購入から約3ヶ月使い込んできた感想を述べる。基本線は、
以前の日記(2005/3/8)から大きな変更はない。
使い慣れてくると、以前ほどスキャンで苦労することは少なくなった。膝の上に置いた書類のスキャンもOK。走行中のバスでは難しいが、電車ならかなりいける。理想は広い平らな机の上であることは言うまでもない。
もちろん、不満もないわけではなく、その最たるものは内蔵メモリが2MBなのにもかかわらず、実際は1.4MBくらいまでしか使えないことだ。理由はよく分からないし、メーカーにも問い合わせてはいない。メモリを約1.4MB、スキャンしたページ数で言うと35-40枚くらいになると突如、メモリバンクフルを知らせるLEDが点灯してスキャンを受け付けなくなってしまう。最初はメモリがいっぱいになったのかと思っていたが、どうも、1.4MB使ったあたりで、メモリフルの状態になってしまい。本来使えるはずの0.6MBが使えない。比率にすると30%強か。
これは結構痛い。日本語をスキャンするには200x200でないとお話にならないので、200x200を選択するのだが、そうするとB5やA4大の書類や頁が40枚程度しかスキャンできない。こまめにPCに転送できる状態なら問題ないが、そもそもこのスキャナを使おうという動機がPCと独立したスキャンなので、PCが手近にあるとは限らない。そうなると、完全にお手上げでDocupenは単なるプラスティックの棒になってしまう。
また、これは改善されたのだが、最初のTWAINドライバの出来が今一でDocupenから取り込んだ直後の画像一覧で、1枚目の画像しか表示されず、残りのものがグレーアウトしてしまうという問題があった。この場合も、「Select All」や「Deselect All」のボタンを押せば全部が表示されたのだが、明らかに作り込み不足が感じられた。
それが、最近リリースされた新しいドライバでは、最初の1枚が自動的に選択されているという点を除けば、他の画像も正常に表示されるようになって、使い心地がアップしている。画像を一覧表示した際に、1枚目が自動的に選択されているという仕様はどんなもんかとは思うが、以前よりは良い。