左は(仮名)佐多夕映。右はこの前記事をアップしたばかりの祥風です。
棚入れは祥風が先で佐多夕映えはその2年後くらいだったかな・・・あまり良く憶えていません
。
2023年5月14日撮影
<佐多夕映>
後冴えかな。少し極端かも知れませんが葉の出始めは柄が沈んだような感じで一見無地か(液比のやり過ぎで青味が勝りすぎ・・・かな
)と思うときも
。でも、下葉に向かうほどに冴えてくる。そんな感じです。
<祥風>
本種も葉の伸び始めは縞が沈みがち(これも液肥過多が影響)。でも、無地と勘違いするほどではなく割と早めに斑が浮き出てきます。
どちらも泥軸ですが根は見た目ほぼ青根に近いかな。
軸の泥は佐多夕映の方が勝っているようで、祥風は一見青軸と見間違うくらいです。
<佐多夕映> <祥風>
この両種、はてさて同じものなのか似て非なるものなのか
出来れば別種であってほしいとの自分勝手な意識が働いているのか手に取って見るに付け無理矢理その違いを見いだそうとしている自分がいるようです。
富貴蘭(風蘭も含め)を楽しむ上で、人口的に実生生産が行われ数多くの品種が生み出されている現在、それら品種数や流通量などマクロ的な見極めも必要とは思います。しかし、伝統園芸の観点からすればやはりミクロ的な考察を大事にし、楽しみ方の一つとしていきたいものですね。
※ 私の場合、経済的余裕無く欲しいもの数あれど手が出ないだけそのため手元の少ない品種で楽しむしかない(
)ただただそれだけのこと・・・ですが
。
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