Stay Gold・鍼灸整復一花院・ 若杉昌司

鍼灸整復を生業として、食べること・歩くこと・生きることを大事にしている自由人

女子

2017-04-24 19:58:13 | 東洋医学
女子は七歳にして、
腎気(生命活動の源)盛ん(活発)にして、
歯が生え、髪の毛が長くのびる

二七(十四)にして、
天癸(生殖機能)が至り、任脈通ず
衝脈(気機・蔵血)が盛ん(活発)になり、
月事(月経)は、時を以って下る
故に子できるようになる

三七(二十一)にして
腎気(成長・生殖機能)は平均(平衡)になる
真牙(永久歯)が生えそろう

四七(二十八)にして
筋骨は堅(丈夫)になり、
髪の毛は長くのびそろう
身体は、壮(壮年)をむかえ、
盛ん(活発)に活動できる

五七(三十五)にして
顔面に分布する足の陽明胃経の脈が衰え、
顔面は焦(やつ)れ始め、
髪の毛は抜け始める

六七(四十二)にして
頭部に分布する足の太陽膀胱経、
顔面に分布する足の陽明胃経、
耳・目に分布する足の少陽胆経の
三陽の脈気が衰え、
どこもかしこも顔面は焦(やつ)れ、
髪の毛は白くなり始める

七七(四十九)にして
任脈は虚(空虚)になり、
太衝の脈(気機・蔵血)が少しずつ衰え、
天癸(生殖機能)は竭(つき)る
地道(月経の通路)は通じなくなる
体形が崩れて、子供ができなくなる

『黄帝内経「素問」上古天眞論篇 第一』


公益社団法人 大阪府鍼灸師会
スポーツ鍼灸プロジェクトチーム 若杉昌司
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