想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

いっしゅんふれた。

2014-04-10 17:06:09 | 日記

昨夜、娘が5000円返してきた。

パパに送ってもらったから、新幹線代返すよって。

実は故意に「返せ」とは云わないでいたのだ。

好奇心もあった。

娘は、云われなかったら、どうするのか…

ただ、これは人の心を試すのと同じこと。

だから、返してくれなくても、

娘がちゃっかりしていると落胆したり、絶対すまいと想っていた。

そしたら返してきたので、

グモモモモ…となった。

なんて卑劣な人間。

娘を試すなんて。傷つくくせに、

想ったようにはならない私の下劣な心。

こ…この、ゲス野郎が…!

私は大いに反省し、

「ちょっとだけ触るよ。我慢してね」と前置きをしてから、

「いいこ」と、娘の頭をひと撫でした。

娘は触られた頭を即座にぱっぱと払って、

「くすぐったい…」と少し怒っている。

本心では「ずどあー!! かあちゃんに触られた! 気色悪い!!!」

ってところだろうな。ふふ…判るよ。

私も母に触られるのキライで、

ゴミを払うようにしていたからな。

私は、今、本当に娘に触れていない。

娘が両手首を骨折して泣いて帰ってきたとき以来な気がする。

保育園時代は、絶対手を離さない子だった。

成長したな。

しみじみ、想うよ。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする