想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

貴女は、大切なひと。

2013-08-20 15:19:39 | 日記

妹たちはが、引っ越してゆきました。
大はしゃぎの親子。
私は黙々と部屋の引っ越し。
すごい、部屋がスッキリした。
二人人が減ると、こうもすきっりするもんなんだ…おおお
私には、寝室兼パソコン部屋ができ、
娘は、寝室と勉強がひとつずつ。
客室が本当に何もなくなった。
これなら、いつお客さんが来ても問題なし

今日も夏日となったが、涼しい風が吹いているので過ごしやすかった。
家じゅうを、風が吹き抜けてゆく…。

妹たちは、そらの帰宅を待たずに行ってしまった。
ま、来月、諏訪湖の新作花火見にきて、
それでこの家に泊めて欲しいというから、
また二週間後会えるわけだけど、
私にも、「じゃあね~」と云って行ってしまった。
姪っ子は何も云わなかった。
それだけのことだったのかな…、と寂しく想っていたら、
帰ってきたそらが、置手紙を見つけて読んでいた。
「母さんのもあるよ」
「…え?」
びっくり。姪は置手紙を…

大好きな、そらママへ。

そう書いてあった。
ぅうううううう………!!!

涙が、堰を切ったように溢れ出た。

ありがとう。
私も、貴女が大好きだったよ…!



そして、ふたりだけの最初の夜。
そらと、また、脱出ゲームをした。
そらは、速読ができる。
物凄い勢いで、ヒントを得るためBBSを読んで、「そうか!」とひらめいて、
アイテムゲット。
私は、なんとなくと云った感じで、暗号を解いてゆく。
二人三脚なので、結構速いが、
今夜は途中で断念。
また明日から、そらは部活の朝練で朝が早い。
明日は、どうにか、庭の草取りを終了させなくては…!

これは、大変だ。
明日も夏日だというから、気をつけないと。
あとは、介護部屋の掃除。
身体が持つだろうか。
ここで熱中症にでもなったら、話にならない。
明後日の退院は、朝早めに隣町に出て、
バスで病院に向かう予定だ。
帰りは介護タクシーで帰る。
今日、病院から電話。
父が歯痛を訴えているらしい。
歯科の予約を入れてよいかとのこと。
歯科通いとなると、仕事を休んで行くしかない。

…生活が、益々ひっ迫してしまうが、他にやりようがない。
歯科は、しばらく通うようになるんだろうな…

…まいったなあ。これから、仕事をしなくてはならないのに。

明日から、水も電気も食材も、最低限でやっていくしかない。
頑張るぞ。



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夏休み、終了。

2013-08-19 16:51:15 | 日記

今日も猛暑。
夜はかなり涼しく過ごせるので助かるけど、
日中はまだ、暑い暑い。

ほぼ一日、娘の宿題に付き合っていた。

遊びすぎたね。
毎年のことだけど、埼玉に行くとはじけすぎちゃうね。
もっと、余裕もって宿題と取り組もうぞ。

妹が、家じゅうのごみを、
クリーンセンターに持って行ってくれた。
それから、一向に帰って来ないのだけど、まあ、いいや。

夕飯、また冷たいパスタにしよう。
庭に生い茂ったバジルを収穫し、
バジルソースを作っておく。
そらがシャーベットを作ってくれた。
いちごのシャーベットのなかに、缶詰め桃を入れた。
おいしそう

もうすぐ父が帰る。
ケアマネさんと、介護用品の担当さんと、
福祉課と、今日は色々手続きがあった。


驚いたのだが、昨日妹がお見舞いに行ったら、
父が免許の更新をしたいと云ってたらしい。
これだけ身障者じゃ、更新は無理でしょ…って私が云うと、

「だって治るかも知れないって、本人はまだ希望を捨ててないんだよ?
かわいそうじゃん!!」


と、怒鳴られた。
何故、明日家を出るひとになじられなきゃならんのか判らない。
私がもう諦めて、父の死を受け入れようとしているのが、
人道的ではない! というような物言い

…おい…それはないだろう…ってか、私が薄情なの
えええ…私って、薄情なの?

現実的なことは捨て置いて、
非現実的な夢を見る妹。

治るかも知れない。
その希望を捨ててはならない。って、えええええ…

死にたくなってきた。
もう、これ以上、私を苦しめないで欲しい。
勿論、父が治ってくれるのが一番の願いだけど、
それを、現実問題レベルで考えるのは…

末期ガンのひとに、無責任に「大丈夫、きっと治るよ」というのと同じことだと思う。
しかも、云うだけだ。
言葉だけ置いてゆく。

きっと、治るよ。
治るかも知れないじゃん?
奇跡が起こるかも知れない。
私は、今日にも呼吸が止まるかも知れないと、危惧しながら生きている。
今日も生きながらえたと想いつつ進んでいる。
そんな私には、残酷な一言でしかなかった。

…治るかも知れないじゃん。


だから、免許の更新をしろと

治って、また運転ができるかも知れないって
もう本当にいい加減にして

夢を見るなら、
現実の介護生活を支えてくれよ



って、…もうさ。
言葉になんねーよ…

ストレス泣きをした。
心臓がグググって痛くなった。
ぎゃあああ!って叫びちらしたくなる。
ストレス叫。
ストレス痙攣。
ストレス痛。

お腹が、ゴボッと音を立てたよ。




明日、妹たちは、この家を出てゆきます。
そして、22日、父のレスパイト入院が終了。

二か月間の、地獄がはじまる…。
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暑さ重なり。

2013-08-18 16:55:07 | 日記

9日(金)の日記うPしましたよ~
お時間あったら、見て行って下さい。

今日も~酷暑
強烈な熱線
焼きつくような太陽。
私に死ねとでも云うのか
しかし、そらは今日から部活再開。
朝いつも通り起きて、ご飯食べさせて。
朝はまだ涼しかったよ。
そらが登校してから二度寝したんだけど、
どんどん気温は上がり、部屋は蒸し風呂状態になった。
でも、寝室を整えた。汗をかきつつね。
そらのベッドを使いやすくして、
移動する本棚は部屋の隅にまとめて。
ふたつも部屋をもらう娘は、使い回せるのだろうか。
いつも居間で勉強していた習慣を変えられるのだろうか。
一人で眠れるのだろうか。


ベッドスペース。(娘の)


私はまだ、床で寝ることになる。
早く引っ越ししたいな。




妹は明後日、この家を出る。
今日は父にお別れを云いに行った。
もう、生きて会うことはないだろう。
これで、もう、お別れ。
どんな話をするんだろうな。

それはそれで、物凄く不幸だと想う。
親の死に目に会えない。
母の時もこの人はそうだった。
学校に行かず、どこかでのらくらしていて、
連絡を聞くのが遅れた。
病院にいつまでも現れない妹を待てず、
母は遺体となって家に帰ってきた。

あれを、悔やんだのではないのだろうか。
…まあ、考えてもどうにもならん。
もう父のことはいい。知らない。そう決断して出てゆくひとを、
いちいち心配していたらこの身がもたない。
そらと二人で受けとめる、父の最期。
そらは、泣くのだろうか。
私は、


立っていられるだろうか…


暑さの中で、冷たいお惣菜を作ったよ。
ナスのアグロドルチェ。イタ飯。
日本では、茄子のバジル甘酢煮という。
冷蔵庫で冷たくして食べる。

夏野菜は安くておいしくていいな。
茄子なんてトロトロよ。
トマトも甘いし。
夏は夏の愛すべき一面がある。
海で泳ぐ気はないけれど、
見てはみたかったかな。






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遠ざかる光。

2013-08-17 20:36:26 | 日記

娘を連れて、かつての夫だったひとが来る、
ということで、朝から不安定だった。

三時間くらいして、
埼玉から娘が帰宅。
意外と、パパと楽しく帰った様子。
そしてすぐに、買い物に連れて行ってくれた。
買い物は最低限に抑えてもらって、

例えば、
娘の新しい部屋のカーテンとか、暖簾とか。
かわいいのを買った。

娘がWiiを手放すと云う。
もうゲームはいいらしい。
じゃあ、オークションにかけようか。
生活費になるだけだけどね…

人ごみで、また気分が悪くなった。
吐き気がして、
ジュースも飲めなかった。

緊張と、暑さ…
33度。
彼は、お茶だけ飲んで帰って行った。
泊まってゆくと云えば、また私が不安定になったろう。
娘は少し寂しそうにしていた。

…ごめん、そら。

夕方から、風が冷たくなる。
クーラーの風より冷たい風。

秋よ、早く来てほしい。



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夏が、過ぎてゆく…。

2013-08-16 09:54:22 | 日記

昨夜、花火大会から帰って遅くまでテレビを見ていたのだが、
諏訪の花火大会が、雷雨で中止になっていたらしい。
豪雨で、列車は止まり、
高速道路も通行止め、70万人が混乱し、
帰宅困難の観光客が避難所で過ごしたようだ。
Twitterで見たら、
びしょ濡れのまま、狭い場所で、寒くて大変だったみたい。
避難所の近くで雷が落ち、
露店も吹っ飛ばされ、ゴミで溢れかえったらしいです。
トイレは?
食事は?
と、心配になったが、

妹が、
「姉ちゃんが怖じ気づいてくれて良かった」と云った。
ああ、「怖い」という言葉を思い切って云って良かったと思う。
勇気を出して、行かないということも、役に立ったな。

去年の夏は、
台風が迫る日本海で泳がされ、死にかけた。
あの時も、「怖い、行きたくない」と訴えたのだが、
強引な人間に引きずり込まれたのだ。
娘が入らなければ私も絶対入らなかった。
結果、足の届かなところまでどんどん流され、
ゴーグルも、浮き輪も吹き飛ばされ、
あっぷあっぷしつつ、三人で岸まで泳ぎかなり危険だった。
強引に誘ったやつは、
後になって「やっぱり二人は助けられない」と云いだし、
事故が起こってから気づいても遅いんだって。
自分で身の危険を感じたら、その勘を信じて、自分で自分を護ろう。

そう固く心に誓った。



京都の花火大会では、
露店が爆発するという大惨事になった昨夜。
背筋が冷たくなった。
そういう危険もはらんでいるということだ。
私も、佐久では唐揚げ屋さんの近くで立って見ていた。
油の熱が腕に熱かった。

危ない…



花火がはじまった頃、少し雨が降って、
樹冠越しに花火が見えた。
ひとの傘も入って、変なアングルとなった。



花火大会前に食べた巨大マンゴーかき氷。
無論、一人では食べられない。
私に恨みでもあるのかというほどに大きかった。
私に恥をかかせるつもりかと思った。
だって、周りの視線が痛かったもの。


今日も猛暑だ。
送り火。
お盆はおしまい。
夏休みもここで終わり、と気持ち切り替えないとね。
カメラの仕事は20日過ぎから再開できるとかできないとか…
なんにせよ、介護は私ひとり。(ヘルパーさんもいるけど)
入退院もこれからはひとり。
私と父の戦いがまた始まる。


夕方、雷雨がきて、
でも、送り火の時間には去ってくれた。
さよなら、母さん。
父さんのこと、そんなに心配しないでいいよ。
なるようにしかならない。
できることは、なんでもする。
魂は永遠なのだと信じている。
これは通過儀礼のひとつなのよ。
だから、
心配しないで。見ていてね。
ホワイトセージを焼きながらそう想った。

夕方、風が冷たくなる。
確実に夏は去ろうとしている。
もう少しの辛抱だ。
友人が云ったように、きっと、苦しいのもずっと続くわけじゃない。

解放の日は、訪れる。
私にも、父にも。

気を引き締めていこう。
できるだけ、遠くまで、行けるところまで行きましょう。








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