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もうひとりのシェイクスピア 嘘か誠か、謎は謎でも良いのだ

2013-01-12 | ま行の映画

監督:ローランド・エメリッヒ
出演:リス・エバンス、バネッサ・レッドクレーブ、ジョエリー・リチャードソン、デビッド・シューリス、ゼイビア・サミュエル
ストーリー
時は16世紀のイングランド、アイルランド女王として君臨していたエリザベス一世 が統治していたころのロンドン。サウサンプトン伯ヘンリー・リズリー(ゼイヴィア・サミュエル)に招待されて、芝居を鑑賞しにやって来たオックスフォード 伯エドワード・ド・ヴィア(リス・アイファンズ)は、ベン・ジョンソン(セバスチャン・アルメストロ)執筆による作品の素晴らしさに感服していた。しか し、芝居を忌み嫌うエリザベス一世の宰相ウィリアム・セシル(デヴィッド・シューリス)が兵士と共に劇場へと乗り込んできて、芝居を中止するように圧力を 掛ける。

シェイクスピアには別人説がある。
うむむむ。かのディザスター・ムービーのマエストロ
ローランド・エメリッヒ監督
シェイクスピアの謎に引きこまれちゃったのかしらん

 因みに コノ作品、決して 宇宙人侵略してバトル~の
巨大爬虫類NYでブレイクる~の
地球の天変地異る~の
  というモノでは無い
宮中 恋愛 覗き見である 注 古文の「源氏物語」「雨月物語」なんてノリ
 何 汝のしあわせ何してヨロコブ とか
忘らずわが夢 こぼさず涙 とかの世界と似てる 
もうひとりのシェイクスピア”として
第17代オックスフォード伯爵エドワード・ド・ヴィアの生い立ちを描いていく。
なんつったって 絢爛豪華ごーかにごーじゃすシスターズに負けじ劣らずの
フルてんこ盛りの歴史エンタメに仕上げた



英文学界でビカビカピキーっと燦然と輝くウィリアム・シェイクスピア様サマ
な~~~んとゴーストライターがいたってか?!?!
どひ~~~ 贋作かも?!いやフェイクってるシェイクスピア?!
ぎょひ~~ かの、どらぶらぶらぶらぶ
 おぉろみお!あーたは、どーして ろみおなのよぉ!
なんていう世界もフェイク作品か?!

 あ。そーいやぁ イタリアにも行ったことがないって人だったんだからみょーだよな

  .:*゜..:。*゜:.。*゜..:。*゜:.。*゜..:。*゜:.。*゜..:。*゜:.。*゜..:。*゜..:。*゜

シェークスピア作品の真の作者を、オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィア
いわゆるオックスフォード派の説を土台
なんだけど 時代の往復しちゃってて あちょっ?!って感があったり
その上 しぇいくすぴあっつたったら 迷言ばっかの遠回り的な表現の人
なんて世界のすげー人・・・Take time by the forelock つまりハゲってコトとかじゃんね
16世紀末のロンドンを忠実に再現してる映像 イイ
特にロンドン橋の上に住居が並んでるの。
あれ、イイわ~

因みに
シェイクスピアはエリザベス1世の頃の劇作家


  陰の権力者デヴィッド・シューリス 演じる ウィリアム・セシル 



若き日のエリザベス1世を演じる ジョエリー・リチャードソン
今作品では、実際のママが「年取ったエリザベス1世」を演じてる

ママの演じた 年取った エリザベス1世

 年取ったらこんな感じになんの?!

 あ。私の大好きな作品「ブーリン家の姉妹」
エリザベス一世の彼女のママは アン・ブーリンなの
アンとメアリーの姉妹がヘンリー8世を挟み、女の嫉妬ガチバトルするの



現代のNYにて、お話がスタート れっつら・ごー

 舞台に立つ案内人(デレク・ジャコビ)

劇中劇のスタイルなのは、舞台自体でストーリーが進んでく
演劇の盛り上がりを観たエドワード
むはーん オレっちの書いた戯曲ってので、いっちょ政治改革もしてやっかね
エドワードって、ウィリアム・セシルの義理の息子なのである
このセシルさんてば「「演劇っちゅーのはだね悪魔の産物なのじゃ」
自作の芝居が奮わず低迷していた劇作家のベン・ジョンソン 
   演じるセバスチャン・アルメストロ

劇作家ベン・ジョンソン(セバスチャン・アルメストロ)の戯曲を主演する
役者のシェイクスピア(レイフ・スポール)
宰相ウィリアム・セシル(デヴィッド・シューリス)と息子ロバート(エドワード・ホッグ)
政治を風刺する内容に観客の民衆は拍手喝采
そこから16世紀末、エリザベス女王統治下のロンドンに映像がタイムスリップ

演劇が盛んになり、市民も貴族も芝居に熱狂していた。
ある日、オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィア
サウサンプトン伯(ゼイヴィア・アミュエル)に連れられ
評判の芝居を見にやってくる。

作者はベン・ジョンソン 演じるセバスチャン・アルメストロ




芝居の途中でエリザベス一世の宰相である
ウィリアム・セシル卿(デヴィッド・シューリス)の兵が現れて
上演を中止させ、劇場は大混乱となる。
エドワードにとってセシルは義父だが
彼はチューダー朝の王たるべき者が後継であるべきと考えていた。
エドワードが庇護するサウサンプトン伯とともに
エリザベスの隠し子”と噂されるエセックス伯も強力
チューダー朝派で、セシルは彼らをエリザベスから遠ざけようしていた…
  なので、他のヤツに戯曲を書かせて・・・
書かせてたと思いきや、 さっと、シェイクスピアったらかっさらっちゃう
そんで自分の作品にしちゃったりするネパクリのしたたかシェイクスピア
 
 若き日のオックスフォード伯
彼を演じているのが ジェイミー・キャンベル・バウワー
はっきり言うけど 「まさか~それって美化し過ぎてんじゃーん」 って突っ込んでた
っていうか・・・違うんだけど (爆)

 

 

ベン・ジョンソン(手前)を助けるオックスフィード伯



あなたーは どちらーが お好みですか~ コホン!o(-"-;) 違うか
 リス・エヴァンス
サウサンプトン伯ヘンリー・リズリーを演じているのが
の ゼイビィア・サミュエル
 あ。サウサプトン・伯 ヘンリー・リズリーは
かつての愛人関係だったエリザベス1世とエドワード・ド・ヴィア(オックスフォード伯)
この2人の隠し子

またこのが書けば書くほどに正気を保つ
悲運の貴族を、迫力たっぷりに演じてるのもス・テ・キ
ルネッサンス調のコスチュームも美し~~

一方、オックスフォード伯の盟友エセックス伯とサウサンプトン伯(ゼイヴィア・アミュエル)は
セシル卿父子のエリザベス女王の王位継承にかかわる陰謀を
察知して、オックスフォード伯の邸に相談にやってくる。
次第に政治とオックスフォード卿自身のしがらみが新たな悲劇へと引きずり込んでいく。

なんつったって リス・エヴァンスの魅力的なコト

オックスフォード伯爵エドワード・ド・ヴィア



 言葉の魅力にとりつかれてるクレイジーさ
 因みに 12歳、20歳ぐらい、オヤジっていうふうに
オックスフォード伯 エドワード・ヴィア って 出て来る
 ココはチェックしといた方が良




 恋に どっぷん落ちまくっちゃってる 若きエリザベス1世
オックスフォード伯は過去にエリザベスと関係が
 平気な顔で嘘をついて 笑って 嫌気がさして・・・by 宇多田ヒカルさん
若エリザベス1世たって年上じゃんよ
え・え・ええー というコトは セクスィィな彼を 
あぁぁんっ(^Q^)アーン いただきまーす ぱくんっ て食べちゃってたのね
エリザベスの後継問題や織り込まれるエピソード
それは、ちゃんと史実に沿っている
そこにシェイクスピア作品
内容をシンクロさせてる


 
 リス・エヴァンス
   リトル★ニッキー めっちゃ頭の良い地獄の第一王子役が好きだったわ


イングランドの王朝初期からの古い貴族の家柄に生まれたエドワード・ド・ヴィア。
演劇好きのエリザベスとの若い時の出会いと義父セシル卿が絡まることから 起こる苦渋の顛末。
演劇を「悪魔の産物」とまで嫌ったセシル卿に抗い、オックスフォード伯はなぜ書き続け、何を伝えたかったのか。そして、シェイクスピア 作品が現代へ受け継がれてきた謎解き
シェイクスピアって、庶民だけど
どーして、宮廷内部の事情通になってたのかって、こういう角度で描いてるのって
なかなか、見事なアイデアの映画化とか思えたし

エドワードだったらアリだわよって思えるの
だって 彼なら、民衆の意欲とか、意見とか
そういう「反政治の味方目線」って描けたとも思う
関わるはずのない宮廷と大衆演劇
時を経て、見事な「鍵」になるのだ

蛇足 これ、ホントだとすると、かなりシェイクスピアってイメージが あちょっ

 



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