いつも寝不足 (blog版)

動物園・水族館へ行った記録が中心(?)。
他の話題はいつも寝不足 (信州FM版)で。

新潟の海

2008年01月17日 | 雑記
本日の新潟は朝から雪が降ったり止んだりの繰り返し。青空が一天かき曇りバラバラと大きな雪の固まりが横殴りに飛んでくる。雪が当たって痛いというのを初めて経験した。

■2008/2/5 追記
その後調べてみたら、アレは雪ではなく霰になるようだ。私の住んでいる所では霰や雹なんて滅多に降らないので、霰というものに思いが至らなかったのだな。左下が霰の粒、右下が庭に積もった雪を近接撮影してみたもの。
霰 雪の結晶

CT1Super+35-70mm(F3.5-4.5)とフジの業務用カラーフィルム(ISO400)で撮影したものと、F70D+タムロン28-300mm(F3.5-6.3)とネオパン400 PRESTO(3200に増感)で撮影したもの。
日本海の海(カラーフィルム) 日本海の海(モノクロフィルム)

波消しブロックで結構大きな波しぶきが上がる中をウミネコはお構いなしに飛び回っていた。
ウミネコ ウミネコ ウミネコ

富山市ファミリーパーク

2008年01月16日 | 動物園・水族館
キツネは非常に用心深く臆病な性質なので、獣舎でも端っこの方にいるか隠れる場所があれば、そこに隠れていることが多い。

本日の富山市ファミリーパークはみぞれ混じりの雨が降っていて非常に寒く、案の定、私以外に入園者はいないようだった。楽しみにしていたオオタカのフライト訓練ガイドショーも中止になったようだ。特にアナウンスもなかったので分からないが。

富山市について驚いたのが、雪が積もってないこと。積雪0。海に近いところは降る割に溶けてしまって積もらないことは知っていたが、ここまで積もってないとはさすがに思わなかった。

【工事中】

シンリンオオカミ オオワシ アオバズク アオバズク

アムールトラ アムールトラ アムールトラ アムールトラ

アムールトラ アムールトラ アムールトラ

アナグマ フンボルトペンギン プレーリードッグ サザンカ

シマウマ イノシシ シカ ツキノワグマ

ワオキツネザル ワオキツネザル レッサーパンダ オシドリ(オス・メス)

アムールヤマネコ アムールヤマネコ

レッサーパンダの臭いづけ

恒例の安市花火

2008年01月14日 | 郷土ネタ
いつから始まったか憶えいてないが、毎年1月14-15日に開かれる安市に付随して花火が打ち上げられる。去年も一昨年も書いたので興味のある人は見てみて。

昨年一昨年

上の動画でも花火の爆音に混じってカシャカシャといった音が聞こえるかと思うが、写真を撮ってみた。
花火の連続写真

花火の撮影は今回が全くの初めてで、どんな感じの設定で撮ればいいのか全く分からなかった。今回の撮影環境は、手持ちでフィルムはISO400と800、レンズはトキナー70-210mm/F3.5を70mm固定のまま開放状態にしてシャッタースピードは1/15~1/125秒くらいで撮影してみた。

今回撮影してみた印象では三脚とレリーズはあった方が良いね。撮影の仕方や目的にもよると思うけれど、シャッタースピードは速くても1/30秒以下じゃないと、あまり楽しくない写真になる。1/125秒で撮影したものなんて、「それ何て散開星団?」といった状況(※)。次の機会には三脚を使って、もっと長時間露光させてみようかと思う。
(※)下左の写真参照。下右みたいな写真の場合はそれはそれで面白いけど。

それ何て散開星団? 花火

最後にもう一つ連続写真。
花火の連続写真

わたべ淳『遺跡の人』

2008年01月14日 | マンガ・アニメ
わたべ淳と言えば、私が高校生の頃に『レモンエンジェル』をヒットさせた作家。かわいらしい絵柄とHで軽めのストーリー展開がいかにも青年誌向けの作品であった。私も3巻か4巻まで持っていたと思う。

遺跡の人 (アクションコミックス)
わたべ 淳
双葉社

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作家が作家活動だけで食べていくのが大変なのは今さら言うまでもない話で、一つ当てたからと言って、それで将来が保証されているわけではない。ご多分にもれず、わたべ淳も作家活動だけでは食べていけなくて(※)遺跡発掘のアルバイトをした8ヶ月間の体験を元にしたのが本作品。
(※)夫人が高見まこなので単純に食べられる食べられないという問題ではなさそうなことが示唆されている。ただし、詳細は語られていないので不明。

吾妻ひでお『失踪日記』みたいなものを期待してはダメ。作風も絵柄も全然違うのだから当然なんだけど、帯に「『本当』だから胸を打つ問題作 元売れっ子漫画家の哀愁バイト生活」なんて書いてあって、柳の下のどじょうを感じさせて、販売戦略的には仕方ないとは思うが、作品の特徴を誤解させるおそれがあると思う。

私は良いと思いますよ、この作品。980円という値段に釣り合うかと訊かれると微妙な気もするけれど、遺跡発掘作業やそこで思ったこと出会った人々があっさりと描写されていて、変に盛り上げないところが却って良い。大体、人生なんてほんの僅かな瞬間を除けばドラマチックなことなんて殆どなく過ぎていくわけで、実体験に基づく日々をことさら大げさに描いてみせる方が変でしょ。

では、何もないのかと言われれば、さにあらずで、小さな事件(同僚が辞めた、新人が逃げた、妻から別居についてメールされた、専門学校の教え子が自分の席を奪いそう、などなど)は起こるけれども、それらに強い光が当てられることはなく、つーっと過ぎていく日常の連続が描かれている。

【工事中】
もう一段落、締めとなる部分を書きたいのだが思いつかないままに取り敢えず公開。

謎の儀式 北信流

2008年01月14日 | 雑記
文化圏でいう北信(地理的北信から大北を除いた地域)には北信流なる謎の儀式が受け継がれている。北信に住んである程度経った者であれば、一度ものこの儀式に出会ったことのない者など考えられない儀式ではある。しかし、ひとたび域外の者に説明するとなるとこれほど謎の儀式もなかなか無いのではないかという気がする。

すごーく簡単に細かいことを頓着せずに述べれば、宴席の半ばにおいて、招待された側の代表が招待した側に対して(※)、「この度はお招きいただきましてありがとうございます。招待された者はこれこれの手土産(肴)を持参しましたのでお受け取りください」といった口上を述べるとともに、招待した側は「これは結構な手土産をありがとうございます」という口上とともに手土産を宴席参加者に披露するという儀式。このやりとりに付随して献杯返杯および謡いもしくは詩吟が付加される。
(※)反対に、招いた側が「この度はわざわざお出でいただきありがとうございます」と始まるパターンもある。葬式なんかはこっち。

宴席なので献杯返杯が省略されることはないが、謡いや詩吟は省略される傾向にあるようだ。と言うか、謡いや詩吟が付加される北信流には数回しか出会ったことがない。宴席と一口に言っても様々な種類のものがあり、結婚式のようにめでたいものから葬式のようなものまで様々。その時々にあった謡いや詩吟ができる者がいる方が稀な話で、今では単純に献杯と返杯の儀式になっているように思う。

口上も慶事と弔事では異なる訳なのだが、とっさに何と言えばいいかなんて普通の人が憶えているわけもなく、大概は式場がカンペを用意しておいてくれる。それに従って式次第が進行し、取り敢えず宴席の形式は整ったことになり、長居をしたくない人は北信流が終わると退席できるし、そうじゃない人は酒食をそのまま楽しんでOK。

招待側もここからようやく自分の席に座って食事を取ることができる。それまでは招待した人たちの間を回って献杯返杯の連続で空きっ腹に酒ばっかり入ってくることになって、酒の弱い人にとっては地獄かもしれない。私は酒が強い方なので問題ないが、弟が父親の葬式(※)で死にそうになっていたのを見て、そう思う。
(※)もっとも、私も一番最後に出てくる蕎麦以外は全く手つかずだったけど。

宴席参加者の年齢が低い場合は比較的簡単に済む北信流も、明治生まれの人(その親は江戸時代生まれだったりする)が多くを占めた頃には、昭和生まれの私には全くもって謎の儀式としか思えなかったのを思い出す。だって、ダメ出しが出るんだぜ参加者から。そんなのほっときゃいいじゃんと思うのだが、年寄りたちには何が居心地が悪かったらしく、一部やり直しになったのを何度か見ている。

じゃぁ、参加者が北信流の一部始終を真剣に見守っているかというとさにあらずで、北信流が始まる当初こそ静かにしているものの、口上が始まったら聞いてる人の方が少ないと思う。酷い時には取り敢えず北信流だけ進めちゃえって感じ。まぁ、それは祝いの宴の時なので何をやっても目出度いから問題ないんだろうけど。

そういった謎の儀式が北信流なのだが、今でもあらたまった宴席では少なからず実行されていて、そもそも、この儀式は何のために行われているのかさえ不明なのだが、取り敢えず、これはやっておかないとあらったまた宴席ではないという感じで取り敢えず行われてはいる。

P.S. ここまで何となく否定的な感じで書いてしまったが、もちろんプラス面もあって、特に弔事の場合、不幸のあった家の者に過度の負担を掛けないで済む。つまり、北信流の後は寄り合った者が勝手に故人を偲んだりしているのであって、それは喪主などとは無関係のこととみなされる。

これは故人の家族としてはありがたいことで、臨終から通夜、葬儀と気の休まることがなく、葬儀の後は初七日やら四十九やらの心配をしなければならない身としては取り敢えず休める時でもある。言い換えると、そう持っていくのが親戚筋の役割であって、このあたりの心遣いのできない者は馬鹿と言われても仕方ないと思う。

え? うちの場合? 

うちの場合、父親のいとこは気の利いた人たちでしたよ(※)
(※)このあたりのことで思ったことはいずれ書くつもり。

夕日

2008年01月10日 | 雑記
今夜は冷えそうだ。

もう1枚。
夕日

■1/14追加
冒頭の写真と一緒に撮影したモノクロ写真。フィルムはネオパン400 PRESTOを1600に増感。カメラはコシナCT1Super+同35-70mm(F3.5-4.5)ズームレンズ。
夕日(モノクロ)

須坂市動物園 ― 今日ほどモーター内蔵レンズでないことを悔やんだ日はない

2008年01月10日 | 動物園・水族館
メインで使っている機材はニコンF70D+タムロンAF28-300mm(Model A061)なのだが、今日ほどモーター内蔵レンズでないことを悔やんだ日はない。

動物園では金網越しで撮影することが多いのだが、AFまかせだと金網の方にピントが来てしまうことがある。なので、本体のレバーを切り替えてMFにして使うことも多々ある。しかし、とっさの時は間に合わずにシャッターチャンスを逃すこともある。今日がまさにそれ。

ふと見たらハッチの股間に見慣れぬものが。大あわてでシャッターを切ろうとしたらピントが金網に来てしまったり、そもそもピントが定まらずシャッターが切れなくなったりでシャッターチャンスを大逃し。

あわてて本体をMFに切り替えたのだが、あわててるとピントリングをどちらに回せばいいのかすら分からなくなってしまう。メーカーによって回す方向が違うのだ。直前までCT1Superをいじっていたので思いっきり逆方向に回してしまった。

MF機だとスクリーンがちゃんとしててピントの山がつかみやすいのだが、AF機だと分かり難いことが多々ある。おまけに夕暮れ時で焦ってる時は訳わかめ。取り敢えず、それなりに写っていたものを2枚掲示しておくが、本当はクラッチがハッチの股間のものを覗きに来た場面もあったのだ。あ゛ー、モーター内蔵レンズが欲しい。
ハッチの股間

【工事中】
蛇口から水を飲むバーバリーシープ 蛇口から水を飲むヤギ

ハクビシン タイワンザル トビ

フィルムはネオパンPRESTO 400を3200に増感。現像剤はスーパープロドール。

三八式歩兵銃で銃刀法違反

2008年01月09日 | 時事
どうせ銃刀法違反で捕まるんなら、三八式歩兵銃だよな、やっぱり。

asahi.com:旧日本軍の歩兵銃、自宅所持の疑い ネット出品し逮捕 - 社会

冗談はさておき、いくら銃刀法違反とは言え、三八式歩兵銃で実名まで出しちゃうのはちょっと可哀想な気がする。銃剣は付いてるし、無関係な散弾も出てきちゃったから仕方ないのか? と言うか、ネタ扱いなんだろうな、基本的に。

ところで、三八式歩兵銃と言えば、旧日本軍の小銃の中でも抜群の知名度を誇るもので、取り敢えずビールってな感じで、取り敢えず三八式歩兵銃。正直な話、旧日本軍には三八式歩兵銃以外の小銃は存在しないんじゃないかという気すらする。

Wikipediaの三八式歩兵銃の項によると累計340万丁も製造されたそうで、ちょっと想像を絶する。無茶苦茶単純に考えると、30人に1丁くらいの割合で三八式歩兵銃があったことになる。まぁ、これは時間の経過を全く無視した勘定だが、それでも、ある特定の時点で100人に1丁くらいの割合で存在していたとしても不思議ではない。

そんな三八式歩兵銃も敗戦とともにあらかたが処分されたわけだが、今でも現役で、または、無可動実銃として相当な数が現存しているようだ。

無可動実銃としていくら位するのだろうと思って調べてみたら、Yahoo!オークション - 旧日本軍三八式歩兵銃 無稼動実銃で66,000円の値段がついていた。こういったものの相場については全くの不案内なので完全に推測なのだが、上記の値段は安い方に分類されるような気がする。

今回押収されたものは菊の紋章なんかもちゃんとついていそうなので銃剣がなかったとしても結構な値段がついたんじゃないだろうか。そして、銃剣さえついてなければ無可動実銃との区別はすぐにはできないだろうから摘発されることもなかったのではないだろうかと推測している。

コシナCT1Super

2008年01月09日 | 雑記
父親の遺品を整理したら出てきたカメラ。コシナCT1Super。1980年頃に発表された製品で、おそらく本機の購入もその頃と思われる。

写真に写っているのは28mmの開放F値2.8のレンズをつけたもの。これ以外にもう1台35-70mmのズームレンズのついたものも出てきた。ネジの一部に腐食が見られるがシャッターやモールドは問題なく、内蔵の露光計も動作した。

コシナと言えば、最近でこそフォクトレンダーやカール・ツァイスで名を上げてきたが元々はそんなに高級なメーカーではなかった。CT1Superも悪いカメラではないが、コストダウンのためプラスチック部品を多用していて安っぽい感じは否めない。

しかし、そのため大幅に軽量化されているのも事実で手にした時の最初の印象は「軽っ!!」に尽きる。普段使っているのが重いので有名なニコンなので尚更。

まだ使い慣れていないので思ったような写真は撮れていないが、それでも素性は悪くなさそう。軽いのでコンパクトカメラのように鞄に突っ込んで持ち歩こうか?

つらら 南天の実

ちなみに、ニコンで唯一残っているMF一眼レフのFM10はコシナのOEMで、CT1Superは遠い祖先に当たる。