【タイトル】ハマスミわんまんしょーで，ハマショーだ【意味なし】

過日。ワタシは書いたわけです。


行動科学というと，アホウなワタシとしましては，ついつい，
「犯罪行動科学」をついで，スターリング捜査官（Clarice Starling）
を連想してしまうのであります。クラリスタン ハゲカワモエス...

というわけで，いろいろと思うのですが，やっぱ浜田寿美男だと。
もうハマショーの時代は終わったね。そら確実に終わった。わずか数百メートルのこの街のメインストリートであろうとなかろうと，ハマショーもハマコーも終わっておりまして，今後はハマスミの時代である，と私は確信をもって断言したい。
ハマスミ。
なんか言いにくいけど，でも，いいのだ。って，すいません，冗談です。

ともあれ，日本のスターリングと言えば，浜田先生でありまして，なかなかの書き手であります。
犯罪心理学の本は，一般のヒトが読んでもオモロカろうものであります。

自白の心理学 浜田 寿美男 岩波書店 2001-03 売り上げランキング : 23017 Amazonで詳しく見る by G-Tools

取調室の心理学 浜田 寿美男 平凡社 2004-05 売り上げランキング : 26473 Amazonで詳しく見る by G-Tools

そして，最新刊が，，，

自白が無実を証明する―袴田事件、その自白の心理学的供述分析 浜田 寿美男 北大路書房 2006-10 売り上げランキング : 144105 Amazonで詳しく見る by G-Tools

でございます。
ちなみに袴田事件とは，こんな事件だそうです。

とはいえ，浜田先生，発達心理学者でありますから，

ありのままを生きる―障害と子どもの世界 今ここに生きる子ども 浜田 寿美男 岩波書店 1997-01 売り上げランキング : 262668 Amazonで詳しく見る by G-Tools

「私」をめぐる冒険―「私」が「私」であることが揺らぐ場所から 浜田 寿美男 洋泉社 2005-10 売り上げランキング : 10359 Amazonで詳しく見る by G-Tools

ワタシには懐かしき，，

知能の誕生 ジャン・ピアジェ 谷村 覚 浜田 寿美男 ミネルヴァ書房 1978-01 売り上げランキング : 298060 Amazonで詳しく見る by G-Tools

を訳されていたり。

それから，

証言台の子どもたち―甲山事件 園児供述の構造 浜田 寿美雄 日本評論社 1986-03 売り上げランキング : 822136 Amazonで詳しく見る by G-Tools

なんて本も出されています（ちなみに，アマゾン，著者の名前が違うぉ）。
これは発達と犯罪の接点でありますな。

ちなみに甲山事件とは，こんな事件。（こんなんばっか）

ウェキペディアを読んでわかったんですが，清水一行氏がこの事件を元に「捜査一課長」という小説を書いたそうで，これもまた
大問題になっており。
非常に興味深い，，，，。つか，ヒドス。

自動車評論家の清水草一氏（MJブロンディ）って，清水一行の息子だったのね，，知らんかった。ワシャ，息子のほうが好いとるけん。


で，まあ，浜田先生に思いを馳せるとき，やはり，思いを馳せなければならないのが，巨人

秋元波留夫先生

でありましょう。犯罪精神医学って無茶，オモロインですよね。ワタシの場合でありますが，下世話な趣味と正義感とか，両方同時に賦活されるという，なんつうの，「愛」のような構造を持っているわけであります。たぶん。

秋元先生の精神医学に否，日本の医学に関する足跡を，ワタシなんぞがここで語れるわけもないのですが，ネット上の資料をあげるなら，

帝銀事件と精神鑑定（精神鑑定書全文）
http://www.gasho.net/teigin-case/documents/akimoto/kanteisho.htm

こんなのがございます。


す，すご，，，，。ネットでこんなの見れるんだねぇ。ちょっと感動してしまふ。
ちなみに帝銀事件とは，こんな事件。


ここでも731部隊……因縁なのか（詳しくは→※過去記事）


ちなみに，秋元先生の

刑事精神鑑定講義 秋元 波留夫 創造出版 2006-07-01 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools

は正義と精神医学に殉じるものにとっては，名著でございましょう。