劇団ぷにぷにパイレーツ座長日記

劇団ぷにぷにパイレーツ座長・石崎一気が、演劇、パントマイム、音楽等、舞台芸術の情報を、毎日発信!

劇場視察

2017-07-02 08:08:48 | 演劇
8月20日(日)に開催する第35回公演「夢のあとに」の会場は、すでに決まっています。
”横浜人形の家”の中にある”あかいくつ劇場”です。
使い勝手が良く、お客様からの評判も上々なので、このところ、ここばかり使わせて頂いています。
しかし、我々の都合の良い時に、必ず空いているわけではありません。
代替の劇場候補を考えておく必要があります。

このほど、うちの劇団に丁度良さそうな劇場の情報を貰ったので、早速、視察に行ってきました。
最寄り駅から徒歩7~8分の立地は、まずまずです。
その駅は大きな基幹駅なので、周辺はとても栄えています。
都心からでも、そんなに時間はかかりません。
ただ、一つ余計に乗り換えなければならない路線なので、ちょっと不便な印象があります。

施設を見せて頂きましたが、かなり立派です。
”ぷにぷにパイレーツ”には勿体ないレベルです。
常設の座席数が87で、桟敷などを使うと最大で167名収容できます。
座席もしっかり段差がついているので、前の人の頭が気になることはまずなさそうです。
舞台も広く、奥行きも十分あります。
照明や音響の設備も驚くほど立派で、かなり凝った演出もできそうです。

トイレは男女別になっていて、ポイントが高いですね。
大きくはありませんが、ソファの置いてあるロビーもあります。
受付を客席の後方に設置できるので、人員を一人節約することができます。
また、役者の控室や更衣室も用意されています。

総合的に見て、実に素晴らしい劇場でした。
料金も、都心の劇場に比べると、格段に安いんです。
ただ、不便な印象のある立地だけに、観客数が減る可能性があります。
経費と動員の見込みのバランスをしっかり考える必要がありそうです。

このところ、全国的に、劇場がどんどん減ってきています。
新たに出来るのは巨大な施設ばかりで、我々にはとても借りられないものばかりです。
やむをえず、カフェやバー、画廊など、劇場以外のスペースで公演を開催する劇団も増えてきました。
公演を実施する上で最大の課題となっているのが劇場選びなんです。
手ごろな会場は、本当に奪い合いの様相を呈しています。

良い劇場をご存知の方がいらっしゃいましたら、是非、ご一報下さい。
一日だけの利用が出来て、50席~100席のキャパのところだと、なお有難いです。
よろしくお願いします。

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