いつも寝不足 (blog版)

動物園・水族館へ行った記録が中心(?)。
他の話題はいつも寝不足 (信州FM版)で。

首相の私的な行為とは

2005年09月30日 | 時事
首相の靖国参拝「違憲」 大阪高裁判決 宗教的活動に当たる (産経新聞) - goo ニュース

この問題って、様々な位相を含んでいるので、きちんと腑分けしないで論じると話が錯綜するだけで実りが少ない。

そもそも、首相の私的行為って、一体どれだけ存在するのだろうか。公人中の公人で、その一挙手一投足が社会に大きな影響を与える人物の私的行為って、精々、風呂かトイレの個室の中くらいにしかないと思うのだが。

「森」という将軍がいたわけではない

2005年09月29日 | 外出
森将軍塚古墳長野県立歴史館へ行ってきた。森将軍塚古墳は、森という地籍にある権力者(=将軍)の墓(=塚)という意味で、「森」という名前の将軍がいたわけではない。近くに、有明山将軍塚古墳というのもあるが、同じだろうと思う。

さて、森将軍塚古墳は前方後円墳だが、山の尾根に作られているので前方と後円がくの字に折れ曲がったようになっていて、尚かつ、後円が真円ではなく歪んでいる。そのくらい造る前に気がつけよ、と言いたくなるが、非常に見晴らしの良いところにあって、多少の無理をしても造りたかったのも分からないではない。
森将軍塚古墳からの見晴らし

古墳のある山の麓には、森将軍塚古墳館があり、古墳から出土したものや、古墳内部の石室が復元されている。冒頭の写真は石室の内部。下の写真が上から見たもの。
石室(上から)

さて、森将軍塚古墳館と長野県立歴史館との間には、当地で発掘された5世紀前半頃の村の跡が復元されている。使用目的によって何種類かあり、それぞれに造りが違う。ただ、現状は作業小屋兼物置みたいに使われているのはご愛敬か? また、防虫・防腐のためだと思うがかなり強烈に燻されていて非常に焦げ臭かった。
住居 納屋 倉庫

住居内部の復元は、歴史館の方でされている。下の2枚はその写真。真ん中に火をたく場所があり、その上に棚が吊されていて燻製などが作れるようになっていた。
住居内部(1) 住居内部(2)

だって猫だもの

2005年09月28日 | ポーすけ(or猫)
昨日大脱走をしてくれたポーだが、今夜も網戸越しに茶トラとにらめっこ。困ったものである。

もっとも、ポーの方は必ずしも茶トラが好きというわけではなく、能うならば、茶トラを追い払いたいらしい。茶トラに向かって(網戸越しながら)ダッシュしてみたり、飛びかかってみたりするのだが、茶トラはどこ吹く風と軽く受け流し微動だにしない。

とは言え、昨日の脱走に味をしめたポーは隙あらば外へ出ようとしている。現在検討されているのが、ポーの姉妹も一緒に飼うという案。そうすれば遊び相手もいて、外へ出たい気持ちも多少は和らぐのではないかと考えているのだが果たしていかに。

ちなみに、ポーの姉妹の名前はノンちゃん。多分、呑気から来ているのだと思うが本当のところは分からない。

大脱走

2005年09月27日 | ポーすけ(or猫)
成長するにつれて、大胆になっているポーだが、今日は約1時間にわたって脱走してくれた。疲れた。

首輪に連絡先も書いてあるし、車道にも近づかないので、あまり危険性はないのだが、今回は連れ(写真の茶トラ)がいたので、そちらの方が心配。

ポーも再来月になったら避妊手術をする予定なのだが、いかんせんまだ小さいので、予防接種しかしていない。子供なんか産まれた日には頭を抱えるしかない。

この茶トラがオスなのかメスなのか分からないが、まぁ、何か2匹でじゃれ合って逃げていってしまって、全然捕まらない。ポーも、普段はニャァニャァ鳴いてすり寄ってくるくせに、今日は私の顔を見ると逃げていく。ムカつく。

まぁ、足がついているものを追っかけても逃げていくだけなので戸を開けて待つこと約1時間。家の裏にいたところを捕獲。今度は逃げなかった。

交尾したかどうかは分からんが、交尾していないことを祈るしかないね。まださかってる様子もなかったし。

僕たちの終末

2005年09月27日 | 読書
神様のパズル』、『メシアの処方箋』に続く機本伸司の3冊目。

僕たちの終末

角川春樹事務所

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今回の舞台は太陽の活動異常のために人類滅亡の危機に瀕した2050年近辺。この危機を奇貨として外宇宙への移民船を飛ばしてしまおうとする民間プロジェクトの顛末が描かれている。多分、アニメやマンガ、各種SF小説などの影響で、人類は(いつかは)外宇宙へ進出するだろうと漠然と思っていたが、その実務となるとなかなか想像できていない。

例えば、恒星間航行可能な宇宙船を建造するためには何万~何百万tの物資が必要で、それを宇宙へ運び出すにはスペースプレーンを何回飛ばさなければならないか。また、長期航行に備えて持続可能な船内環境を整えるには何万tの水が必要で、循環システムはどうするのか。水洗トイレは使用できるのか。肥だめは不可避なのか。そもそも、費用はどれくらいで、その資金繰りはどうするか。

考え出すだけで頭が痛くなる。宇宙船を飛ばすのが夢ではなく、現実になるとはこういうことなのか、と瞠目せざるを得ない。もっとも、上記のような問題は思考実験の段階を出ることなく唐突に宇宙船は完成しちゃうんだけど。この展開は、かなり肩透かし。

もっとも、本書の冒頭は「ここは自分のいるべき場所じゃない」という主人公の神崎正の独白から始まり、「なあ、僕をプログラミングした奴は、どんな奴なんだろうな」「それに僕は、何で僕なんだ?」という問題の提起がされているので、必ずしも、宇宙船建設にまつわる細かい話は重用ではないのかもしれない。

しかし、この問題って、本当に終盤になるまで再提示されないので読者はスッカラカンに忘れてるんじゃないだろうか。それに、109頁から112頁掛けて展開される正の演説がいかしてるので、尚更、主題は宇宙船の建造だけであるかのような錯覚に陥ってしまう。宇宙船の建造へと駆り立てている動機がどこにあったのか終盤まで忘却の彼方ってのはどうかと思う。

確かに、真っ先に提示されている問題を忘れてしまうのはいけないとは思うが、構成的に、頭とお尻に比べて、間に挟まれている部分が長過ぎると思う。また、最後まで読めば、所々にそれを匂わすエピソードが挟まれていたのが分かるのだが、必ずしも、冒頭の問題を十分に想起させるものではなく、これから本格的に宇宙船建造かと思った瞬間に、ハイできあがり、ってのは何だかなぁ。

え~っと、まとめ直すと本書の問題点は以下の通り。宇宙船建造という問題と、それに駆り立てている動機が上手く結びついて描写されておらず、唐突に宇宙船は完成するわ、忘却の彼方にあった最初の主題が最終盤にいきなり戻ってきてびっくりするわで、何か、全体的に不調和な感を拭えない。宇宙船建造に関する問題も、その動機も、別個に取り出せばなかなか良く書けていると思うのだが、両者が上手く調和していない。

読んでいない人には訳が分からないだろうが、344頁の「<あきらめないで>」へ至る展開は嘆息するほど美しいと思う。ただ、上記のような問題のために作品全体としての完成度は必ずしも高くなく残念。

話だけがどんどん進んでいって、その展開を支えている個々の心情なんかが置き去りにされているってのは前2作にも共通する問題点なのだが、少なくとも、今回は予め提示はされているだけ前進なのかな。前2作では、そんな話は聞いてない、としか言いようのない唐突さで物語の中に出てきていたから。次回作に期待かな。

ウォーターファウンテン購入

2005年09月26日 | ポーすけ(or猫)
ケンコーコムなどでも扱っているウォーターファウンテン購入。

猫は溜まった水よりも流水を好むという性質を利用した水飲み器。また、流水のため水は冷たいままで、酸素をより多く含んだ猫好みの水になるらしい。さらに、濾過フィルターがついているので水を交換する手間も多少省けるようだ。

上掲の写真は、ウォーターファウンテン本体を撮っていたら、寄ってきて水を飲むポーの姿。普段、畳の上で使っているわけではない。

さて、内部は下の写真のようになっている。黒いのがモータで、これが水をくみ上げてドームのてっぺんから流れるようにしている。
ウォーターファウンテン内部

このモータ、交流12V/60Hzと表示されている。上掲の写真の左上にACアダプタが写っているが、これは降圧器で、直流・交流の変換はしていない。入力が交流100Vで出力が交流12Vとのこと。あっ、そう、としか言いようがない。

いしかわじゅん『鉄槌!』

2005年09月25日 | 読書
話題のネコ裁判のコメントで紹介されていたので読んでみた。

鉄槌!

角川書店

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いしかわじゅんと言えば、最近は『BS マンガ夜話』で有名らしいが、私にとっては火浦功作品のカバーを描いてた人というのが最もしっくりくる。もちろん、『漫画の時間』の著者であり、『薔薇の木に薔薇の花咲く』や『東京物語』などの作者でもある。

さて、本書は、スキーバスに吹雪の中で置き去りにされ命の危険を感じた著者が、そのことをエッセイマンガで描いたところ、名誉毀損で訴えられることから始まる。偽証人まで繰り出す原告や非常に不可解な弁護士たちの行動に悶々としつつも、取り敢えず和解(不本意ながら)に至るまでの経緯がテンポ良く書かれている。

著者は、一気に読んでしまったと言われるのが一番嬉しいらしいが、確かに、一気に読まずにはいられない。文庫版には、偽証人への電話インタビューも追加されている。

ちなみに、件のスキーバスの会社はビッグホリデー(http://bigs.jp/)(※)
※リンクの条件をゴチャゴチャ書いてるのでリンクしない。訴えられちゃたまらんからね。

羽村市動物公園へ行ってきた

2005年09月23日 | 動物園・水族館
羽村市動物公園へ行ってきた。連休なので人出が多かった。ただ、水族館に比べて動物園はスペースに余裕があるので苦にはならない。

さて、ペンギンにはゴイサギがよく似合うというわけでもないが、お馴染みのゴイサギ@ペンギンプール。同じくらいの大きさのサギでもコサギやアマサギの姿って、あまり見ないんだけど、食性の違いかな。

羽村市動物公園では、有料(200円)でペンギンに給餌ができる。40羽以上飼育しているので、結構な数の人たちが給餌したんじゃないかな。仮に50人が給餌したとして、200×50で1万円か。なかなか上手いやり方だね。
ペンギンランチ(看板) ペンギンランチ(動画)

ペンギン以外にもキリンに給餌(無料)できたり、園内の池にいる水鳥にやる餌が売られていたりと、餌をあげるというのが一つのコンセプトなのかな?
キリンに餌やり 水鳥の餌

ところで、レッサーパンダ。この写真はノン君というオスのものだが、左利きだね。
レッサーパンダ

シベリアオオヤマネコの足はまるでぬいぐるみのよう。シンリンオオカミは英名Timber Wolfだ。NBAのミネソタ・ティンバーウルブズって、シンリンオオカミのことだったのね。ワライカワセミはここでも大きかった。絶対ヤマセミだよ。。。
シベリアオオヤマネコ シンリンオオカミ ワライカワセミ

【以下続くかも】

原材料が凄いことに…

2005年09月23日 | 雑記
ホップ、コーン、糖化スターチ、醸造アルコール、食物繊維、コーンたんぱく分解物、酵母エキス、香料、カラメル色素、酸味料、クエン酸K、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、苦味料。

サントリー キレ味[生]の原材料欄には上記のようなものが記されている。まぁ、その他雑酒(2)に多くを望んじゃいないが、いわゆる三造酒より酷い感じがしないでもない。

糖質が残らないように発酵させたアルコール水に調味料で味付けした感じが何ともはや。

ハルシオンで昏睡するんかいな

2005年09月22日 | 時事
姉妹装い男性誘い出し、昏睡強盗 女子中学生ら逮捕 (朝日新聞) - goo ニュース

NHKの『BSニュース』で映った薬の包装を信じる限り、使われた薬はハルシオンらしい。

ハルシオンで昏睡かぁ。薬の効き方は個人差があるし、飲んだことのない人は特に良く効くのであり得ないとは思わないし、実際、被害者がいるんだから、あ~のこ~のと言っても仕方ないが、ハルシオンだけで昏睡するとは考えにくい。

睡眠導入剤や睡眠薬って、我慢すれば我慢できちゃうんだよね。もちろん、体質やら状況やらで効き具合は変わってくるので一概に決めつけることはできないが。

今月は(orから?)無収入

2005年09月20日 | 雑記
いやはや、まいちゃったね。来月からは、そうかな、と思わないでもなかったのだが、今月もそうだとは思いもよらなかった。

近々、プロファイルの自己紹介文も変更しなきゃね。無職って。取り敢えず、バイトでもしようかなぁ。

おてんば

2005年09月19日 | ポーすけ(or猫)
玄関の網戸をよじ登っている様子。この写真だけでは分かり難いが、大体160cmくらいのところに張り付いている。

爪は定期的に切っているのだが、伸びるのが早いので、すぐによじ登れるようになる。切った直後に登ろうとして失敗することが時々ある。

トラとの戦い

2005年09月18日 | ポーすけ(or猫)
見た通りの内容。イリオモテヤマネコとの時もそうだったが、体勢を低くして首のあたりに噛みつき体をひねって相手を引き倒す。続いて猫キックをお見舞いして、気分によって別のところに噛みついたり、どこかへ運び去ろうとしたり。