いつも寝不足 (blog版)

動物園・水族館へ行った記録が中心(?)。
他の話題はいつも寝不足 (信州FM版)で。

豆炭アンカ

2005年11月09日 | 家事・修繕・園芸
子供の頃、祖父が風呂を焚くついでに火を熾してくれたものだが、近頃とんと使わなくなった豆炭アンカ。久し振りに使ってみたくなってホームセンターで買ってきた。

アンカ本体が1,980円。補充用のロックウールが698円。火熾し器が298円。豆炭が12kgで898円。よく考えてみると、風呂を焚くついでに火をつければいいので火熾しは必ずしも必要じゃなかった。それに、豆炭こたつ用の火熾しにも使える大きさなので、豆炭アンカ用に1個だけで使うと非常に効率が悪い。また後で何か使い道を考えよう。
アンカ外箱 火熾し器 豆炭(袋)

さて、豆炭。無煙炭や泥炭、木炭なんかを混ぜて固めたものだったと思うが詳しいことは忘れた。マッチ一本で火がつくスーパーマメタンなんてのもあるが、高い(普通の豆炭の6-7倍くらい)ので昔ながらの豆炭。
豆炭(上) 豆炭(横)

早速使ってみたいので火熾し器を使って、火をつける。上で書いたように、こたつ用の火熾しにも使えるものなので、豆炭1個では熱が逃げてしまい、非効率なことこの上ない。約10分火であぶって全体が白っぽくなったらアンカの中へ。
火熾し中

アンカは留め金を外して開けると左下の写真のようになっている。真ん中の豆炭を置く場所はグラスウールで、その下はロックウールがが充填されている。
アンカの中 豆炭inアンカ

蓋を閉めたら、最後にアンカ用の袋に入れて足下なり何なりに置いて使用する。
アンカ袋

豆炭1個で約1日暖かいそうなので、上掲の豆炭12Kgがあれば、アンカに関しては春まで使っておつりが来るくらい。はて、2袋買っちゃったけど、もう1袋はどうしよう。

チョ~簡易温室

2005年11月08日 | 雑記
これを「温室」などと呼ぶのはおこがましい。単なるビニールの囲い。

結婚式の引き出物の皿が入っていた化粧箱の蓋に、60cmばかりの棒を立てて、歪まないように段ボールで固定してビニールを掛けただけ。

温度計はついているが、暖める機構が一切ない。精々、昼間外に出しておくと風よけ+日光で温度が上がるくらいだ。

ヒヨコ電球とサーモのセットを買って暖めようかとも考えたのだが、マングローブ(ヤエヤマヒルギ)って葉っぱの方にも霧吹きで水を掛けるので、少なくとも現状ではヒヨコ電球は不可。割れてしまうに違いない。

もっと大きなケースを作ってヒヨコ電球には水がかからないようにしようかとも思うのだが、そうすると持ち運びができなくなるので育成灯でも付けなきゃなるまい。はてさて、なかなか悩ましい。

なお、マングローブの横に置いてあるのは猫の草。

『近藤喜文の仕事』が出品された

2005年11月08日 | マンガ・アニメ
Yahoo!オークション - ★幻のジブリ発行本!!★【近藤喜文の仕事】チラシ付

前見た時(2年くらい前?)の落札価格は3万6千円くらいだったと思う。さて、今回はいくらの値段がつくでしょう。

私も持ってるが、本当に二進も三進もいかなくならない限り、売るつもりはない。

なお、まんだらけでは買い取りが3万円以上、販売が5万円弱くらいになっていることが多い。

ベーコンを作ってみた

2005年11月07日 | 家事・修繕・園芸
北の大地の燻製工房の加熱ベーコンの作り方を参照しながら、作った。

ただ、うちの段ボールスモーカーでは細かい温度調節ができず、大体75度前後で燻煙時間は約7時間にしてみた。

下がスライスしたもの。フライパンでカリカリ焼いて食べてみたが、結構うんまい。温度調節をもう一工夫すると、さらに美味くなりそう。
ベーコン(スライス)

肉の漬け込みに1週間ほど掛かるので、早速新しい肉を買いに行きますか。

『死体まわりのビジネス』

2005年11月07日 | 読書
数年前に、「世界まる見え!テレビ特捜部」でも紹介されたことがある犯罪現場清掃会社のルポルタージュ。

死体まわりのビジネス-実録●犯罪現場清掃会社

バジリコ

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Amazon.co.jpのカスタマレビューを読む限り原書のMop Men からはかなり刈り込まれているようで、残念。オリジナルが224ページで、翻訳も同じくらいのページ数ってことは大体1/3くらい刈り込まれてるかな。殊に写真が皆無ってのは痛いな。

犯罪現場清掃会社を簡単に説明すると、犯罪・事故・自殺などで汚れた現場を血痕一つ残さずに清掃する会社。社長のニール・スミザーが映画『パルプ・フィクション』を見て思いついたそうだ。

まぁ、そういう会社はあっても不思議ではないし、実際、ないと何かと困るだろう。ただ、この会社が変わっているのは車やTシャツ、キャップにまで会社の名前を入れていることや、社長が露悪的に冒涜的な言辞を弄するところかな。仕事が暇な時は、誰か汚く死んでくれないか(※)、と願っていることは冗談交じりとは言え本当だろう。
※きれいに死んだら仕事にならないから。

ただし、そう願ったからと言って誰か死んでくれるわけではないし、そんなことを願わなくても仕事は定期的に確実に発生することはニール・スミザーが言っている通り。そもそも、犯罪現場清掃会社が成功している理由は、より良い仕事をより安くという点にある。他社が1万ドルの見積もりを出すところで、半値の5千ドル以下で完全保証つきの仕事をするんだから成功しない方がおかしいとも言える。

言い換えると、犯罪現場清掃会社はビジネスとして犯罪現場を清掃するプロフェッショナルな会社だと言える。つまり、散弾銃で頭を吹っ飛ばして自殺したジョニー坊やの脳みそを母親や父親が片づけなくて済むようにするとともに、その自殺自体には何の感傷も抱かず(※)あくまでも飯のタネとだけ捉えている。
※と言うか、あからさまに罵倒している。もちろん、この罵倒も宣伝戦略の一部。

こういった割り切りがなければ、死亡後1ヶ月もバスタブの中に放置された腐乱死体の痕跡を片づけるなんてできないよね。この腐乱死体ができあがるまでの描写が秀逸だと思うので、ちょっと長めに引用。


動物の腸には、その内容物をエサにする細菌が無数に住みついている。宿主が死体になると、細菌は腸そのものを蝕み、やがて腸を破って周りの臓器まで侵し始める。

そして、クロバエやキンバエの仲間、よくいるイエバエなどが死の匂いをかぎつける。ハエは死体の選り好みをしない。老衰だろうが、自殺だろうが、殺人だろうがおかまいなしだ。

死んでから数分以内の肉体にやってきて、まだ柔らかい肉に卵を産みつける。鼻孔や耳、目、傷口などの穴は格好の産卵場所だ。産みつけられた卵は、温度にもよるがふつう八時間から一五時間で孵化する。うじ虫が成熟するまでにも同じくらいの時間がかかる。その間うじ虫は液体タンパクに頼って生きるが、成熟してからの数日間は鋭いフック状の口で肉のごちそうを引きちぎって食べる。さらに一週間経つと成長を終えてサナギになる。まもなくハエとなり、新たな卵を産みつけるのである。卵、うじ虫、ハエと変化するサイクルは二、三週間だ。

うじ虫の一群は、恐るべきスピードで死体を貪り食う。群がったうじ虫は肉に突進して穴を開けていくが、しばらくすると群れの一番上に這い上がって空気を吸い、また肉に突進してはかぶりつく。上がってくるうじ虫と潜っていくうじ虫が入り乱れ、熱狂のるつぼと化す。群れが生み出す熱によって、気温の低い場所でもうじ虫は成長できるのである。

細菌も組織や細胞を分解し続ける。体液は染み出して体腔に溜まり、様々なガスが発生する。硫化水素やメタン、カダベリン、プトレシンだ。ガスは細菌の成長を促進し、圧力を高めていく。この圧力が身体を膨らませ、細胞や血管から体液を体腔に流れ込ませる。

腐敗はどんどんスピードを増して進んでいく。肉体から漏れ出た液体やガスが、さらにクロバエ、ニクバエ、甲虫、ダニを引き寄せる。遅れてきた虫たちの中には、腐肉だけでなくうじ虫を補食ママするものもいる。

二週目までに肉体は崩れ、黒ずみ、臓器が露出し、強烈な悪臭になる。大量の液体が染み出し、それをエサとする虫が集まってくる。この時点で、肉体を貪る虫は数種類になっている。
「File 04 浴槽の中の男 I ―うじ虫とハエとゲイリーの結末―」 pp. 58-59


何か、この引用だけ見ると、死をエンターテイメントとして取り扱う本に思えるかもしれないが、それはちょっと違う。いや、著者は「娯楽としての死」が飯のタネとなる雑誌世界のライターなので、「娯楽としての死」のより良き提供者となるべく犯罪現場清掃会社の取材をするわけだけれど、その自覚が、この本を(少なくともこの本に関しては。今後のことはいざ知らず)単純な「娯楽としての死」の提供に留まらないものにしているのだと思う。もちろん、それも計算のうちだとは思うが。

いずれにせよ、大上段に構えずに「娯楽としての死」を考え、自らゴム手袋をはめて犯罪現場を清掃した著者にしか書けないものに仕上がっていると思う。また、ニール・スミザーにはその罪深い言辞にもかかわらず、成功を追い求める有能な実業家として清々しささえ覚える。

新書館って、そうだったんだ!!

2005年11月03日 | マンガ・アニメ
Amazon.co.jpのスペシャル・フィーチャーのところに、下の本が出てきた。多分、本のおすすめのところで水沢めぐみ『トウ・シューズ』(りぼんマスコットコミック)に、持ってます→星5つ、と入力したからだと思う。

ティアラちゃんのアン・ドゥ・トロワ〈1〉

新書館

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表紙がかわいらしいし、『トウ・シューズ』との関連から「マンガかな」と思ったら、絵本らしい。

まぁ、それはさておき。私にとって衝撃だったのが、カスタマレビューの「この本を出版しているのは、バレエ・ダンスでおなじみの新書館。」という部分。

え~~~~~~~!! 新書館って、BL系専門の出版社じゃなかったんだ!!

としか、言いようがない。

確かに、ホームページは思想書なんかもあって固そうだが、私の中の新書館のイメージはもっぱらこっちなんだよね。

国家予算を組んでみた

2005年11月03日 | 雑記
財務省の財務大臣になって予算を作ろう!をやってみる。

プライマリ・バランスの黒字化しか判定ポイントがない(と思われる)単純なものなので、税制改革で負担を50%増にすれば現在の予算構造でもOKってことらしい。真面目にやってみて損した。

ちなみに、左下がプライマリ・バランス黒字の結果、右下がプライマリ・バランス赤字の結果を表す画面。
負担 負担(大)

夕焼け

2005年11月01日 | 雑記
夕焼けはきれいなのだが、その分、朝晩の寒さが厳しい。

さすがに氷点下にはならないが、2-3度くらいまで下がる。