広報邂逅記

広報宣伝に携わる私が、世の中の面白いこと、美味しいものや温泉鉄道旅を紹介します。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。

ブログ120927 特撮博物館 キノコ雲

2012-09-29 20:36:11 | 食べ物




ジオラマの展示では西荻窪の駅が細かく再現されていた。
自転車が並んでいるのが芸が細かい。

さて、巨神兵の映像の話しに戻るが、最後に出てくるキノコ雲の謎である。
どう見てもCGにしか思えない。
その謎がジオラマ展示の手前の映像でわかる。なんと!綿でできていてアナログな手動式で上に上がっていくのだ。
まさか、綿でできていたなんて騙され感満載である。
でも映像では本物のキノコ雲に見えるのだ。
できれば、もう一度映像を見たいのだが、ここが例のカラクリである。
エスカレーターを下がり地下展示場に行ってしまうと、もう映像会場には戻れないのである。
だから、入口で再入場は出来ませんとしつこいほど言っていたわけだ。
確かに、もう一度映像が見たくて戻りたくなる。
閉館時間も60分を切っていることだし、諦めてもう一度映像を観にくることを心に決めた。
そうとなれば、地下のジオラマ展示は土日は大行列だから、途中、特撮の極意の数々を紹介しているコーナーがあるのだが、後ろ髪を引かれながら、すっ飛ばしてジオラマ展示へ。
ジオラマ展示の中に入ルには少し並ぶが、まあ5分程度だろうから並ぶことに。
近くに寄ってやはり思うことは、鉄道ジオラマと比べると、やはり大きいことだ。
だから、木やベニヤ板などで作られている。
確かに、ウルトラマンや怪獣が闘うことを考えると、このぐらいのサイズなんだろうな。
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ブログ120927 特撮博物館 メイキング

2012-09-29 15:56:51 | 食べ物




感慨深さと疑問を残しつつ、映像会場を後にすると、そこには地下1階からの吹き抜けがあり、そこには今観た映像にあったジオラマの再現のようだ。
ジオラマの間を通ることもできるし、なんと写真撮影も可能なようだ。
ただ残念なのはこの吹き抜けの上からは撮影禁止らしい。
ケチだなぁ~。日本の美術界も海外の美術館や岡本太郎記念館を見習って欲しいものだ。
さぁ、地下へ行こうと思ったら、まだ1階の展示が続く。
そうなのだ、ここからが特撮技術の展示だったのだ。
しまった完全に時間配布を間違えた
既に2時間30分が過ぎており、閉館の18時にはあと1時間しかないこれからがメインなのに展示は沢山残っている。
まず、吹き抜けの通路を抜けると、ナウシカの巨神兵のときのコンテが展示してある。庵野さんと宮崎駿さんとのコンテ上のやり取りが面白い。宮崎さんがイラスト入りで『もっと働け、急げ』といたずら書きしているコンテが2枚。松本で観たジブリ展のスタッフと男鹿さんとの校正のやり取りを思い出す。
9分間の映像のための絵コンテも特撮のために凄く細かく描かれている。
そして、巨神兵のリニューアルデザイン起こし。
人間が入っているのかと思ったら、文楽と二人羽織りをミックスした感じで動かしていたのだ。
それを3人の人が全身ブルーになって、ブルーの背景で撮影し合成しているのだ。
確かに人が入るには巨神兵はシェイプなボディバランスだ。
それらのカラクリは15分のメイキング映像から分かるのだが、なるほどと思う点が多いのと、確かに昔はそんな技術で撮影していたことをいつしか忘れていた。
ビルが木っ端微塵に崩れていくのも、昭和と平成の叡智を結集して2通りの方法を試している。
ガラスが微塵に砕け散る様は圧巻だし、ビルが吹き飛ぶ様子も見事だった。
そして、色々なシーンを合成して一つの映像が作り上げられているのがよくわかった。
その合成の方法も展示されており、凄く手間がかかっているのがよくわかる。
背景の画像と怪獣の画像を同時に回し鏡合わせにして一つのフィルムに焼き直すのだ。
これを考えついた人は凄いし、今回この技術をこうやってのぞかせてくれていることは凄い。
かなり感動だ。
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ブログ120927 特撮博物館 予兆

2012-09-29 07:25:55 | 食べ物




このジオラマは巨神兵の撮影に実際に使われたもののようで、折れた東京タワーが見事だ。そして周りには、崩れたビル。鉄骨が剥き出ているところなんて、超リアルだ。
一体今日、何本目の東京タワーなんだろうか。
やっぱり東京、いや日本を象徴するシンボルなんだろうなぁ。

さあ、いよいよ巨神兵の映像エリアだ。
そこには結構、大きなスクリーンがあり、簡易なイスというか、ベンチがあり座って見れるのだが、1ロール待たないと座れない。

映像は、若い女性のナレーションで淡々と進んでいくのだが、それが恐怖心をあおる。
見事な破壊シーンなのだが、CGじゃなくて特撮、つまりアナログでどおやって、こんな映像を作り上げるのだろうか。
まったくもって、不明である。
あのキノコ雲はアナログじゃ作れないだろう…う~ん。疑問だらけだ。
特撮もさることながら、実はだった9分間なのに、内容も素晴らしい。
天地創造の神が7日間かけて創ったのだから、全てを破壊するのにも、7日間かかる。その時間があれば、なんとか逃げのびれるのではないかという考え方も斬新だ。
今の混沌とした社会を嘲笑うかのような作品だ。
巨神兵ではないだろうが、堕落と言う名の、現代人の心が生み出している目に見えない巨神兵が、いつか日本を焼き尽くしてしまうのかもしれない。
まさに『予兆』なのだ。
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ブログ120927 館長 庵野秀明特撮博物館 巨神兵

2012-09-29 06:50:58 | 食べ物




このジオラマのエリア以外は写真撮影してはいけないのだが、逆にここでは好きなだけ撮影して良いのだ。しかも、ジオラマのビルの間も抜けられる。
素晴らしいサービスだ。
ジオラマのビルの見えない部分にはウルトラマンとか書かれていたりする。ずっと使い回ししているんだなぁ~
確かに、毎回、これだけのものを作っていたら、予算と時間が足りない
裏側が覗けるのはとても面白い

さて、1Fのジオラマの奥は真っ暗な闇になっていて恐ろしい。
まさに『予兆』だ。
折れた東京タワーに、溶け出した街並み…この先にどんな恐ろしいことが、待ち構えているのだろうか。
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ブログ120927 館長 庵野秀明 特撮博物館

2012-09-29 06:38:41 | 食べ物




東京都現代美術館(清澄白河)で開催されている『館長 庵野秀明 特撮博物館』を観にいった。
東京都現代美術館は清澄白河駅から15分近く歩くのだが、寺町情緒ののこる閑静な住宅街だった。美術館に着くと、平日だと言うのにチケットを買うのに10分待ちだ。どんだけ人気なのだろうか。事前に金券ショップで購入しておいて良かった。
入口には再入場できませんとしきりに言っている。その時はわからなかったが、確かに再入場したくなる仕掛けがある。
これが、入場料稼ぎが目的なら少し寂しい。
館内ガイドが500円だったので借りることに。
最初は特撮ヒーローやメカの展示だった。解説が結構、詳しいのでなかなか時間がかかる。
1F後半は特撮セットだ。
かなり精巧にジオラマが作られており、面白い。それに鉄道ジオラマから比べると結構大きい。
赤レンガ倉庫も展示してあったが、確かに遠目から見たら本物に見えると思うぐらい精巧だ。
その隣りには破壊された国会議事堂だ、見事に崩されている。できれば、バカな国会議員ごと吹き飛ばしていただきたいものだ。
この展示で、へぇ~と思ったのは、特撮には必ずと言っていいほど登場する東京タワー〓だ。隣りの人が話しているのを聞いて気づいたのだが、タワー〓の足元のビルにはタワーの影が最初から描かれているのだこれはどのタワーにも共通していた。面白い。
そして、その先にはジブリのナウシカに出てくる巨神兵をメインにした約9分間の特撮映画の世界がある。
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