珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

太陽がいっぱい

2005-10-24 21:25:00 | 映画・音楽
今は2005年10月24日・月曜の21時過ぎですが、この時間帯にBS2で名画「太陽がいっぱい」が
放送されています。実は僕の母がアラン・ドロン氏の大ファンで、僕は幼い頃から彼を
身近に感じていたのですが(笑)、今見直してもなんとカッコいいことか。これほどシャープで
繊細で、一面の光と一面の影を感じさせる俳優は彼以外に存在しないのでは。

この名画は様々な評が語りつくされているでしょうが、あまり難しいことは考えなくていい
映画かもしれません。つまり、アラン・ドロンのカッコよさとニーノ・ロータの美しい音楽に
身をまかしておけばいい、そんな気もしております。またこの名画はナポリが舞台との
ことですが、背景に映し出される街並もエキゾチックな雰囲気を感じさせますね。いかにも
南欧の景色という気がして。ちなみにナポリは、あのマラドーナが英雄と崇められている
はずの街ですな。

それにしても、この名画が製作されたのが、1960年だという事実には驚く。今見ても、
決して色あせたものに感じないのだから…。

(追記)あまりにもくだらない追記で気が引けますが、当ブログのタイトルはこの名画に
影響を受けたわけではありません(笑)。
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4 コメント

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美しい、そして哀切な。 (みの)
2005-10-26 01:46:58
アラン・ドロン。あまりにも「日本人好みのハンサムに過ぎない」と、その全盛期には特に男性シネマニアの評価の非常に低かった男優ですね。まぁどー考えても嫉妬でせうが(汗)

「太陽がいっぱい」…この、暗い眼の野卑なハンサム、まさに当たり役ですね。美しい海、ゴージャスなヨット…そしてニーノ・ロータの音楽!

この音楽を聞くだけで、成り上がりたい若い男の野望がひきおこす悲劇が、哀切さ伴って胸に痛みを誘います。しかもあくまで、甘い。美しい。そんなシーンに忠実な、至高の映画音楽も昔はあったんだなあ…

みの拝
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影の美しさ (コール)
2005-10-26 20:51:38
こんばんは、みのさん。コメントありがとうございます。

この名画は、陰の中にも、暗さの中にも美があるのだなと感じさせてくれましたね。これはヨーロッパで作られた映画だからこそ、表現できたのではないでしょうか。

ニーノ・ロータの音楽も、なんと素晴らしいものでしょうか。今の時代に、こんなにも美しく、繊細で、胸を打つ音楽が果たして生まれてくるものなのでしょうか…。
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映画音楽の巨匠 (キャプテン)
2005-10-27 15:41:06
ニーノ・ロータ(そう言えばガンバにニーノ・ブ-レっていましたね。えっ、関係ない?失礼しました。)、名画”ゴッドファーザー”も彼の曲でしたね。本当に甘く切ない旋律が印象に残ってます。最近ではジョン・ウイリアムスが映画音楽の巨匠になっちゃってます。時代の流れですなあ。後、忘れていけないのがエンニオ・モリコーネ。今冬、来日するみたいなので機会があれば是非生演奏を聞いてみたいです。映画の筋は覚えてないけど、曲は良く覚えていると言うのが何曲かあります(苦笑)。
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音楽がいい映画はいい (コール)
2005-10-27 23:37:10
こんばんは、キャプテン。コメントありがとうございます。

そうですね、ゴッドファーザー。あれも間違いなく映画音楽の歴史に燦然と輝く音楽ですな。確かに、音楽ばかりが強く印象づいている映画はありますね。



ニーノ・ブーレについては、僕も触れようかなとも思ってましたが、見送っておりました(笑)。
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