娘の新学期は午後から。
じいはデイケア。
朝、ウオーキングに行こうと思ったら、雨。
家の仕事してから、
午後まで寝て起きると、
まだ雨が降っていた。
心の重たい用事。
信金に行けば、書類を要求されるし、
薬局に行けば、妹の未払いのお金をやんわりと請求される。
「大きな金額ではないんですしね」と。
1200円?
それを小さなお金だと口にするあなたは幸せ者ですね。
年金と貯金と国の子供支援で生きている私たちには、
決して小さなお金じゃありませんよ。
一週間、3人が食べてゆけますよ。
絶対、私は払いませんから。
意地になっていた。
きっと妹も放置しておいても大したことのない金額だと思っているのだろう。
だから払わない。
ひとに払わせたとしても、
何も感じない。
貴様の家の冷蔵庫が、壊れてしまえばいいのに…
トイレが詰まればいいのに。
水道管が破裂すればいいのに。
恨み言を唱えながら外に出ると、
殺気まで、いや、さっきまで降っていた雨が止んで、
強い日差しに焼かれた。
天に叱られたような気がした。