ただ生きるのではなく、よく生きる

自然の法則をとらえ、善(よ)く生きるために役に立つ情報を探して考えてみる

春は華やかだが、秋の趣には及ばない    『菜根譚』

2017-10-03 17:26:43 | 人生の生き方
春は、一面に華やいだ雰囲気となり、心をうっとりさせる。
だが、秋ともなれば、雲は白く風はやみ、蘭やモクセイが薫る。昼は空も水も青一色に
澄み渡り、夜は夜で空にも水にも月の光が冴え、身も心もすがすがしい。
これに比べれば、春の趣は遠く及ばないのである。    (後集・四六)

▲日本の自然は四季折々によい。春には春の、冬には冬のよさがある。秋のよさは、
一言でいえば、さわyかさということになろうか。心に余裕があれば、そのよさをしみじみと
感じることができるかもしれない。〈守屋洋)

─『人生を豊かにする「菜根譚」の言葉』 守屋洋著 PHP研究所

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