ただ生きるのではなく、よく生きる

自然の法則をとらえ、善(よ)く生きるために役に立つ情報を探して考えてみる

自己の中に「正しい法則」をどう生かすか

2016-09-04 17:33:37 | 知恵の情報
判断の基準は自然の中にあると以前申し上げました。
宇宙の法則が愛で、すべてのものを生かし、あらゆるものが生かされるもの、そして
いかなるものにも終わりがあり、終わりの中に始まりが息づいている、この世界です。

しかし生かし生かされるというのは、殺し殺されているということにもなります。他に
必要であるという必要性から、それは、愛だとみなされているのです。

正しい法則は宇宙の法である、それを悟れ、というのではありません。それを自己
の中にどう生かすかが大切なのです。判断基準としての自然の法則も判断の基準
としては原始的なものです。なぜなら人間は自然のなかに存在するとは言え、
自然とは一線を画した生物です。憎しみも喜びも悲しみもあり、それ故に愛を意識
できる存在です。自然の法則をそのままあなた方の中に適用してしまうと弱者の
存在など許さず、いかなる慈悲も愛もない世界となるでしょう。

慈悲は誤り多い人間に再び立ち直る機会を与えるものです。むざむざ痛い目に
あおうとしているところを救う心です。

宇宙の法則を体得し悟るのが偉大なのではありません。宇宙の法則をふまえて、
どう役に立てるかかが問題なのです。

自然の中の人間の存在にとって、何が真理かということ、どう生きてゆくのか、
その方向性は何か。人間は一人では生きてはゆけません。社会にとってどういった
ことが尊重されるべきか、こういったことも考えて、宇宙の法則をとらえなおして
みて下さい。

─『J I 』J I 出版 エル・ラファルライエル 口述筆記 土田展子より

これは、1980年代に日本に現われていた、天上(異次元)からのメッセージと
いわれるものです。
天からのものであるか、そうでないか、胡散臭いか、その内容から、どう考えるか。
読む人にその品格、教養や、倫理観や、判断力が突きつけられています・・・
正しい法則の認識は、19世紀に現われたジェームス・アレンの主張と同じようです。
彼も進化論が出たころですから、物事の真理をみつめそこに自然の法則が働いて
いることに気がついた人でしょう。日本でも、何人かの気づいている人がいたでしょうが
1980年代に高橋信次~千乃裕子の流れで正しい法則が伝えられています。