心理学の本(仮題)

【職場に】心理学書編集研究会(略称:心編研)による臨床心理学・精神医学関連書籍のブックレヴュー【内緒♪】

力任せの異常な年賀JOまたは私は如何にして心配するのを止めてマイナー漫画を愛するようになったか

2007-01-19 11:18:18 | お遊びコーナー
JO,どこ? って,古RYYYYYY,ダム! でおなじみのpsy-pubちゃんですよ!

まあね,年賀状ね,今年はお年玉つき年賀はがき,一通も当たらんかったよ……。切手すらね,当たらなかった,なんて,どういうこっちゃいと思いつつ,今年も来ました異常な年賀状from友人オーマンディ氏

前回,オーマンディ氏のセレクト,を当ブログで採り上げたところ,どうやら大いに気をよくしたようでして,それが証拠に,なんと今年の年賀状に彼曰くの2006年のベスト漫画がビッシリと書き込まれておりました……。これも載せろということか……うん。まあ良いけどさ,頼むから,データでくれよ? 

ほとんど嫌がらせだよと思いつつ読んでると,「今回はメジャーな漫画をセレクトしました」とあり……,うん。全然知らないよ? 1冊たりとて聞いたこともないよ! というセレクトですが,たしかに前回と比べると版元はメジャーであるということで,性徴もとい成長のあとが見られるじゃないか! ということで,オーマンディ氏のコミットメント,とくとご覧あれ!

…………

学園革命伝ミツルギ (01)
学園革命伝ミツルギ (01)河田 雄志 行徒

ジャイブ 2006-01-07
売り上げランキング : 124782

凄まじいほどの馬鹿馬鹿しさ。それ以外に形容する言葉が思い浮かびません。一回読めばそれで十分という代物ですが、一回目のインパクトはかなりのモノ。漫画喫茶で読むといいかも。



フライングガール 1 (1)
フライングガール 1 (1)笠辺 哲

小学館 2006-01-30
売り上げランキング : 16431

何とはなしに水木しげるを髣髴とさせる絵柄が気になり買ってみたのですが,タイトルどおり飛んでます。ぶっ飛んでます。生首、獣姦、野生児。おかしな人間ばかりで構成されたおかしな話。一本筋が通ってます。一巻ラストが秀逸。見事にまとまってます。



あおくび大根
あおくび大根山崎 健

メディアファクトリー 2005-10-22
売り上げランキング : 61117

この季節大根がおいしくなってきましたね。ふろふき大根、鰤大根、大根ステーキ等など。そんな大根の溢れんばかりの魅力を余すところなく紹介した漫画がこれ。普段知りたいと思ってもなかなか知ることのできない大根の姿が赤裸々に描かれています。



ショーが跳ねたら逢いましょう
ショーが跳ねたら逢いましょうえすとえむ

東京漫画社 2006-08
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BLです。タイトルが良かったのアマゾンで注文してみたら、なんとBL漫画でござりました。男の私には敷居が高いかしらんと思っていましたが、関係なしに面白いです。話の作り方が上手いですね。絵柄が綺麗で読みやすいのでBLに興味のある人にはお勧め。



花の名前 1 (1)
花の名前 1 (1)斎藤 けん

白泉社 2005-06-04
売り上げランキング : 5690

なんとなく漫画もいろんなジャンルをバランスよく読まんとだめよねえ、などと思い,ここ1,2年で少女漫画を読むようになったのですが、その中でもかなり好きな作品。設定がとても好きで、絵も上手くはないですが話の雰囲気とよく合ってます。個人的には一話目で終わらせたほうが話としては良かったんでないかい?といった感じです。が、それはそれとして面白いので是非。



ヘルボーイ 魔神覚醒

小学館プロダクション 2000-02
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映画化をされているので知ってる人は知ってるでしょう。これはイカス作品です。他のアメコミとは確実に一線を画すスタイリッシュな絵柄。それだけでも読む価値はあります。私がアメコミ好きってだけかもしれませんが、アメリカンテイストなウィットに溢れていて読んでて楽しいです。



ブラックサッド -黒猫の男-
ブラックサッド -黒猫の男-フアン・ディアス・カナレス フアーノ・ガルニド 大西 愛子

早川書房 2005-07-21
売り上げランキング : 145956

これはおフランスの漫画。所々でニヤリと笑いたくなるお約束の数々。哀愁漂うウェットなハードボイルドもの。登場するのは擬人化した動物たちで、主人公は笑顔のとてもステキな黒猫です。キャラの表情が豊かすぎます。フランス漫画侮りがたし。



さらい屋五葉 1 (1)
さらい屋五葉 1 (1)オノ ナツメ

小学館 2006-07-28
売り上げランキング : 5543

舞台は江戸。江戸というだけでなんとなく粋な感じがしてくるのは私だけでしょうか。それはそれとしてこの作品、雰囲気がゆったりというか淡々というかしていて、読んでてとても心地よいです。際立ってこれがすごいという訳ではないですが、繰り返し読みたくなる作品。



マフィアとルアー
マフィアとルアーTAGRO

講談社 2006-12-04
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セリフ、話のテンポ、内容、どれも独特。話によって絵柄がかなり違っていて、これが意図的にしているのか、単純に新旧の問題なのかはわかりませんが飽きさせません。そしてなによりも、この人の話の終わらせ方はいいです。秀逸です。



ヨルムンガンド 1 (1)
ヨルムンガンド 1 (1)高橋 慶太郎

小学館 2006-11-17
売り上げランキング : 16099

武器商人と少年兵のお話。こういうとかなり重苦しい感じがしてしまいますが,特にその辺は意識せずに、ガンアクション、ドンパチなところを楽しめる仕上がりになっています。少々雑なところもありますが、その雑さがいい雰囲気を醸し出しています。

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以上,友人オーマンディ氏の2006漫画ベストをお送りしました。パチパチ。確かに今回,比較的読みやすそうなのが揃ってる気がしますね。個人的には,おフランスの『ブラックサッド -黒猫の男-』はちょっと読んでみたいな。次はアメコミ含め海外マンガ特集やってもらおうかしらん?


と言いつつ,僕もつい先日,念願の聖地「青梅赤塚不二夫会館」に行ってまいりましたので(サイコーでした),そのレポ含め,漫画ネタやりたいなと思ってます。乞うご期待!


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