たまねぎや白菜、大根、ブロッコリーなど、秋野菜の植え付けシーズンに入りました。
たいていの方は、畑をつくるときに堆肥を入れると思いますが、今日は堆肥についてです。
堆肥といっても原料はさまざまで、過程でも作れる生ゴミ堆肥から鶏糞・豚糞・牛糞など、なかには人糞を使った格安の堆肥も出回っています。
しかし、原料がなんであれ、きちんと作られた堆肥なら問題はありません。
堆肥を選ぶときに重要なのは、その堆肥が生なのか完熟なのかということです。
堆肥には大きく分けて生堆肥と完熟堆肥があります。
生堆肥というのは、鶏糞や豚糞などを山積みにしておいて乾燥させたものが多いのですが、袋に生堆肥とは書いてありません。
完熟堆肥は、鶏糞や豚糞などを山積みにして発酵させ、発酵温度が下がったら切り返し(カクハン)と世ぼれる作業を行い、再度発酵させます。これを7-8回繰り返すと完熟堆肥の出来上がりです。
ここで重要なのは、発酵させて完熟しているかどうかです。
糞は発酵する際に、50度前後の熱を持ちます。この発酵熱によって、糞の中にいる病原菌を死滅させます。
生堆肥の場合、乾燥させただけなので見た目は乾いているのですが、中の病原菌はそのまま。結果として、畑を病原菌だらけにしてしまいます。
ですから、堆肥を購入するときはかならず完熟堆肥を選んでください。
臭いがかげるようでしたら、臭いをかいでみるのもいいでしょう。
完熟度合いが悪いと臭います。
堆肥の入れ方ひとつで、野菜や花が病気になるかどうかが決まることも多いので、充分注意して選んでください。
<<質問について>>
家庭菜園・ガーデニング・農業についての質問や疑問などがありましたら、ご自分のブログからトラックバックを送っていただければ分かる範囲で回答します。もしくは記事にコメントで残していただいてもOKです。一応営農指導をしてますんで、大概のことはお答えできると思います。
たいていの方は、畑をつくるときに堆肥を入れると思いますが、今日は堆肥についてです。
堆肥といっても原料はさまざまで、過程でも作れる生ゴミ堆肥から鶏糞・豚糞・牛糞など、なかには人糞を使った格安の堆肥も出回っています。
しかし、原料がなんであれ、きちんと作られた堆肥なら問題はありません。
堆肥を選ぶときに重要なのは、その堆肥が生なのか完熟なのかということです。
堆肥には大きく分けて生堆肥と完熟堆肥があります。
生堆肥というのは、鶏糞や豚糞などを山積みにしておいて乾燥させたものが多いのですが、袋に生堆肥とは書いてありません。
完熟堆肥は、鶏糞や豚糞などを山積みにして発酵させ、発酵温度が下がったら切り返し(カクハン)と世ぼれる作業を行い、再度発酵させます。これを7-8回繰り返すと完熟堆肥の出来上がりです。
ここで重要なのは、発酵させて完熟しているかどうかです。
糞は発酵する際に、50度前後の熱を持ちます。この発酵熱によって、糞の中にいる病原菌を死滅させます。
生堆肥の場合、乾燥させただけなので見た目は乾いているのですが、中の病原菌はそのまま。結果として、畑を病原菌だらけにしてしまいます。
ですから、堆肥を購入するときはかならず完熟堆肥を選んでください。
臭いがかげるようでしたら、臭いをかいでみるのもいいでしょう。
完熟度合いが悪いと臭います。
堆肥の入れ方ひとつで、野菜や花が病気になるかどうかが決まることも多いので、充分注意して選んでください。
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堆肥がきちんと完熟したものであれば、混ぜた後すぐでも植え付けは可能です。
私は、たいてい混ぜた後1-2日で植えつけてしまいます。時間が無いときには、混ぜて畝をたてたらすぐに植えつけてしまうこともありますが特に問題はありません。