パーソナルカラーとの出会い。
出会いはNHK福島のキャスターだった頃。
悩みだったのは衣装。
スタイリストさんがいるわけではなく、衣装協力もなく自分で用意しなくてはいけませんでした。
テレビ出演の際の衣装というのは、好きな服をそのまま着てもいいわけではありません。
番組のイメージや、スタジオセットとの相性。
共演者やゲストの方とのバランス。
テレビに映るときにはマイナスになる模様もあります。
(ピンストライプや小さい格子模様など)
視聴者からの視点で考えなくてはいけない。
その時の流行にポーンとのっかるわけにもいかないのです。
私の場合は映るメインは上半身、バストアップ。
スーツやジャケットを着ていなければいけない時もあれば、
ブラウスやカットソーなどの時もありました。
自分のお給料から購入するので予算内で、数を用意することもできなくてはいけません。
かなりの制約がありました。
初めは試行錯誤。
視聴者の方から「服のセンスが悪い」など厳しいご意見を電話や書面、モニターの方の報告で頂きました。
そんな時に番組の取材で知り合った色彩の専門家に相談をし、
パーソナルカラー診断をしていただきました。
クローゼット内にはかなり自分に合わないものがたくさんありました。
「その年に流行っている色だから買ったもの」が多かったです。
自分に似合う色に合わせてクローゼット内を整理し、
その後購入する洋服は診断に合わせて購入しました。
自分でも驚くほどの効果がありました。
服についての厳しいご意見がなくなり、
逆に「さわやかに感じた」「よく似合っていて素敵だった」など
逆にお褒めの言葉をいただくようになりました。
パーソナルカラーを知る、似合う色を身につけるプラスの効果を本当に実感しました。
パーソナルカラーに助けてもらったようなもの。
心からパーソナルカラーに出会って良かったと思ってます。
それがきっかけで自分もパーソナルカラー診断に携わりたいと思い今があります。
皆さんにもパーソナルカラーを知っていただき、より魅力的になって欲しいと思っています。