて。. プレーヤーにとって、いつもと違った役割を引き受けることだけでなく、喜んでやりとげることは時として批判が集まることがある。しかし、Jamesは自分がそうすることで、チームの調和を保持してしたのだ。
Dwight Howard – 彼はいいプレーをしたということではなかったがOKだった。身体のサイズと国際大会での身体能力は、今後何年もチームの固定メンバーであり続けるだろう。
Shane Battier – 2004年以降、role playerの必要性が叫ばれた。Battierにおいて、アメリカチームはその一人を手に入れたと言えるだろう。彼のチャージ、loose ballに飛び込むさま、3Ptsを沈めこんだこと。チームの重要な部分であった。
Elton Brand – 彼はアメリカチームのもっとも信頼できるスコアラーだ。Greece戦では結果を残すことが出来なかったが、このチームの固定メンバーとなりうるだろう。
Dwyane Wade – 彼のGermany and Greece戦でのショットは外れていたが、Argentina戦では持ち直して、綺麗に決めていた。
THE LOSERS
Brad Miller – あまりプレーするチャンスをもらえなかっただけ。彼の年齢では、この先チームに入ることはないだろう。Coach K の望むところにFitすることができなかったためにベンチを暖めていたということだ。
Chris Paul – 彼は実によくポイントに絡むプレーをしていたが、いいチームに対しては、一貫性のないシュートを露呈したようだった。Greece and Germanyの両チームはZone多用してきたため、top of the circleで彼をカバーすることに手を焼くことはなかった。
Kirk Hinrich – Paul同様、 Hinrichも今大会いいプレーをしていた選手だ。だが、これもPaul同様なのだが、彼のサイズのなさが問題だっただろう。 Greeceのbig point guard, Theodoros PapaloukasはHinrichのプレッシャーにも動じなかったし、準決勝の試合全体をコントロールしていた。Hinrichは本当に良くやっていたのだけれど、もっと体格の大きく、フィジカルに強いPGをもってくるというストラテジーに変えるかもしれない。おそらくLeBronかChauncey Billupsになるだろう。(この部分、激しく同意!!!)
Joe Johnson – 彼が今大会で悪かったということではないが、少なくともPTにおいては控えと言うことになる。Kobeが戻ってきたら。。。
Man-to-man defense – アメリカチームはプライドを捨てて、来年の夏はゾーンディフェンスでプレーすることになるだろう。ゾーンが少なかったことが、Greeceの高いスクリーンアンドロールプレーを助けたことになったかもしれず、それは、後半チーム自身を苦しめてしまったのだ。
Perimeter shooting – 実際にチームとしては36.9%という3Ptsの成功率は4%もGreeceよりいい数字だ。しかし、チームのRosterには少なくとも一人はいいシューターが必要だろう。おそらくそれはMichael Reddであろう。国際大会では、NBAのチームにいるときよりもシュートの数が減ってしまう。 Paul, Wade やJohnsonはその点では15から18本を1試合に打っていたが、そのうちの4・5本はどうでもいい感じの様相を浮き彫りにしていた。ReddもしくはRay Allenが入ったら、それは自動的に脅威となり、Team USAの欲していたもの、それは点が欲しいときにオープンショットを100%決めることのできる選手だ。
これはあくまでもKerr氏の意見ですからね。。。皆様、思うところは沢山あるでしょうけれど。
とうとう最後の試合。それもアリーナで観られたことにすごく感謝して書きたいと思う。
Final Game : Greece 47 : 70 Spain
USAに圧倒的な力で勝ったGreeceに是非とも優勝してもらおうと、この日、私はターコイズブルーのピアスとTシャツを身に着けた。靴だけは薄い水色になったけれど、ほぼGreece応援仕様。でも、直前になって気が180度変わってしまった。BenchにいるPauを見てしまって・・・松葉杖で入ってきた彼がすごく痛々しかった。いちいち立ったり座ったりしなくてもいいと思うのに、みんなと一体になるべく左足をかばって輪の中に入っていこうとしていた。そしてスタンドの7割ほどが強烈なGreece応援団。「え?そんなにあっさり変わるわけ?」くらいな勢いでSpainの応援に加わる。
1st Qtr、一進一退の攻防が続く。すごくスリリングで観ている私は平常心が保てない。心臓ドキドキ、胃はシクシク痛む。こんなのあと30分も持たないって感じだった。ただ、残り5分を切ってからGreeceのスコアが伸びない。逆にSpainはCalderonと不調だったNavarroが点を重ねていく。12-18で終了。でも、アメリカ戦のこともあるから全然安心できない。お互いディフェンスが強いから、後半になったらボディブローのように効いてGreeceにチャンスがでてくるかもと思ったからだった。
2nd Qtrは、#10のJimenezと#15のGarbajosaの2人が頑張った。
Jimenez(下の写真で左端のヒト)はこのピリオドRebound3(Total 11)、STL1、4Ptsの活躍。数字には出ていないけれど、ボールの動きを予測した次のプレーができるという感じの選手。だから、シュート率の悪かったGreeceは2nd chanceのプレーができなかった。Garbajosaは3本の3Ptsを沈めて、攻撃に勢いをつけた選手。いやぁ、これがまた綺麗に決まるのだった。だから私は周りのGreeceファンを尻目に、大喜びしていた。ガッツポーズあり、バンザイあり、「きたぁ~!」とか「Yes!」と叫んでみたり・・・ 隣のカップルからすれば、すごくイヤなオンナだったに違いない。彼らはため息ついて沈黙していたから。。。
真ん中の選手がGarbajosa。来シーズンからCalderonのいるRaptorsに入るので、また観ることができるかな。RaptorsのFは新戦力が複数いて、それにBoshもいるわけで・・・ ひょっとしたら台風の目になるかもしれない。
23-43で前半終了。誰がこんなスコアになると予想しただろう。私は、PauのいないSpainがボロ負けしちゃうんじゃないか、だから少しでもいいゲームになるように応援しようって思ったのに。
でも、後半もSpainの集中力は途切れなかった。終盤のNavarroとGarbajosaの3Ptsが、USA戦で疲れ切ってしまったGreeceの息の根を止めてしまった。
これはPau不在の効力だったのかもしれない。彼抜きで戦うことが劣勢と伝えられていただけに、ベンチと選手が一体になってなんとか試合に出られないPauのために・・・という思いでずっと戦い続けることができたから集中力がどの選手も切れることがなかったように見えた。
Garbajosaは言っている。「この試合、普段100%の力を出すところをPauがいないから150%出そうって昨日皆と話したんだ。彼を失うことは"A Very Hard Blow"だからね。。。」
このヒトも頑張ってたのですよ、一番上の兄ちゃんのために。Marc Gasol。
USA戦でいい働きをしていたBaby Shaqの動きを彼は封じこめていた。Loose Ballにも身体を張って飛び込んでいってたし。Reboundも頑張って取っていたし。 よくできました☆
残り時間が少なくなっても大量リードは変わらない。勝利を確信したTeamはハチマキを巻いてもう、あとは時間が経つのを待つだけ。。。
MVPはPauになった。文句ナシ。チームで一番点を取り、Reboundを取り、大車輪の活躍だった。
地上波では決勝トーナメントがこの1試合しか放送されていないから、その試合だけご覧になった方がいらっしゃったら、「なんだ、ギリシャって弱い。。。」って思われるかもしれない。あえてそんなことは絶対にないと言いたいかな。たまたまこの試合、そうなっただけだと。ギリシャは本当に強いいいチームだった。アメリカは残念ながら、仮にSpainと対戦しても勝っていたとはちょっと思えない。。。 でも、この大会での銅メダルは、2008年のオリンピックに向けてのいい材料になると思う。
どの試合も、ジャンプボールで試合が始まり、終了を告げるブザーが鳴るまでは、何が起こるかわからない。それを観たいがために、何かに取り付かれたようにせっせと足を運んだような気がする。
今年の夏は楽しかった。たくさん色んなものをもらって・・・ ありがとう☆
8月19日から始まったバスケット世界選手権もついに終わってしまった。
昨日、書くことのできなかった試合のおさらい。
Game 1 - Lithuania 77 : 62 Germany
1st Qtrで流れをつかんだLithuania。でも、2nd, 3rd Qtrで49-49と同点にされたけれど、Germanyはそこから抜け出すことは最後までできなかった。Dirkが完全に抑えられていた。来シーズンをWizardsで迎えるSongaliaが頑張っていたおかげ。あんまりDirkが得点を入れているような感覚がなかったのだけれど、それでも18Ptsか。。。 彼にしたら少ないというところだろう。47点入れたゲームをみたからちょっと物足りなかっただけなのだけれど・・・
来シーズンのMavsもあなた様の出来にかかっております。ゆっくりお休みくださいませ。
初めて観たLithuania。このチームもディフェンスがよくってまとまりがあったなぁという感じ。
どうしてTurkeyに負けちゃったんだろう・・・ ってふと思ったりした。
で、ちょっと注目した選手はGuardのMacijauskas。あまりにGermanyのディフェンスが彼にふりまわされていたので、Dirkが彼のディフェンスをやる羽目に。
Honetsでプレーしていた選手なんだそうだ。あそこにはCP3がいるしなぁ、ちょっとシンドイよね。
試合は観ていてとっても楽しかった。そして、Lithuaniaの応援団にも楽しませてもらった。
大太鼓の応援団。息がぴったり。逆サイドのLithuanianの固まりとタッグが組まれていて、ホントにヨーロッパから来た人たちは応援するのが上手いなぁと思った。タイムアウトの時には自分達から常にWaveを起こしていて・・・ やっぱり国民性かな。 日本人はやっぱりShyだと思う。松岡修造さまでもいたらよかったかもしれない。
よくよく考えたら、GroupCだけ観にいってないことに気がついた。一番近いのに。しかもこのグループ粒ぞろいでお勧めだったのだ。 行っていたら・・・ Lithuania応援団に混じって大騒ぎしていただろうか?
今日の2試合もかなりオイシイものになった。
つい最近とれたチケットの割には、私の席は、後方の通路を隔てて一番前でしかも一番左端。
FranceとArgentinaのベンチと向かい合うという結構いい席だった。かなり得をした気分。
Game 1 - Turkey 56 : 64 France
このゲームは一度も観たことのなかったTurkeyチームがどんなプレーをするのか興味があった。
ripさんおすすめの#10、Kutluayは残念ながらPTなしで観ることはできませんでしたぁ。(いかにもトルコ人って感じのお顔立ちだねぇ。。。)
1st Qtr、FranceがWeisを中心に点数を重ねてた。一方のトルコはシュートの精度が悪くてなかなか点が取れない。20-7で終了。珍しくFranceが点を取るゲームになるのかと思いきや・・・
3rd Qtrになってトルコの逆襲が始まった。Asturが面白いように3Ptsを決めて、Akyolも点を重ねて、前半に15点あった差がこのピリオドが終わったら6点差まで詰められてた。ちょっとまたいや~な予感。しかも、FTが入らないし・・・でもなんとか最終ピリオドはTurkeyのシュートミスも多かったから助けられたかなぁって感じがした。
Sonicsファンとしては、やはり彼のプレーに注目した。
ジャンピングGelabale! 今日は、PTも少なくて(ファウルがちょっと重なったのと控えのFoirestの調子がよかったから)そんなに点数を上げることはできなかったけれど、彼の唯一の得点だったDunkシュートは充分私の中で印象に残った。お~!と思うほど彼がジャンプして取ったリバウンドもあったし。
来シーズンがRookie yearになる彼は、Rashardの控えとして活躍してくれるんじゃないかという個人的希望。SwingmanだからRayのSubでもOKだろう。SonicsのHPでは彼の写真がTopで取り上げられたりすることもあり、確実にファンの中に浸透しつつあると思う。おとなりのPetroくんは、今大会では精彩を欠いたところもあったけれど、ファンとしては、SwiftとSeneとともに頑張って欲しいところ。期待してるよ~!
今度行くときは、Gelabaleのかぶりものでも用意しようかなぁ。(ってかぶる勇気はないxxx)
Game 2 - USA 96 : 81 Argentina
USAのスターターは、Hinrich, Wade, LBJ, Melo, Howardと勝ちに行く気満々の布陣。一方のArgentinaはいつもと同じ、Sanchez, Manu, Nocioni, Scola,Oberto。
この試合、アメリカ寄りの応援をするつもりだったけれど、ゲームが始まったらもうどっちでもいいくらいの感覚になってしまった。それくらい、ひとつひとつのプレーに魅力を感じたし、どのゴールにも手をたたいてたような気がする。
序盤、アルゼンチンのリズムのいい攻撃があった。点の取り合いですごく面白い。
PG SanchezのNashチックなパスが綺麗に出ていて、私はその速さについていけない。そして、Scolaが面白いように点を重ねてゆく。アメリカはまたシュートが入らないし、FTも重症。まるでBenかShaqを観ているようだった。
で、前半誰よりも頑張ってたのが(贔屓目?!)、我らのCarlos Delfino!何しても決まるって感じだった。Spain戦でファウルアウトをくらってしまい、とても悔しかったのだろう。その鬱憤をぶつけてきたように見えた。ディフェンスも頑張り、3Ptsも決めるわ、インサイドに早いスピードで切れ込んでDunkまでしちゃって!
残念ながら後半は沈黙してしまったのだけれど、私はとっても満足した。思わずripさんに実況中継のメールまで打ってしまってたくらいだった。(おじゃましてしまってゴメンナサイね、ripさん)
前半終了直前にMeloの3Ptsで逆転したUSAは、3rd Qtrに入るとWadeとLBJの活躍で点を重ねてく。Argentinaも食らいついてはいくのだけれど、前半のようにシュートが決まらなく、USAのいいディフェンスからTOがあったりしてなかなか点差が詰まっていかない、むしろじわじわと開く一方。
残り4:02 でLBJのキョ~レツなダンクが決まった。試合の流れを決定付けるような意味があったと思う。
このダンクの後、波に乗ってLBJの連続得点でUSAがこの試合初めてリードを2桁に乗せたのだ。
観客は大喜び。私は別の意味で大喜び。
だって、あのショットを生み出したのはBattierのStealだったからだ。こんなこと誰も思わないよねぇ…と自己満足に浸って観ていた。「小さなプレーの積み重ねがビッグプレーに繋がる」まさに、Shaneの真骨頂といえるだろう。
ありがとうBattier!きっと来シーズンはT-MacとYao Mingのビッグプレーに絡むチャンスが増えるはず。なので、私はRocketsもしっかり観ることにする。(大変だ・・・)
ひねくれ者の私が最高につまんなかったのは、4th Qtrに余裕が出てきた辺りから"D"Wadeが一人でバスケをやってたことだ。ちょっとシュートがよくなったと思ったら、自分だけで決めちゃって…
あれは個人的には興ざめだったかな。(Wadeファンの方、ごめんなさい。Pistonsファンはやはり彼を受け入れられない・・・こんなの思うのは私だけなので、放っておいていただけると嬉しいです。)
みんなは大喜びだったけどね。
アルゼンチンは前半での力を使い果たしたのかもしれない。ScolaやManuのファウルトラブルが試合の流れを引き寄せる時に遠ざけてしまった一因になったのかもしれない。ScolaはCP3相手に激怒して、一時場内が騒然となったときがあった。後でNocioniがCP3にフォローしてたのが微笑ましかったけれど。
ということで、Franceは5位、USAは銅メダルを獲得することが出来た。
Boshは「この試合に負けたら、サンドイッチを持って帰らなきゃなんないのか・・・」ってコメントしていたけれど、大丈夫。銅メダルっていうお土産ができたよ。
そして今回の結果を踏まえて、2008年に向かってまたチーム作りが始まる。OlympicでのGold Medalを掴むために、この大会で、銅メダルに終わったことは結果的によかったのかもしれないし、2008年のドリームチームがどうなるのかにも期待しよう。Kobeは必要なんだろうか?私は別に・・・って思うけれど。Chaunceyは必要だなぁ、CP3の更なる成長のためにも絶対に。
この大会で一番私がオイシイんじゃないかと思っていた2試合。
ラッキーなことに、当日チケットが舞い込んできた。でも・・・
とても受け入れ難い結果になってしまったのだった。
Game 1 - Greece 101 : 95 USA
1st Qtrこそ、ジリジリと差を広げるUSA。このままで・・・と思っていたのだけれど、Statsよりもシュートが入っていないって感じがあって、逆にGreeceは数字以上にシュートが決まっていたような印象を受けた。特にここってときの3Ptsが決まっていたのはGreeceのほうだったと思う。
なにしろずーっと10点以上、常に離されていたような気がする。
Greeceは"Baby Shaq"のニックネームを持つSofoklis Schortsianitisのインサイド攻撃がよかった。同点に追いつき、逆転し、差を広げる時に彼の存在は効果的だったと思う。点数を取るのに一苦労しているUSAとはすごく対照的に、とても簡単に一番確率の高い方法でGreeceは加点していたように私には見えた。これでチームも勢いがついて後は前に向いて走るだけ。応援団も大興奮状態。
彼の連続得点で、Team USAはFreezeしてしまったかもしれない。
FTが恐ろしいほど入らない。会場からは連続でため息が漏れた。Chaunceyがいたらなぁ・・・とちょっと思った私だった。
残念だけど、Greeceは勝つべくして勝ったと思う。Skillの素晴らしいTeam USAよりTeamとして数段上だった。こうなったら、Greeceに優勝して欲しいかな。
Game 2 - Spain 75 : 74 Argentina
こちらも2nd Qtrを制したチームが勝ってしまった。Game1同様、Argentinaも1st Qtrに点を重ねて波に乗るかと思われたのだけど、なにしろにFGの成功率が悪かった。3Ptsはそれほどでもないのだけれど、確実に2点取りたいときに、決められなかったのだ。Manuの華麗なペネトレイトがあっても、レイアップが決まらなければ、ステップワークにどよめきが起こっても、それはため息に変わってしまう。
一方のSpain。Pauはいつも一定した仕事をしてくれる。Argentinaのシュートが決まりそう!と思ったら、彼の手がぬ~っとでてきて、この日もBlock3本。
印象に残ったのは、#11のS. Rodriguezと#15のGarbajosaだった。Rodriguezは放った6本のシュートのうち、外したのは2Ptsの1本だけ。Garbajosaは大きい選手だけれど、こちらも3Ptsを入れないで!って時にかる~く決めていた。
Spain7点差で始まった4th Qtrが一番この日で面白い展開だった。時間を追うごとに点差が4点まで縮まってくる。残り1分で72-74になった。Manuの貴重な2点シュート。そして、残り22秒でScolaがファウルをもらって2本のFTを決める。74-74の同点!!! 会場はすごい盛り上がりをみせた。残り19秒、そこでアルゼンチンはファウルゲームに出た。しかも、相手が1本外してしまって、74-75。最後のワンプレー、必死に守るSpain。シュートを決めたいArgentina。すごくエキサイトした場面。逆転の望みをかけたNocioniのシュートがリングに吸い込まれることもなく、相手にリバウンドを取られて万事休す。。。
でも、2試合ともいい試合だった。予選とは違ってレベルの高いゲーム。そして、実際に何が起こるかわからないところがトーナメント形式の面白いところ。観に行けてとてもよかった。(チケット、thank youでした☆)
と言う訳で、この日行われる順位決定戦は以下のとおり。
Game 1: Classifications 5-6, Turkey vs France
Game 2 : Classifications 3-4, USA vs Argentina
この日のチケットを、先週の土日にさいたまへ行って来られた方々の影響を受けて、月曜あたりに買ったのだけれど、Game2の組み合わせは全く予想していなかった。むしろ、3日の試合と思っていた。今でも、これから自分が観ることができるのに、気持ちはとても複雑だ。でも、せっかく行くのだから楽しまないと。
すごいなぁ、今日はDiaw, Galabale, Petro, Manu, Delfino(今日は頑張ろう!), Sanchez、えとせとら。そしてTeam USA。いろんな選手を見ることが出来るのだ。なんてラッキーな私
今日もちゃんと試合があったのですよ、世界選手権。(ま、そんなのは皆さんご承知でしょうね)
Qtr-Finalsで惜しくも負けてしまったチームがぶつかり合う5-8位決定戦。
Game 1 - Lithuania 84 : 95 Turkey
予選でもぶつかり合ったこの2チーム。今日も勝ったのはTurkeyだった。
残念ながら、Lithuaniaはまた涙をのんでしまうことに。。。
FG%などほぼ互角なのだが、シュートを打った本数と決めた本数が違っていて、それはTOの差にもでていたのかもしれない。
Game 2 - France 75 : 73 Germany
今日もへとへとになって帰ってきて、いざPCを立ち上げると・・・残り2分ほどで、70-71でFranceが負けてた。あ~、やっぱりダメかなんて思ってたら、更に悪いことに70-73になったじゃない!残り時間はあと1分。これまでだと、これで終わりってパターンだから、やれやれ残念でした記事を書かないと・・・とガックリする。
Live Scoreの画面が変わった。73-73!!! うわぁ~、Gomisの3Ptsが決まったみたい。
残り21秒。ドイツボールだからキツイかなぁと思ったら、Gomisがまたすごいことを!OkulajaからSTLしたよ! で、DiawがファウルをもらってFT なんてシビれる展開。そして美味しいシチュエーション。
そしたら、あらびっくり、2本ともFT外しちゃった、Diaw。。。 またドイツボールじゃん。もうだめかぁ~xxx
って時に、汚名返上のSTLをしたDiawでしたよ。そして、Gelabaleにぱ~す!
そしてDiawからのパスを受取ったGelabaleは、インサイドに切れ込んで(ホント?!)シュート
Dirkのディフェンスを振り切って、Winning Pointを決めたのでした。
Benchは大喜び。Petroくんは、もう応援団になっていた。。。(PTゼロ)
まぁ、いいか。こんな勝ち方をすることが出来たのだから。。。正直なところ、今日は負けちゃうだろうと思っていたのだ。 あ~よかった。すごく嬉しい。その理由はもうすぐわかります。
で、この結果を受けたClassificationsの試合が
Classifications 5-6 : Turkey vs France on September 2
Classifications 7-8: Lithuania vs Germany on September 3
ということになった。
さて、明日はいよいよ準決勝。実力伯仲、すごい試合になるだろうなぁ。観に行きたかったな。。。
また、おうちに帰ってから結果チェックになりそうだ。 ひーん
今日もさっさとお仕事終えてパソコンの前に・・・ って思ってたのに、全然終わんなくって
結局、Game2の3rd Qtrで、USAが引き離しにかかったところまでオフィスに居た。かなし~。普段からい~加減にやってると、こういうときドッと疲れがくるxxx とほほ。
さて、気を取り直して本日のおさらい。
Game 1 - Greece 73 : 56 France
こんなに差がついてしまうものなんだろうか。かなりショックだった。
確かに、Franceの得点力のなさはどうしようもないとは思っていたけれどFG%が30%台だとお話にならないなぁ。。。あとの数字はそんなに言うほど変わらないのに。
正直なところ、この試合はDiawが爆発しちゃったりなんかして、そしてGelabaleも頑張ったりなんかして、いつもよりも段違いに今日はノリノリのオフェンス!ってなったらいいなぁなんて思ってた。そうしたら、ひょっとして、ひょっとしてFranceが勝ったりなんかしてぇ~、大金星だ!まで考えてた。儚い夢に終わってしまったけれど。
一応、この日のトップスコアラーはGalabale。今日も飛んじゃっていました。
今日も積極的にRebound取りにがんばってた。5つはまぁまぁかな。Fにしては小さいかな。
Sonicsファンにも、彼はいい感じの印象を与えているみたいで、それはそれで嬉しいのだけれど、果たしてRosterに入れるのかなぁ。ファンの中に、彼のディフェンスを褒めてた人がいたな、そういえば。案外いけるかもよぉ。 がんばれMichael!
ちなみに、FIBAのHPの中で「BEST YOUNG PLAYERS - FAN SELECTION」なるものをやっているが、彼と同じSonicのPetroがノミネートされてた。
Game 2 - USA 85 : 65 Germany
いやいや、前半シュートが決まらないUSA。Meloぉ、どうしちゃったのよ、って感じ。
じゃあ、どうすればいいのかというと、D-Fenceするしかない。TargetはもちろんDirk。
当然のようにディフェンダーはこのヒト、Battier!!!
今日はシュートが全然決まらなかったけれど、数字には見えないチームへの貢献がここにある。
Dirkを15Pts, 5TOに抑えることに一役かったかな
そして、3rd Qtrに入って、Coach Kが送り込んだ布陣が、LBJ, Melo, Hinrich, Johnson, Howardの5人。最初の1分で3TOを誘って、そしてここで点差を広げることに成功!Rescue Car, Meloのおかげ。
やっぱり、彼が決めないと、どうもこのチームは波に乗れないような感じがしてきた。。。
いつもはクールな様相を醸し出しているこの2人も吠えてます。
怒涛の攻撃を見せたこのQtrだけれど、やはりベースにあるのはディフェンス。5つのブロックと7つのスティール。そして、とどめはCP3のブザービーターだったそうだ。(写真はNo-look passだけれど。。。)
次世代のNashか!それ以上かな。 観たかったなぁ。。。
心配なのがDwayne。loose ballを争った際に目の辺りをケガしてたみたいだった。大丈夫だといいけれど。
これで、Semi-Finalsの組み合わせが決まった。
1. Argentina vs Spain
2. Greece vs USA
どのチームが勝つのが、全く予測できなくて・・・
9月1日に行く方々は本当に本当に幸せだよねぇ。 未だに、放送してくれないことをひたすら恨む私だった。