広報邂逅記

広報宣伝に携わる私が、世の中の面白いこと、美味しいものや温泉鉄道旅を紹介します。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。

ブログ160915 高野山~熊野古道の旅 ホテル浦島 洞窟温泉 忘帰洞と玄武洞

2017-02-02 23:04:33 | 食べ物
おもてなし感ゼロのホテル浦島に泊まった最大の理由は洞窟温泉の忘帰洞に入るためである。

父が若かった頃に来て洞窟風呂が印象的だったので、家族で来たいといったのがきっかけだ。

洞窟温泉の土地は海底が隆起してできた岬です。
於泥岩層の破砕帯が熊野灘の荒い風波に浸食された間口25メートル・奥行50メートル・高さ15メートルの天然洞窟。


まずは、忘帰洞へ。
本館を経由して約10分の道のりだ。
忘れ物をしても戻れる距離ではないし、帰り道は湯冷めしてしまう…。

大洞窟風呂 忘帰洞(ぼうきどう)の名は、当初で旅館営業が始められた大正末期、紀州藩の徳川頼綸公が来遊されて『帰るのを忘れさせるほど心地よい』と誉めて名付けられたのものだそうです。


忘帰洞には幾つか湯船があり、カラン場所もあるのだが、人でごった返していた。
また、予想した通り洞窟なので薄暗いし古いので老朽化というか、少し汚く見える。
人がごった返している分、さらに汚く見えるのは気のせいだろうか?

カランの辺りは特にそう感じる。
足元も微妙。


まあ、良かったのは波打ち際のこのお風呂かな。
たまに、波しぶきがかかる。

でも、そんな温泉はもっと他にもありそうだ。

とにかく、10分以上もかけて入りに行く風呂ではない。


玄武洞
泊まった日昇館の下にある洞窟温泉。
洞窟は1つだが、こじんまりしていてまだ、こちらの方が落ち着いて入れる。


もう、10分以上もかけて忘帰洞に行くまでの価値は感じられないので、翌朝も玄武洞で入浴。

湯冷めする距離はいただけない。

そちらは、玄武洞の入口。
右が女性用。

洞窟なわけだからか、古いからなのかはわからないが、ダクトや配線管などが剥き出し。

かなり、げんなりする。


半分は男性風呂なので、細長い感じ。

海っぷちは2、3人が入れる湯船になっている。
忘帰洞ほどではないが、海が見える。

岩壁を見ておわかりの通り、全体的にカビっぽい。。。


ここからお湯が沸き出ている。

一応、源泉かけ流しらしい。。。

■那智勝浦温泉について
勝浦温泉には、200本以上の泉源があり、その湧出量は毎分2万千リットルに達しております。このホテル浦島にも、12の源泉があり、摂氏50度の硫黄分を含む、極めて濃度の高い温泉で、常に豊富な湯量が湧きでております。
大浴場では源泉掛け流しの湯をおたのしみくださいませ。

http://www.hotelurashima.co.jp/hotspring/


玄武洞の温泉分析書


泉温 42.0℃
湧出量 149L/分
pH 8.2 弱アルカリ性


等張性 含硫黄-ナトリウム・塩化物温泉


http://mobile.onsenguide.org/wakayama/nachikatsuuracho0010.html

http://www.hi-ho.ne.jp/mo-ri/spa2/urasima/u1.htm








泉質別適応症
きりきず、末梢循環障害、冷え症、うつ状態、皮膚乾燥質症、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症

全体的に皮膚にいいようだ。
硫黄泉だしね。

硫黄泉は酸性のイメージだが、弱アルカリ性なんだ…。

なめるとナトリウム、塩化物とあるだけあり、しょっぱい。


こちらは
泉温 46℃ …さっきより少し高い
湧出量 162L/分
pH 8.1 …ほぼ同じ


もちろん、
含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉








泉質は
含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉
低張性弱アルカリ性高温泉

微妙に違う


磯ノ湯3号泉(ちなみに、前述は2号泉)


泉質別適応症は同じ


磯ノ湯1号泉
含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
低張弱アルカリ性高温泉


泉質別適応症
高血圧症、動脈硬化症、糖尿病、慢性婦人病、虚弱児童、切り傷、やけど

飲用の適応症
糖尿病、痛風、慢性消化器病、慢性便秘

むむ、( ゜ε゜;)飲めるんだ。


泉温 44.2℃
湧出量 203L/分
pH 7.8




含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
低張性弱アルカリ性高温泉
















磯ノ湯1号泉






































人のいない隙に隠し撮りしているので、上手く撮れているか心配で同じ物が重なっていますが、玄武洞の源泉は磯ノ湯1、2、3号泉の3つのようだ。


ぬるめのお湯でした。


結論、ホテル浦島の温泉は日帰りで十分。
内湯は入りませんでしたが、母が言うには汚かったとのこと。。。

サービスが悪くても温泉がよければいいのだが、残念な結果だった。








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ブログ160915 高野山~熊野古道の旅 ホテル浦島 おもてなし感ゼロ

2017-02-02 18:06:46 | 食べ物
本館に船が着くとフロントがありチェックインと思いきや、ファーストチェックインで、地図を渡されそこまで歩いて行かなくてはならない。

しかも、日昇館にさらにフロントがあり再度、チェックインしなくてはならない。


なので、階段を上ったり、長い長い廊下を歩いたりと…部屋にたどり着くまで約10分。荷物を持ちながらならお年寄りには厳しい道のりだ。
空港にあるようなカートまであった。


もちろん、地図を渡されただけでホテルの人が付き添うでもなく、廊下の館ごとに色分けされたラインに沿って目指すしかない。
お年寄りは迷うのではないか…。

部屋数は約800、最大収用3,000人とは…。
本当に嫌な予感。

こんなに遠いなら、各建物にフロントもあるのだし、船をそれぞれの館に着ければいいのに、そう言ったユーザビリティは全く考えてないようだ。

本当に私語になりつつある“殿様商売”だ。


この時点でおもてなし感はゼロ。
しかも、眺望がいいと書いたあるから少し高い日昇館にしたのに、左隣の部屋が出っぱっているため壁で眺望は1/3になってしまっている。
個人客より団体客に良い部屋を優先しているようだ。

浴衣もSばかり5、6枚あって、MLは各1枚しかない。

アメニティのチェックを全くしてないようだ。

しょうがなく、フロントにクレーム。
浴衣の追加と眺望が悪いことを訴えるも、どの部屋もこんなものだと悪びれもなく言われてしまう。
明らかに、一番眺望が悪い部屋なのに。。。
まあ、いいホテルなら大概、お部屋を変えるんだけどね。

本当に今どき珍しいおもてなし感ゼロの昭和な団体客向けの宴会ホテルだ。


さて、気を取り直してお風呂に入って夕食。
お風呂については、別で記載しますが、またこの夕食も酷かった。

まず、フロントで夕食時間を聞かれる。
前半は満席なので、後半でと言われる。
まあ、仕方ない。
時間に行くと、少し時間から過ぎているのに長蛇の列。
これなら分ける必要も無いのではないか?

しかも、学食のようなのりのビュッフェスタイルでガヤガヤしているし、ゆっくり食事をとるのとはほど遠い。

お盆も皿もプラスチックの学食のりだ。
片づけも給食のような段々のワゴンがあって、そこへ自分で片付ける。
全くのセルフで、おもてなし感はまたもやゼロ。
もちろん、お味も学食レベル。

知床グランドホテルのブッフェとは大違い。
値段も大差ないのにこの違い。
インバウンド優先だとこうなるのだろうか?

こんなことなら、部屋食にすれば良かったとも思うが、部屋食ってあったかな?

もう、二度と来ることは無いというか、洞窟温泉は日帰り入浴で覗く程度でいいかも。

宿はこじんまりした方が、やはりサービスがいい。

なので、気づいたら殆ど写真が無かった…


http://www.geocities.jp/nara_no_daibutu2/spa-4/55k-nankikatuura-h-urashima.html




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ブログ160915 高野山~熊野古道の旅 ホテル浦島と桟橋

2017-02-02 04:57:45 | 食べ物
さて、本日の宿泊はホテル浦島。
父が母に洞窟温泉を見せたいということで、チョイス。

島全体がホテルでかなりの集客なので、駐車場は桟橋からだいぶ離れた所にありバスに乗り換えて桟橋まで行かなくてはならない。

不便だ。

17:14
亀の送迎船がいたが、だいぶ並んでいて乗れなかった。


右側に見えるのは別の島の別のホテル。


島にはホテルの沢山の建物が建っている。
ちょっと嫌な予感。
あんなに大きいとお風呂、大丈夫かな…。


本当は山の上にある山上館に泊まりたかったのだが、改修中で予約ができなかった。残念。


ホテル浦島だけに竜宮城気分で亀の船に乗りたかったなぁ。


泊まりたかったのは山の上の山上館。
実際に泊まったのは日の出が見える向きの日昇館。
左手に見える本館の山の向こう側になる。


宿泊客は船で移動なんだろうけど、島の左側に橋のような道があるから従業員は車とかで通ってるのかな?


我々が乗ったのはこちらの船。
残念ながら亀ではなかった。


17:29
ホテル浦島に到着。
桟橋方面を撮った写真。
那智方面を撮ったのだが、山を霧が蒔いていて神々の山って感じ。
日本らしい幻想的な景色だ。
やはり、写真だとその美しさがお見せできないのが残念。

ところで、明日行く熊野那智大社は手前の山かな?それとも奥の霧がかかっている山?!


■ホテル浦島
http://www.hotelurashima.co.jp/sp/



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