なんと、なんと、あの
「低温乾燥」式 カキ殻肥料
『蛎次郎』が復活しました!!
★☆蛎次郎のページはここをクリック☆★
東日本大震災の際、津波で大被害を受け製造中止に追い込まれた「蛎次郎」
実店舗でも通販でも大人気だったため、常に当店の倉庫を占領していた「蛎次郎」
販売終了後も引っ切り無しに問い合わせがあり対応に苦慮した「蛎次郎」
待ちに待った復活でございます!!
蛎次郎は宮城県産のカキ殻で作ったカキ殻石灰肥料。、
その特徴は 独自製法の低温乾燥式 ということ。
通常に販売されているカキ殻石灰は、そのほとんどが300~1200℃の高温で焼成されています。
高温焼成自体は特に悪いことではなく、カルシウム成分が変化することで
即効性の高いカルシウム資材となり、これはこれで需要のある石灰となります。
しかし、高温で焼成することで失われる可能性が高いものもあります。
それは「アミノ酸」や「微量要素ミネラル」などの成分。
蛎次郎は90℃以下の低温で乾燥することで、
これらの成分を損なわずに商品化した画期的な石灰なのです。
そのため、通常のカキ殻石灰と比べると
即効性はありませんが効果が長く持続します。
また、多くのアミノ酸やミネラル成分が残っているため、
これらも作物に供給されます。
プロ農家の方にももちろんおススメですが、
ミネラル資材を入れにくい家庭菜園やガーデニングの方にもぜひ使用していただきたい石灰肥料です。
ケイ酸というとイネに使用するイメージが強いですが、
最近は水稲以外にも様々な作物でケイ酸の使用が注目されています。
ケイ酸含有の資材としては、ゼオライト等の鉱物資材やケイカルなどが有名ですが
今回紹介する「恵水」は液体タイプのケイ酸資材となります。
http://shop.ideshokai.com/navi/shop_biryouyoso.html#keisan
ゼオライトなどの粉末・粒状タイプの資材は、
土壌改良資材として土中に投入することで土壌を改良し、同時にケイ酸を補給します。
鉱物ですのでゆっくり長くケイ酸補給が行われるという利点はあるのですが、
すばやく植物に吸収させたい場合などには使いづらい資材となってしまいます。
液体タイプの場合、植物への吸収が早く、散布後すぐにケイ酸を効かせることができます。
特に「恵水」は通常のケイ酸資材と異なり、
ケイ酸に結合されているアルミナやカルシウム、鉄などを切り離したケイ酸単体の
活性ケイ酸(シリカゾル)を使用しているため、
特に葉面散布で使用すると葉面から吸収するため、
さらに吸収速度が速くなります。
地元では特に「接ぎ木きゅうり(ブルームレス)」でご利用ただくことが多いのですが、
ブルームレスの場合、ケイ酸吸収の少ない台木用カボチャに接ぎ木して栽培するので、
根からのケイ酸吸収が見込めないため、葉面散布することでケイ酸を葉面から供給します。
また、イチゴ農家さんにも好評の商品で、こちらも定期的な葉面散布がおすすめです。
ケイ酸を供給することで、植物の葉や茎が固くなり、毛先がとがるため、
病原菌の繁殖や害虫の侵入などの抑制が期待できます。
さまざまな作物でご利用いただけるケイ酸資材ですが、
特にイネ科の作物にはおすすめとなりますので、ぜひお試しください。
(ラインナップ)
雑草対策・地温調整・土中の水分保持などの目的で使用される「マルチ資材」
黒マルチ、グリーンマルチ、透明マルチ、白黒マルチなど、作物や用途によって選択しますが、
今回紹介するのは収穫後に土にすき込むことで土中で分解してしまう生分解性マルチフィルムです。
●生分解性マルチフィルム「カエルーチ」
http://shop.ideshokai.com/navi/shop_maruchi.html#seibunkai
生分解性マルチは、土中の微生物によって水と炭酸ガスに分解されてしまうということ。
収穫後には、ロータリーなどでそのまますき込んでしまうと消えてなくなってしまいます。
こんな感じになります
↓↓↓↓↓↓↓↓
そのため、通常は収穫後に行わなければならないマルチの剥ぎ取り作業が必要ありません!
剥ぎ取り作業って、地味な作業なんですけど重労働なんですよねぇ(;^ω^)
で、当然ですが、使用済みのマルチフィルムの廃棄処理も必要ありません!
なので廃プラの処理費用が不要となります!!
土中の微生物によって分解されるので、どうしても土壌条件や天候、地温などにより分解スピードは変わってくるのですが、
すき込みが難しい場合などは上から土をかけておくと早く分解してくれたりします。
使用後のマルチフィルム回収に手間がかかるトウモロコシやキャベツ、ブロッコリー、レタス、白菜、カボチャ、大根、タマネギ、イモ類などの栽培に特にお奨めです。
ただ、生分解性マルチの場合、ちょっと気になるのがその強度。
特に機械で展張する場合、通常のマルチに比べると強度が心配になるところなのですが、
このカエルーチは機械展張も可能な強度があるため安心です。
どうしても低温時にはマルチが硬化しやすくなってしまいますが、
その時は押さえ部分を緩めにしていただけるとよいかと思います。
カエルーチのラインナップは巾サイズで3種類。
現在のところは、すべて穴なしの無孔タイプ、センターライン付きとなっております。
最後に注意点として、どうしても生分解性マルチは通常のマルチと比較して劣化が早いため、
保管の際は高温多湿、雨、直射日光を避けてください。
できれば買いだめをせずに、必要なタイミングでご注文いただくのが間違いないかと思います。
(お知らせ)
コメの食味向上・増収を目指して
栃木有機農法研究会では、2 月 27 日(火)、栃木県大田原市の「大田原市 ふれあいの丘」で、水稲農家を対象とした「水稲用微生物資材勉強会」を開催します。
数年前より食味向上・増収を目的に水稲用微生物資材「イネファイター(前川製作所)」を試験栽培に使用していましたが、試験結果が大変良好のため、今回メーカー担当者を講師に迎え、当会会員だけでなく広く一般の水稲農家向けの勉強会を開催することと致しました。
なお、イネファイターは、現在、北海道を中心に普及が進んでおり、今年は普及面積が3000 ヘクタールまで増える見込みで、今後、全国各地で普及が予想されています。
本勉強会の詳細は以下の通りです。
日 時 : 平成30 年2 月27 日(火) 14:00~16:00
場 所 : 「太田原市 ふれあいの丘」(栃木県大田原市福原 1411-22 TEL 0287-28-3131)
内 容 : ■話題提供「イネファイターの効果的な使用方法」 株式会社前川製作所様
参加費 : 無料
共 催 : 栃木有機農法研究会・特別ミネラル栽培の会
メーカー担当者だけでなく、実際に使用いただいている農家さんも多数来場予定ですので、ご興味のあるかたはぜひお越しくださいませ。
【問い合わせ先】 特別ミネラル栽培の会事務局(株式会社井手商会) TEL:0248-41-2621