Stay Gold・鍼灸整復一花院・ 若杉昌司

鍼灸整復を生業として、食べること・歩くこと・生きることを大事にしている自由人

生姜のしようがない話

2016-09-30 07:19:54 | 食べること
食卓によく上がっていた生姜
初夏には新生姜を甘酢に漬けるのは毎年の恒例だった
それくらい大好きな薬味の一つだった

今年3月の初めにスーパーに行ったときのこと
一袋198円の表示に生姜を買うのを止めた
いつもなら一袋98円なのに高すぎるからだ
この日から生姜の売り場に足を向けなくなった

今年は春先から持病の右膝の調子がよかった
パワーウォーキングは9km/hを保ちながら20km歩けるようになっていた
今振り返れば食事療法を忘れて調子に乗り過ぎていた

4月に入ったころから急に右膝が痛み始めた
原因が解らない
解らないから、焦って、どんどん練習を追い込んでいった
するとどんどん痛みが増していった

6月に入ったころ膝の痛みで通院されている患者さんが
テレビで見聞きしたことを教えてくれた
「高知の生姜栽培農家の人たちには膝が痛い人がいないというのですが、
これって、先生、本当ですか?」

治療する手が止まらいようにするのが難しいほど頭の中が真っ白になった
「本当にそんな内容の番組があったんですか?」と聞き返した
「はい!!」と即答

今年3月からの生姜の話をしながら治療を進めていった
「お互いに今日から毎日欠かさず食べましょう」
「そうですね。私も食べてみますね」

早速スーパーに行き生姜と新生姜を買った
食べ始めて3日もしたら患者さんも痛みがかなり減った

僕には親指の先ほどの大きさの生姜が1日の最適量だということも解った
食べ過ぎには注意しながら毎日欠かさず食べている

余談だが一袋198円の表示の生姜は一袋98円のものよりも
2.5倍くらいの量が入っていることに近ごろ気づいた
生姜のしようがない話でした

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