いつも寝不足 (blog版)

動物園・水族館へ行った記録が中心(?)。
他の話題はいつも寝不足 (信州FM版)で。

三八式歩兵銃で銃刀法違反

2008年01月09日 | 時事
どうせ銃刀法違反で捕まるんなら、三八式歩兵銃だよな、やっぱり。

asahi.com:旧日本軍の歩兵銃、自宅所持の疑い ネット出品し逮捕 - 社会

冗談はさておき、いくら銃刀法違反とは言え、三八式歩兵銃で実名まで出しちゃうのはちょっと可哀想な気がする。銃剣は付いてるし、無関係な散弾も出てきちゃったから仕方ないのか? と言うか、ネタ扱いなんだろうな、基本的に。

ところで、三八式歩兵銃と言えば、旧日本軍の小銃の中でも抜群の知名度を誇るもので、取り敢えずビールってな感じで、取り敢えず三八式歩兵銃。正直な話、旧日本軍には三八式歩兵銃以外の小銃は存在しないんじゃないかという気すらする。

Wikipediaの三八式歩兵銃の項によると累計340万丁も製造されたそうで、ちょっと想像を絶する。無茶苦茶単純に考えると、30人に1丁くらいの割合で三八式歩兵銃があったことになる。まぁ、これは時間の経過を全く無視した勘定だが、それでも、ある特定の時点で100人に1丁くらいの割合で存在していたとしても不思議ではない。

そんな三八式歩兵銃も敗戦とともにあらかたが処分されたわけだが、今でも現役で、または、無可動実銃として相当な数が現存しているようだ。

無可動実銃としていくら位するのだろうと思って調べてみたら、Yahoo!オークション - 旧日本軍三八式歩兵銃 無稼動実銃で66,000円の値段がついていた。こういったものの相場については全くの不案内なので完全に推測なのだが、上記の値段は安い方に分類されるような気がする。

今回押収されたものは菊の紋章なんかもちゃんとついていそうなので銃剣がなかったとしても結構な値段がついたんじゃないだろうか。そして、銃剣さえついてなければ無可動実銃との区別はすぐにはできないだろうから摘発されることもなかったのではないだろうかと推測している。

TBSのアナウンスや解説にうんざり

2007年10月11日 | 時事
内容は世界チャンピオンが順当に挑戦者を下したものだった。

亀田の負けだ! 大毅切腹か? 内藤「全然弱かった」

挑戦者が勝てる要素は正直なところゼロ。パンチはあるみたいだからラッキーパンチでの勝利もないわけではなかっただろうが、背中を丸めてガードを固めて頭から前へ歩いていくだけではラッキーパンチの出る訳もなく、「曙かっ!?」と何度も突っ込みたくなった。

試合内容もパッとしなかったが、それ以上にTBSのアナウンスと解説はパッとしなかった。まぁ、自分ところが引っ張ってる選手なんだから、わざわざ悪いことを言う訳もないが、ひいきの引き倒しと言うか、パンチを出さない選手がポイントを取れる訳もないのに、(チャンピオンがポイントで上回っているのは)手数を重視してるんでしょうか、なんて馬鹿なことを言い出す始末。

手数、有効打などの問題ではなく、前へ歩いていくだけの挑戦者がどう考えても評価されるわけもないのに解説者陣も訳の分からない発言を繰り返してばかり。一応12ラウンドの最後まで立っていたんだから一定の評価はできないわけではないが、著しく積極性の欠けた試合態度は「高田延彦かっ!?」と突っ込みたくなった。

さらばノリック

2007年10月08日 | 時事
世界チャンピオンにはなれなかったし、そもそもタイトル争いにもほとんど無縁だったが、もし日本人で世界チャンピオンが生まれるとしたら、間違いなくノリックだとみんな思ってたよね。

ノリックが交通事故死、トラックと衝突(日刊スポーツ) - goo ニュース

全日本を取って世界へ飛び出していった頃のノリックは本当にスパークのあるライダーで、20歳になるかならないかの才能のきらめきは見る者を魅了するに十分だった。ホンダ以外はてんでお話にならなかった頃にヤマハのチームに所属していたのが結果的に大成を阻んだような気がするが、そういったチームにいたからこそあの凄い走りが見られたような気がしないでもない。

いずれにせよ、90年代後半のブームを思い出すと返す返すも残念でならない。

放置される確定拠出年金

2007年09月07日 | 時事
確定拠出年金、8万人分の掛け金211億円を放置(読売新聞) - goo ニュース

見出し(※)だけ見ると、あたかも社保庁やらどこやらの機関が放置しているかのようだが、どうも加入者が資産の移管手続きをしていないために起こっている問題のようだ。
(※)見出しが「確定拠出年金、8万人分の資金211億円を運用漏れ」に変更された。

移管手続きをしないと全く運用されない状態のまま、管理手数料だけ引かれていくので資産は減っていくし、将来的にも(そのままでは)年金として受給できないとのこと。

まぁ、個人型に移管したからと言って、資産が増えるかというと、さにあらずってのは冒頭の画像が物語る通り。

ここ最近続いた世界同時株安が効いてる。

Viva 晋三大敗!!

2007年07月29日 | 時事
私個人の気分の問題に限るのであれば、三塁で生まれたくせに、自分で三塁打を打ったと勘違いした男が負けるんであれば、争点が何であろうと全く気にしない。

もちろん、一般的には今回の争点であるとされた年金問題が、結局のところ、団塊の世代などに対するバラマキの問題であって、若年層に対する負担増、ひいては少子化問題に関してマイナスの影響を与え、究極的には日本の国力を低下させるものであることは重々承知しているが、取り敢えず、三塁で生まれた男が一敗地にまみれるのであれば、取り敢えず、オールOK。

あまり期待していない & 方向性が見えない ― 村井仁 新長野県知事

2006年08月06日 | 時事
積極的に田中康夫を支持しているわけではないが、村井仁を支持する要素はもっと少ないので田中康夫に期日前投票で投票した。

村井仁氏の当選確実に 田中康夫氏敗れる 長野知事選 (朝日新聞) - goo ニュース

結果は、まぁ、そうかなぁ、という感じ。ただ、あれだけ多くの組織(ほとんど全ての組織)から支持を取りつけた割りには村井仁の得票率はむしろ低いのかもしれない。

誠実な感じで政策通だということは間違いないのだが、知事の主任務の一つである中央との喧嘩ができるのか心許ない。昨年の衆院選では出馬すらできなかったことを考えると、胆力が足りない印象がある。

また、県議の多くから支援を受けたのも今後の県政運営の上で足枷になりそうな予感。当人は、選挙の応援は応援、その後のこととは無関係と強調していたが、そうは問屋が卸すまい。公共事業を増やして、景気は浮揚せずに借金だけ増えるというのが最悪のシナリオ。

中間自治体である県ではなく、基礎自治体たる市町村への権限委譲と活性化を標榜している村井氏だが、正直難しいなぁ、という感がある。大きな市ならともかく、町村レベルだと人材の層が薄いことが大きなネックになりそう。そのあたりをどうするがハッキリしないんだよねぇ。

年齢のことを考えると、この1期だけの中継ぎ的な登板という気がするが、one of themの代議士から、only oneの県知事への転身で手腕をフルに発揮してくれることを祈らずにおられない。

橋龍死去

2006年07月01日 | 時事
昨年、代議士を引退した橋本龍太郎元首相が死去した。

橋本龍太郎元首相が死去 (朝日新聞) - goo ニュース

昨年の衆院選の少し前に放送された日航ジャンボ墜落事故の番組に、事故当時の運輸大臣として出演していた(※)が、その様子を見て「ああ、この人も先は長くないな」と思ったのだが、その後、中国を訪問したり裁判の証人になったりと、思いの外元気な様子に「勘違いだったかな?」と思っていたのだが、やはり、健康問題は深刻だったようだ。
※引退は既に表明していたと思う。

橋龍と言えば、その風采とともに、声にも張りがあり自信に満ちた語りぶりが印象だったのに上記の番組で語る様子は声がかすれ、絞り出すようにやっとこさっとこ話している様子が痛々しいほどだった。死因が何になるのか分からない(※)が、この日が来るのは遠くないのは本人も分かっていたのだろう。
※一応、「腸管虚血」の診断で6月の初頭に大腸のほとんどを摘出する手術を受けていたそうだが。

「日本のフーバー」なんて言われていた橋龍だが、その後の首相たちに比べればずっとマシだったというのが私の評価。や、あの財政引き締めは当時から正しいと思っていたのだが、いかんせんタイミング&運が悪かった。この人が自民党派閥政治の領袖らしい最後の総理大臣になるのかな。

日本の教育はこれで良いのか?

2006年05月25日 | 時事
教員給与が上がったからと言って、下がったからと言って、すぐさま教員の質が上下するわけではないが、こと教育に関しては、歳出削減のためとは言え、安易に待遇を引き下げて良いものだろうか。疑問を禁じ得ない。

教員給与引き下げへ 平均2~4%で調整 (朝日新聞) - goo ニュース

教育基本法の改正だか改悪だか知らないが、云々されている現在思うのは、やはり教育は最終的に人間だということ。高邁な理想も、それを体現する人抜きには全くの無価値。少なくとも、未成年の段階では、それを体現する人がいてこそ初めて理想は理想たり得る。

国旗国歌法以来の教育現場に対する圧力を仄聞するにつけ、理想の体現としての教師を期待するのは無理と言うか、少なくとも、教育行政に関わる人たちはそんなことは考えていないんだろうな、と思う。自分たちの意を疑問を挟まずに遂行する手先としての教員のみを現場に配置したいのだろう。

もちろん、日教組やでもしか先生をはじめとする教員側の問題も考えないわけにはいかないが、幼ければ幼いほど、教員が熱を持っているか否かを直観的に把握する能力には優れいているはずで、上から言われたことを唯々諾々とこなすだけの教員が児童生徒に良い影響を及ぼすはずがない。

現在の教育に対する圧力は、まさに公務員としての教員の側面を強める結果しか生むまい。「やぁ、私にそんなこと言われましても」「それは私の関知することではないので」なんていう声が聞こえてきそうだ。くたばれ役人ども。

民主党は10年は立ち直れまい、いや、その前に解党か?

2006年02月23日 | 時事
最悪の結末だね。

永田氏が辞職の意向 送金指示メール問題 (共同通信) - goo ニュース

天に唾するとは言わないが、どんなことであれ作用・反作用があって、何かすれば、それに見合うだけのものを受け取ることになるのが分かってなかったのか。

何か、民主党の議員ってレベル低すぎ?

堀江、武部、亀井について妄想

2006年01月24日 | 時事
ホリエモンを叩けば、当然その類は自民党、特に先の衆院選挙の責任者であった武部幹事長におよぶことは最初から分かっていた話。実際、武部幹事長が叩かれている。

「堀江君はわが息子」と応援 自民・武部幹事長が釈明 (朝日新聞) - goo ニュース

今回のライブドア事件で一番不思議でならなかったのが、この点。16日の夕方から強制捜索を行うのは明らかに煙幕だった(※)のだが、ホリエモンが逮捕されるような事態にまで至るのであれば、自民党執行部に影響が波及するのは明白だった。
※強制捜索に証人喚問を合わせたのか、証人喚問に強制捜索を合わせたのかは分からないが。宮崎事件や阪神淡路大震災との絡みを考えると、前者か?

何か妙手でも用意しているのかと思ったら、現時点では、あまりそう言った感じは受けない。もちろん、ある程度叩かれるのは承知の上で、ほとぼりが冷めるのを待っているだけなのかもしれない。

何でなんだろうなぁ、と思っていたら、本日TVで亀井代議士がしゃべっているのを見て納得がいった。つまり、今年の秋にはいなくなる自民党執行部よりも、自分たちのOBの面子を優先したってことなんだろう。

まぁ、本当はそんなに単純な綱引きではなくて、執行部に怨みを持った人たちや次の執行部を目指す人たちも絡み合ってグチャグチャなんだろうなぁ、とは思う。

煙幕、煙幕

2006年01月17日 | 時事
遅かれ早かれ捜査の手は入ったんだろうが、よりによって16日の夜に乗り込むってのは、どう考えても今日の小嶋社長の証人喚問に対する煙幕だよなぁ。

ライブドアを家宅捜索 企業買収で風説流布容疑 (共同通信) - goo ニュース

また、実際に捜査が始まる前に話が流れたのも夕方のニュースでも煙幕を張れるようにする力が働いたような気がしてならない。

NHKと日経、ライブドア捜索着手前に「強制捜査」報道 (朝日新聞) - goo ニュース


フィギュア云々ではなく

2006年01月17日 | 時事
フィギュアを単純に「人形」と訳して良いのかは分からないが、これって、動機の対象物(=フィギュア)が面白かったから、報道されてるんだよなぁ。

「人形買ってもらえず」自宅に放火容疑、27歳男を逮捕 (朝日新聞) - goo ニュース

本当に、それだけの記事って気がする。例えば、対象物が「自動車」だったらベタ記事扱いだろうし、親子間の確執だったら非常にありふれた事件であって、精々「親子げんかで自宅に放火」という見出しくらいですぐに忘れ去られる類にものだ。

それが今回たまたまフィギュアだったから結構大きな扱いになっているだけ。この事件のキモは、犯人が自分の欲求が満たされなかったことによって不合理な判断を下した(※)ことであって、決して「フィギュア」がキモなのではない。
※等身大フィギュアでも数十万だが、家を建て直せばウン千万は掛かろう。経済的合理性だけ取っても、非常に不合理。

このくらいのことで「サブカル叩きだ」なんていう気はサラサラないが、こういった、分かり易くて尚かつミスリーディングな記事はスポーツ新聞や週刊誌にでも任せておけばいいのに。

読みたいような、読みたくないような

2006年01月14日 | 時事
藤沢周平の作品(エッセイ含む)は、ほぼ全て読んだが、オール讀物新人賞(1971年「溟い海」)以前の作品が発見されたそうで。

藤沢周平文学の「芽」発見 無名時代に13編 (朝日新聞) - goo ニュース

「溟い海」以前から投稿などをしていたことは本人も書いたり、未掲載でも(何らかの賞に引っ掛かって)名前が載った雑誌などを発見した例もあるが、雑誌に掲載された作品が13編も発見されるとは驚き。

ただ、この時期の作品は周平ならぬ習作(※)なので、読みたいような読みたくないような。
※エッセイでオール讀物新人賞以前を習作と規定していたような憶えがある。

ところで、高橋書店って手帳や高島暦で有名なこの高橋書店のことなんだろうか。まさか、藤沢周平のことを調べていたらレイザーラモンHGの出ているCMを見ることができるとは思わなかった。

たばこを買って少子化対策に貢献しよう

2005年12月17日 | 時事
児童手当の拡充をたばこの増税で賄うってことは、「たばこを買って少子化対策に貢献しよう」というメッセージと受け取っていいのかな?

児童手当拡充 年収860万円未満 来年度たばこ1本1円上げ (産経新聞) - goo ニュース

まぁ、私は現在¬喫煙者なので、たばこの値段が上がっても直接の影響を受けないが、たばこの購入者って、林野事業に貢献したり、少子化対策に貢献したりと、なかなかお国のために役立ってるねぇ。そういった人たちを非難する輩は非国民?

産経新聞なんだから、たばこ購入者を非難する人たちを叩きのめすキャンペーンを張ってもらいたいものだ。

たばこ購入者は、たばこ税によって少子化対策や国土保全に貢献している。さらに購入したたばこを吸えば、肺ガンなどで早死にすることで年金財政の健全化にも役立っている。こんな体をはった人たちを烈士・壮士と呼ばずして誰がその名に値しようか。

健康保険には負担を掛けているかもしれないが、症例を増やすことによって、たばこによらずして肺ガンなどに罹患した人のための治療の練習台になっていると思えば、その志の尊さに思わず頭を垂れずにはおられまい。