Potter's Diary

私の生活諸々と陶芸作品の紹介(ヒューストンより)

薪窯

2010-04-27 | 陶芸


          


薪窯に挑戦してきました!!!
先週末、金曜日の早朝からテキサス州のワシントンというところに別荘を持つ友人ケイティのところへでかけ、薪窯に参加させてもらいました。ヒューストンから車で約2時間ほど西のほうに行った、のどかで、あちこちに牧場のある、とても美しいところでした。ちょうどワイルドフラワーが満開で、そこいらじゅうが花畑。
 

車でケイティの別荘まで行く途中、あまりの美しさに何度車を止めて写真をとろうかと思ったことか...
窯詰めは、普通の窯の窯詰めと違い、灰のせいで作品と棚がくっついてしまわないように、全ての作品に特別な粘土を貼り付けます。そして、窯詰めが終わると、レンガで入り口をビッチリと閉じます。これらの工程に約半日かかり、窯に火が入ったのは、夕方の7時半過ぎ。それから延々と薪を入れ続けるわけですが、そのペースが思った以上に速い。5~8分間隔でけっこう大きな丸太を火口へ放り込むのは、なかなかの重労働。それを夜通し続けるわけです。何人かが交代で寝たり、起きたり...私は金曜日の夕方、窯に火が入ってすぐに他の人と交代して、いったん家に帰り、土曜日の朝再び出かけて行き、その日も夕方暗くならないうちに家路へと向かいましたが、たぶん、それからまだ6時間ほど燃やし続けると言っていました。
 

みんなであーだ、こーだと言いながらやる作業は、キャンプファイアーなみの楽しさもあるけれど、窯入れをはじめとして、全工程が予想通りというか、予想を超えるハードな作業なのでした。窯をあけるのは、ケイティの仕事の関係で今週の金曜日。そんなわけで、今ドキドキ。
晴れ(Houston) 夏だ!!