Stay Gold・鍼灸整復一花院・ 若杉昌司

鍼灸整復を生業として、食べること・歩くこと・生きることを大事にしている自由人

続 衝脈

2017-04-28 12:04:11 | 東洋医学
『黄帝内経「霊枢」動輸 第六十二』
衝脈(大動脈)は、十二経の海なり。
少陰の大絡(腎動脈)と與(共・とも)に
腎下に起す。
5.
気街(気衝・鼠径部溝上部、大腿動脈内側)に
出て、
陰股の内廉(大腿部内側)に循り、
邪(斜・ななめ)に、
膕中(ひかがみ・膝裏)に入り、
脛骨内廉(脛骨内側)に循り、
足の少陰腎経に並ぶ。
6.
下りて、内踝の後に入り、足の下に入る。
7.
その別のものは、邪(斜・ななめ)に、
内踝に入り、跗屬(舟状骨結節)の上に出て、
大指(第1趾)の間に入る。
『黄帝内経「霊枢」五音五味 第六十五』
8.
衝脈と任脈は皆、胞中より起こる。
上りて、背(脊)裏(脊柱内)を循り、
経絡の海となる。
その浮いて外なるもの(皮膚の下)は、
腹の右に循り、上行し、咽喉に会す。
9.
別れて唇口に絡す。

 ※胞:子宮、男女の精を蔵するところ
  右:任脈は陰脈、よって、右を通る

公益社団法人 大阪府鍼灸師会
スポーツ鍼灸プロジェクトチーム 若杉昌司
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