想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

ここまで愛されたお母様はきっと幸せだったと、私は心底想うのです。

2016-10-26 16:43:13 | 日記

ひとつの 命が潰えた

でもそれを ここまで支えてきた人たちの 愛情

それが 手に取るように 判った 感じた そんな日




スタッフのお母様が亡くなったのは 22日

私が つくづく厄介だと 

父親を 病院に返した日

そこから 時間は止まっている

仕事は 休業

私はずっと 何も考えずにいた

ひたすら掃除をし 考えないようにしていた


初七日までは 休日と云われ 

考えないようにしていた



深く考えたら 私は 自分が壊れると 想って



もう 今は 遠い昔

末期の癌の母親を ひたすら 庇っていた日

父は 仕事優先で 妹は 最近できた彼氏優先で

私だけが 会社勤めをしながら 毎日 母の病院に通っていた

家族全員を 恨んでいた

父には 父の事情があっての事だろうに

けど

仕事の後は 部屋にひきこもり 尺八を吹いていた父

午前様になるまで遊んでいた 高校生の妹


私だけが



私だけが



末期の母と 向き合って 心が壊れそうで 

病院前で お酒を飲まないと 笑顔が作れなくて

誰にも 助けを 求められないで

母が ただ 愛しくて

母に対する 今までの自分の態度が 赦せなくて

気が

狂いそうだった


あの頃の自分 弱すぎたよね …



母を失った彼女に 云いたかったことは ある

アナタノオカアサマハ キット シアワセダッタ

ガンバッタネ

でも 

気持ちがいっぱいになって 云えなかった

何を彼女に云ったのかすら 覚えていない


嗚呼 これからも

こんなことは 続くのだろうな

そういう世代だから 仕方のないこと

でも それを乗り越えて 自分は生きてゆく …



話は変わるけど 

未来の話

若い世代が 選択を迫られていた



理数系に 進むらしい

まだ 未来が見えない彼女は 混乱している

私も あの子の未来が見えない


何故 見えないの

きっと 眩しすぎる所為だ

道は もう 続いている

貴女が 選ぶだけ



何でもいい

健やかで 充実した人生を 送れればそれでいい。




































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