仙台を後にして、Team USAの待つ札幌へGo!
仙台もそうだけど、札幌もなんか蒸し暑かった。北に行くからもう少し涼しいのかと思っていたのだけれど。
さて、このGroupで観たい選手は・・・
①Italy - Belinelli, Basile
と書きつつも、Team USAについてはみんななのだった。。。
Game 1 - China 87 : 90 Puerto Rico
Over Timeになったこの試合。実は観ることが出来なかったのだった。早いフライトがどうしても取れなくて。。。ChinaはYao Mingだけじゃなくって、他の選手も10点以上取ったのだけれど、最後に追いつかれてOTで3点差で負けちゃうことに。。。
一方、Puerto RicoはArroyoとAyusoが点を取りまくる。この2人、4試合消化した時点のPPGのTop10に、Arroyoが2位、Ayusoが4位と入っている。この2人を抑えないことにはどうしようもないが、逆に抑えれば勝機は充分。しかし、今日も負けはしているけれど2人とも20点取っているxxx
Game 2 - Italy 64 : 56 Senegal
前半は、Senegalがリードして折り返したので、これはひょっとして大金星?って思ったのだけれど、結局は後半にItalyが自力を発揮して辛くも逃げ切った。
Italyが苦しんだ理由は、シュート率が悪すぎたこと。3Pに頼らなければならない状態を結局は作ってしまったものの、Belinelliもこの日は最悪。私が、ItalyのRay Allenと称したBasileは2試合目以降調子が悪くなった。まるで、1試合目に今大会の彼の全得点を出し切ってしまったようだった。
代わりに救世主となったのがSoragnaとMordenteの2人だった。彼らがコートに立ってからというもの、Italyは息を吹き返したようだった。
逆にSenegalは、前半ヘンに(?!)リードしたもんだから、それがかえってプレッシャーになった。後半は本当に点が入らなかった。残念・・・
Game 3 - Slovenia 95 : 114 USA
Coach Kはチームを2つ組んできて、メンバーチェンジの時に5人ごっそり変えるということをしてきた。
PTも5分ずつが目安。 で、2つのチームはこんなメンバー構成。
1st Team 2nd Team
PG Chris Paul Kirk Hinrich
SG LeBron James Dwayne Wade
SF Shane Battier Joe Johnson
PF Carmelo Anthony Antawn Jamison
C Dwight Howard Elton Brand
で、Chris BoshとBrad Millerがファウルがかさんだときに適宜交替って感じ。
前半から飛ばしてきたUSAはDefenseをしっかり頑張って、そこからStealして速攻→Dunk
というパターンで点を重ねる。観客は大喜びだった。プラスため息。もうどのプレーがってあげることが出来ないくらいだった。
スタンドに、Bullsの12番のユニフォームを着たアメリカ人の親子がいた。2人ともKirk Hinrichを応援しに来たみたいだった。あまりに2人が声援を送るものだから、お嬢さんはすごく恥ずかしそうだったけれど、あれが普通の応援の仕方。引いてしまってはいけないのだよ☆ 男の子がまためちゃくちゃかわいくて、Sloveniaの選手がFTラインに立ったときには「You will miss it. Miss it. Miss it!!!」とけなげに言っていたのがなんだか微笑ましかった。その声援を受けて、Kirkはいいお仕事をしてた。Rebound7つはこの日のチームのTop Rebounderだったのだから。
Day4のBattierさま。
私は本当にこの選手、大好きだ。誰よりも早くコートに立ち、Upも基本的なことを中心にやっていた。他の選手がシュートを打っている中、彼は自分が決めた数のシュートを打ち終わったら、コート面ぎりぎりでドリブルを続けたり、片手でドリブルしながらストレッチetc... をやっていた。他の人たちは、LeBronに釘付けだったろうし、おそらくずっとBattierの動きを追っていたのは私だけだろう。
この日は、練習からシュートがよく入っていたせいもあったのか、彼のあげた9点はすべて3Pによるもの。Defenseについては職人なのだが、ほんとうにすごいプレスをする。常に一生懸命走っている感じ。こういうのがたまらなく大好き。
Sloveniaは大差をつけられたにもかかわらず、最後まで試合を捨てていなかった。USAは後半だれちゃったために、最後はあまりいいプレーも前半ほどはなく、逆にSloveniaのいいところが目立ったような気がした。NBAプレーヤーである、Nesterovic、Nachbar、Brezecを中心に点数を重ねていた。NachbarはUSAのお株を奪うDunk Shotを決めたりして、Slovenia応援団から歓声があがったものだった。言葉が聞き取れないから何て言っているのかがさっぱりわからなかったが、最後彼らが一つになって声援を送っているのを観てるのもいいなぁなんて思ったものだ。これこそが国際試合だと。
そうそう、LakovicというGuardがいるのだけれど、彼も3Pの名手だ。
旧ユーゴから独立した国々の選手は3Pが上手いし、打つのが好きなのかなぁと思わずにはいられない。
こうして予選を見るのは結構面白いのかも・・・ というのが今回の収穫。
Best16は、力が伯仲して競った試合が多くなり、それはそれできっと観るには面白いのだと思うけれど、予選だからこそいろんな国の選手を観ることが出来るのもある意味楽しいものだ。あとは、スタンドの雰囲気。外国の応援団は、本当に観戦上手だ。Argentine, Slovenia, France, Italyの応援団はすごくまとまっていて観ているこっちがかえって楽しめた。日本人の観客はやはりShyな国民性なのか(自分を含めて???)、サッカーほどの応援はまだできていない。千葉ロッテの応援団がいたらよかったのに・・・ なんて思ったくらいだった。
あと、館内の写真撮影を禁止していたけれど、なーんか中途半端だった。一応注意はするけれど、みんなバンバン撮っていたのだ。フラッシュがすごく光って・・・ こんなのやったもん勝ちって言うのかなぁ、俗に。私もカメラは持っていってたけれど、ヒトの目気にして撮っても仕方ないし、どうせ綺麗に写んないだろうと思って、必死に目に焼き付けていた。今は携帯電話にカメラがついている以上、カメラだけ没収しておけばOKの時代ではないし、なかなか規制もしにくい。しかも規制するにしては、セキュリティーの人数があれでは足りなさすぎる。きっと、初日から撮影禁止の措置をとっていなかったはず。後付で禁止にしたような気がする。いまいち徹底されてなかったような気がして仕方がないので。絶対にマニュアルも何も作られていなくって、ただ撮っているヒトを見つけたら注意しなさいくらいの指示しかされていないと思う。そんなのでいいのかなぁ、シ○ズスポーツさん・・・
あとは観客の意識に任せるしかないのかなぁ。だとすると、どうしても写すヒトは写す訳だから、いまいちUnfair?もちろん私も居る位置によっては撮ろうとした可能性は十分にあるわけで。。。 それだったら、みんな撮ってもOKくらいにしてもよかったりするのでは??? とちょっと疑問が最後に残ったかな。。。