いつも寝不足 (blog版)

動物園・水族館へ行った記録が中心(?)。
他の話題はいつも寝不足 (信州FM版)で。

特定商品取引法 not 特定電子メールの送信の適正化等に関する法律

2005年06月15日 | 時事
迷惑メール送った2社に業務停止命令 経産省 (朝日新聞) - goo ニュース


経済産業省の発表(詳細: PDF)を読む限り、特定商品取引法による業務停止命令なのね。

総務省管轄の特定電子メールの送信の適正化等に関する法律って、役に立ってんのかいな? 罰金も50万円以下だし。

須坂商工会議所の方ごめんなさい

2005年06月12日 | 受験
本日は日商簿記の試験日。1級が午前9時から、2級が午後1時半からという時間割になっている。1級と2級に申し込んでおいたのだが、1級は全然勉強できていなかったので行かなかった。

受験票が届いた時から嫌な予感がしていたのだが、須坂商工会議所で1級の受験申し込みをしたのは私だけだったようだ。ありゃぁ、もう1人くらいいるかなぁ、と思っていたのだが、だが、だが。

なぜ申し込んだのが私1人だったか分かるかというと、何番から何番がこちらと書いてある会場案内で1級の受験番号は「1」しかなかったからだ。

須坂商工会議所の担当の方ごめんなさいね。11月にはちゃんと受けるから許して。

ちなみに、2級は大丈夫だと思う。結果は早くも1週間後には分かる。う~ん、小さな会場ならではだね。

川端裕人のネイチャーライティング (3)

2005年06月12日 | 読書
川端裕人のネイチャーライティング (2)」の続き。

ペンギン大好き!

新潮社

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ペンギン大好き!』という書名を最初目にした時は、あまりに頭が悪そうな書名なので敬遠してしまったのだが、『ペンギン、日本人と出会う』を読んで開眼してしまったので、次の機会には迷わず手にした。

これは、『ペンギン、…』と後続する『サボテン島のペンギン会議』の写真集に相当する。と言うか、『ペンギン、…』、『大好き!』、『サボテン島…』は私の中では川端裕人のペンギン3部作として位置づけられている。

『ペンギン、…』がペンギンに関する包括的な話を展開しているのに対して、『大好き!』は、もう、純粋に、「これだけ色々なペンギンの姿を撮ってきたんだっ」という川端裕人の喜びがあふれているような写真集。『ペンギン、…』では触れられていないフィヨルドランドペンギンを冒頭に持ってくるあたりは、さすがによく計算されている。

「森の妖精」と呼ばれ、森林の小川を泳ぐフィヨルドランドペンギンは見る者に強い印象を与えずにはおられない。フィヨルドランドペンギンは、ニュージーランドの森林部に棲む種類で森の中に巣を作りながら川を泳いで海へ行ったり来たりしている。

ペンギンが森林の中の淡水の川を泳ぐ姿って、何だか想像しにくいでしょ。でも、泳いでる。この写真1枚だけでも、自分の知っているペンギン像の大幅な修正が必要だということを実感させられる。しかし、それは決して不快な体験ではなく、「もっと君たち(=ペンギン)のことが知りたい」という拡張への心地良い欲求を喚起してくれるはず。

『ペンギン、…』はペンギンと日本人との絡みが中心となったので、日本人に馴染みのあるフンボルト属、エンペラーペンギン属がメインで、マカロニペンギン属がポチポチと言った感じだったのだが、『大好き!』はのっけからマカロニペンギン属のフィヨルドランドペンギンだ。

また、ペンギンの中で最も絶滅が危惧されているキガシラペンギンにも紙数を割いている。正直言って、キガシラペンギンの未来は暗いと思わざるを得ない。ただ、著者が川端裕人。そんなことでは心は折れません。恩田陸が評するところの「見えるロマンチスト」はある意味リアリストで、目の前の現実を受容した上で、どうするか考え行動する。これって、できそうでなかなかできないんだけどね。

少なくとも、著者のそういった性格によってキガシラペンギンにまつわる暗めの話も現状を正しく認識するための単なるステップになっている。悪い事実を知ると嫌な気分になるというのは、一見すると正しそうだが、実際は、個々人にしみこんだ思考パターンがその経過の途中にあって、悪い事実から無媒介・直接的に嫌な気分が発生するわけではない。

つまり、ダメそう→ダメだ、ではなく、ダメそう→ダメじゃないかも、という可能性があることを認識し、悲観にも楽観にも傾かない。だから悪い情報も拒否しない、それを受け入れた上でどうするかが重要だから。

まぁ、こんな小難しい話が書いてあるわけではなく、もっと気軽に、もっと楽しく、もっと真剣にペンギンを知る手がかりとなる写真集。やっぱ、写真で見ると実物が見たくなるね。野生の棲息地は難しいので、手近の動物園や水族館へ行ってみよう。

日本で今の時季に見られるペンギンと言えば、フンボルトペンギン属。『大好き!』の中にもケープペンギンの大群生の様子が納められているが、やはり脇に追いやられている感がなきにしもあらず。と言うわけで、次は1冊まるまるフンボルトペンギンの『サボテン島のペンギン会議』へと続く。



サボテン島のペンギン会議

アリス館

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「川端裕人のネイチャーライティング (4)」へ続く(予定)。

応募総数はどれくらい?

2005年06月11日 | 雑記
はごろもフーズのキャンペーンで、5,000円が計1万名に当たる。応募に必要なのは対象製品に添付された応募はがきと50円切手。

仮に当選すると、50円が5,000円になるのだから100倍だ。と言うことは、応募総数が100万通未満ならば応募した方が経済合理的(※)だと言える。果たして、こういったキャンペーンの応募総数って、どのくらいになるのだろう?
※ 本当はインフレ率や他の投資手段との比較、応募に必要な労力の金銭換算などなどしないと合理的とは言えないんだけど、単純に100分の1より高い確率で100倍になるならお得だという程度の話だと認識してくれ。

煙突掃除をする

2005年06月10日 | 家事・修繕・園芸
【6/23画像追加】

薪で風呂を焚く話」という話を書いたが、薪で風呂を焚くと漏れなくついてくる仕事が煙突掃除。

煙突掃除と薪(50束)のセット 39,800 円」というのもあるみたいだが、うちの煙突はそんなに高くないし、屋根に上れば比較的簡単にできるので煙突掃除用ブラシでゴシゴシと。

いやはや、煤が出る出る。昔は祖父が定期的にやっていたのだが、祖父が亡くなってからは父親が時たま思い出したようにやった程度だったらしく、かなりたまっていた。

出てくる煤はきめが細かく、トナーカットリッジに入れれば印刷に使えるんじゃないかと思うほど。つまり、下手に扱うと舞い上がって大変なことになる。

UVカットミラーレースカーテン購入

2005年06月10日 | 雑記
セシールの通販でUVカットミラーレースカーテン購入。「一般のレースカーテンに比べて内から外も見えにくくなります」との但し書きはあったが、ここまで外が見えなくなるとは思わなかった。

他の部屋でもミラーレースのカーテンは使っているのだが、それでも多少見難い程度。それが、この製品では見え難いと言うよりは、見えないにかなり近い。採光性は問題ないんだろうけど、もう少し見えた方が嬉しいやね。


川端裕人のネイチャーライティング (2)

2005年06月09日 | 読書
川端裕人のネイチャーライティング (1)」の続き。

ペンギン、日本人と出会う

文芸春秋

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ペンギン、日本人と出会う』から始める。

この本の前に『動物園にできること ―「種の方舟」のゆくえ』や『緑のマンハッタン ―「環境」をめぐるニューヨーク生活(ライフ)』があるんだけど、前者はともかく後者は重めの話が出てくるので読む順番としては後回しにしておいた方が良い。まずは楽しく興味を持つことから始めるのは、分野を問わず重要なことで、その上で難しい問題も考えるようにしないと続かない。

『ペンギン、…』から始めると書いておいて『動物園に…』の引用をするのも何だが、大事なことだと思うから引いておく。


「エコ・フォビアという言葉を知っている?」と彼女は聞いた。

残念ながら聞いたことがない言葉だった。

「たとえば子供の頃に性的な虐待を受けた子供は大人になってもセックスが好きになれるわけではなくて、逆に性にかかわるさまざまなことに恐怖を持つようになるでしょ。もしも、動物について、あるいは生態系について、こわい話を聞かされ続けた子供はそのことを咀嚼できず、逆に目を背けてしまったり、無力感に苛まれたり、過剰にこわがってしまったりすることがあるのね。特に熱帯雨林の破壊みたいに子供たちにはどうしようもないことを教えられるとその傾向が強くなるの。それをエコ・フォビアと呼んでいるわけ」

『動物園にできること ―「種の方舟」のゆくえ』 p. 243



そういうことなのだ。

ようやく『ペンギン、日本人と出会う』。クジラやイルカはアイドルでもあると同時にある種の勢力の象徴みたいな使われ方をする場合も少なくない。人々もクジラやイルカを感じる前に、そこにまとわりついたものを感じるかもしれない。クジラやイルカそのものへ至る道は意外と遠い。

対してペンギンは、そのユーモラスさ故に世界中で人気を博しているが、ペンギンが高度知性体との仲介者であったり、運動のシンボルに祭り上げられていない。私たちは、より直接的にペンギンへと至り、また、その容易さの故に問題に巻き込まれたりもするのだが、それは後の話。

そもそも、日本人がペンギンを知ったのは江戸時代後半なのだが、オオウミガラスがペンギンとも呼ばれてもいたために、それがペンギンなのか、オオウミガラスのことなのか判然としない。まぁ、どちらにせよ、見たこともない未知の飛べない鳥がいるという知識レベルにとどまっている。

やがて、白瀬矗率いる南極探検(1911-12年)の途上で、ペンギンは本格的に日本人と出会うことになる。『ペンギン、…』に収録されている白瀬隊とペンギンの写真はなかなか衝撃的で、「私も一度くらいやってみたい」と思わないでもない。アデリーペンギン鷲掴み。15人くらいの集合写真で1人1羽くらいアデリーペンギンを抱えている。

白瀬隊がペンギンに興味を持ったのは一にも二にも実用性、すなわち、食用にしたり、油を取ったり、皮を加工したりするためなのだが、かと言ってペンギンの持つ愛らしさに気がつかないはずもなく、白瀬隊の副隊長は捕獲したアデリーペンギンに尺八を聞かせている。当時、他国の調査隊でペンギンにレコード(つうか、蓄音機)を聴かせる事が流行っていたためらしい。

この副隊長がペンギン中毒の第1号患者。日本は世界最大のペンギン大国で、飼育しているペンギンの数やペンギン関連グッズの市場でも他を圧している。上でペンギンはユーモラスで人気があると書いたが、日本人はユーモラスさよりも、より強くキュートであると感じるらしい。もちろん、滑稽ではあるが、それ以上に「可愛い」と叫ばずにはいられないらしい(叫んだのが誰なのか知りたい人は『ペンギン、…』を実際に読んで欲しい)。

日本人はペンギンを偏愛し、世界的にもペンギン好きとして認知されているにもかかわらず、日本人は案外とペンギンのことを知らない。それは何故か。その秘密は、実はクジラが関係している。一般の人々が本格的にペンギンを目にするようになるのは南氷洋捕鯨(1950年代)の頃で、おみやげとしてペンギンの剥製が持ち込まれたり、豪徳寺ではキングペンギンが散歩をしていたりと一挙に南極に棲息するペンギンの波が押し寄せてきた。その時に、ペンギン=南極の生物という想念が固定化され、以降延々と繰り返されてきた。

現存する18種のペンギンのうち、南極にのみ生息するペンギンはわずか4種類なのに、ペンギン=南極の図式は維持されてきた。当然のごとく何らかの歪みが生じないはずがなく、動物園や水族館では本来温帯に棲息するフンボルトペンギン属が氷山を模したディスプレイの中で飼われるという状態が長らく続くことになる。

なぜなら、南極や亜南極に棲息するペンギンは飼育が難しく、専用の設備が欠かせないのに対して、フンボルトペンギン属はよく日本の環境に馴染み、屋外でも特段の苦労もなく繁殖したからだ。つまり、南極性のペンギンの影武者を務めていたのだ。ところが、このフンボルトペンギンが他国では最近まで繁殖が難しいと言われていた種で、本来の棲息地であるチリやペルーでは絶滅しそう(1万羽程度)なのに、日本では千羽程度が飼育されている。

なかなかに錯綜したペンギンと日本人の関係を川端裕人特有のニュートラルな視点から、時にはユーモラスに、時にはシリアスに書いている。また、世界のペンギン事情や日本におけるペンギン研究の先駆者青柳昌宏に関する記述にもかなりの紙数を割いているのも特徴。

多分、『ペンギン、…』を読み終わった後には、ペンギン好きの人は一層好きに、そうでなかった人はペンギンの可愛さに気がつくんじゃないかな。そして、『ペンギン大好き!』へとなだれ込むのだ。

ペンギン大好き!

新潮社

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川端裕人のネイチャーライティング (3)」へ続く。

キリン氷結

2005年06月09日 | 雑記
普段は、ビール(発泡酒など含む)や日本酒が主で、チューハイ類は買わないのだが、キリンチューハイ氷結が安かった(350ml缶が98円+税)ので購入。チューハイと言うからには焼酎ベースだとばかり思っていたがウォッカベースであることを知る。

今回購入したのはグレープフルーツ、ライム、ライチの3味だが、それぞれにカロリーや栄養素が違うのに気がついた。以下に表を掲げておく。




グレープフルーツライムライチ
エネルギー189kcal172kcal200kcal
たんぱく質0g0g0g
脂質0g0g0g
糖質15.8g10.5g23.8g
食物繊維0g0g0g
ナトリウム39.6mg25.6mg40.3mg


ライムが最もヘルシー(いわゆる)であることが分かった。

元ネタは新しくない

2005年06月07日 | 時事
asahi.comの「米で新たな進化論争 『神』ではなく『知的計画』?」(http://www.asahi.com/international/update/0607/013.html)によると、創造説(creationism)では、もろ宗教であり、政教分離的にまずいので知的計画(Intelligent Design)という説を教えようとする勢力が強まっているそうだ。進化論 vs 創造説が進化論 vs 知的計画説という構図に変化しているらしい。なるほど。ただ、使われているネタは全然新しくなさそう。

細かく調べていないが、知的計画説って、デザイン論証(Design ArgumentまたはArgument from Design)の焼き直しだよなぁ。The Skeptic's Dictionaryの Intelligent Design の項でも "old wine in a new skin: the argument from design wrapped in biochemistry" (古いワインを新しい革袋に、つまり、生化学に詰め込まれたデザイン論証なのだ)と断じられている。

それにしてもデザイン論証はしぶとい。類似の議論は紀元前からあるはずだが、取り敢えずは1600年代のイギリスあたりまで遡れば現在へと繋がる流れを知るには問題ないはず。と言うか、何百年経っても議論の基本構造は変わってない。例証として用いられるものが新しくなっているだけ。その意味では、400年前の文献を読もうが、最新の論文を読もうが、議論の構造を理解する上では大差ない。

この論証が飽きもせずに繰り返し持ち出されて「科学的だ」と言われるのには、それなりの歴史的背景がある。一番有名なところではニュートンがデザイン論証の支持者だったし、いわゆる17世紀の科学革命の原動力の一つでもある。"Nature does nothing in vain, and more is in vain, when less will serve" という有名な言葉も、無駄がない→何らかの意図が働いているから無駄が生じない→意図を有する何かがいるはずだ→その何かとは神である、という文脈で(も)考えておく必要がある。

イギリスにおけるデザイン論証の萌芽を知りたかったら、『信仰と理性―ケンブリッジ・プラトン学派研究序説』を読んでみると良いと思うが、専門家以外は眠くなるような話の連続なので普通の人にはお勧めしない。

ところで、Intelligent Designに対するThe Skeptic's Dictionaryの評価 "no more scientific than any other variant of the argument from design" は切れ味が鋭く素敵だ。

ポンちゃんラーメン

2005年06月07日 | 郷土ネタ
長野ローカルのインスタントラーメン。信陽食品という会社が作っている。母親が「懐かしぃ、まだ作ってるんだ」と言っていた。それもそのはず、日本インスタントラーメン大図鑑によると1964年(昭和39年)発売開始となっている。東京オリンピックの年だ。

信陽食品のトップページの下の方にあるプロモーションビデオ(※)によると、パッケージは何回か変わっているようだが、味は変わってないんじゃないかな(まぁ、多少の調整はあると思うが)。上記の日本インスタントラーメン大図鑑によれば「スープは豚骨と鶏ガラ正油のあっさり系でコクもありすっきり、さっぱりしっとり基本に忠実な味わい」とのこと。まぁ、実際、そんな感じ。懐かしいと言うか、古くさい感じはあるけれど、飽きのこない味付けなんだろう。
※ポンちゃんラーメンの製造工程や、昔のCMが収録されていてなかなかgood。

ところで、袋入りのほかにカップタイプのポンちゃんラーメンもあるのだが、マスコットの狸(ポンちゃん)のしっぽの向きが逆なんだよね。


貞操帯とホルモン注射の義務化でもしたら?

2005年06月06日 | 時事
最近の政治家による性教育非難(批判ではないし、むしろ誹謗に近い)を聞くたびに、「貞操帯とホルモン注射の義務化でもしたら?」と思う。そうすれば、適正年齢に達するまで性交することはできないし、そもそも発情も抑制可能だ。

性教育の目的(および目的との関連性)を論じずに、手段・方法ばかり(合目的性を無視して)問題にされているのは、意図的であれば、実に効果的な方法(誹謗・中傷の)であるし、故意でないとしたら形式論に陥った思考停止の典型的なパターンだ。

手段はあくまでも手段であって、それによって招来される結果(=目的)と関連させずに論じることが愚かであることは誰にでも分かる。しかし、手段のみを切り出して扇情的に取り上げることによって、手段の持つ合目的性を隠蔽することは可能だ。

何も、目的が手段を正当化する、と言っているわけではない。目的と照らし合わせて、その手段が許容できるものであるか検討することが重要だと言っているのだ。しかし、最近の性教育非難は、ちんこやまんこが出てくるからダメ、程度の極めて低劣ではあるが分かり易い(=思考を停止しやすい)話に終始していてクラクラする。


下の本は、性教育の本ではないし、目的と手段に関する考察を含んでいるわけでもないが、性および、それにまつわるタブーや誤謬について考える一助になると思う。ただし、ある程度シャレの分かる人が読まないと逆効果かも。
魔羅の肖像

新潮社

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エロ街道をゆく―横丁の性科学

筑摩書房

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目的と手段に関しては、むしろこちらの方が参考になる。福知山線の事故が抱える問題って、先の大戦から変化していないことも確認できるかも。
失敗の本質―日本軍の組織論的研究

中央公論社

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思考停止という点では、この本を挙げておかなければならないように思う。
放送禁止歌

知恵の森

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すがわらくにゆきの新刊

2005年06月04日 | マンガ・アニメ
すがわらくにゆきの新刊が出た。約2年半ぶり。

快速!FREE NOTE Book!! (2)

ワニブックス

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「漫画家夕焼け物語」のソラさんの目指す「カットやミニまんがをいっぱい描いてマイナーメジャーな漫画家」とは、すがわらくにゆき自身の目指すものなのか?

お願いですからもっと描いてください、と思わざるを得ない。月産4ページじゃ数年に1冊だよ。

それにしても、この人の突如発揮される叙情性って何なんだろう。作品のうち、かなりの部分が美女吾郎(下の画像参照)みたいなものに占められているのに、「そらタマ」(冒頭の画像参照)みたいな作品が突然入っている。この叙情性の故に、ブレイクするに違いない(or欲しい)と何年も思っているのだが、着々とマイナーメジャーへの道を突っ走っている。

美女吾郎