僕は滅多にハッピーエンドの作品を書きません。
ほとんどが不幸な物語です。
60本以上の自作を上演してきましたが、そのうちハッピーエンドは5本ぐらいしかないと思います。
僕が悲劇を好むのには、ちゃんとした理由があります。
トルストイ作「アンナ・カレーニナ」の冒頭の文章が、その理由を分かりやすく説明してくれています。
「幸福な家庭はどれも似通っているが、不幸な家庭はそれぞれのかたちで不幸である」
見る側はハッピーエンドがお好きなようですが、作る側としては不幸な結末の方が面白いのです。
ほとんどが不幸な物語です。
60本以上の自作を上演してきましたが、そのうちハッピーエンドは5本ぐらいしかないと思います。
僕が悲劇を好むのには、ちゃんとした理由があります。
トルストイ作「アンナ・カレーニナ」の冒頭の文章が、その理由を分かりやすく説明してくれています。
「幸福な家庭はどれも似通っているが、不幸な家庭はそれぞれのかたちで不幸である」
見る側はハッピーエンドがお好きなようですが、作る側としては不幸な結末の方が面白いのです。