Potter's Diary

私の生活諸々と陶芸作品の紹介(ヒューストンより)

ポルトガルの旅 その4

2011-09-13 | 旅行

ポルトガルの旅 その4はポルトです。ポルトはポートワインで有名な街です。リスボンと同じく川沿いにある美しい街でした。リスボンから列車で1時間くらい。なかなか快適な列車でした。

ここではEurostarというダウンタウンからちょっと離れたところにあるモダンなホテルに泊まりました。

私たちが到着した翌日はナントポルトのお祭りの日で、ものすごいヒト、ヒト... あちこちでなぜかプラスティックのかなづちを売っていて、おじいさん、おばあさん、子供にいたるまで、それを持って、カンカンとあちこちをそれでたたきなが歩き回っています。私もだれかにパコーンとそれで頭をたたかれました。変なお祭り...

そしてこのお祭りではいわしを食べることになっているらしく、いたるところでいわしを焼いていました。そう、日本の焼き魚と同じです。炭を起こして庭先で焼いていたり、レストランでもバーベキューグリルで大量のいわしが焼かれていました。

とにかくどこに行ってもいわしです。夕食で入ったレストランには、その日、メニューは二つしかなくて、焼いたいわしか、豚肉の料理だけでした。そんなわけで、昼も夜もいわしを食べました。前日のお昼を含めると、3度続けていわし。おいしかったからいいけれど、さすがに違うものが食べたくなったわよ。この横のスープはポルトガルでよく出てくる野菜スープ。これもおいしかったです。

 

ポルトの街もリスボンに負けずにものすごい坂道です。川からそのまま坂道が続いて、坂道に建物がならんでいます。住むのはなかなか大変そう... 

そしてここの名産品のポートワインのワイナリーに行ってみました。

ツアーに加わって一通りワイナリーを見せてもらって、最後に試飲。ポートワインは普通のワインよりもアルコール度が高いので、ほかのワイナリーのようにたくさん試飲をすると、すっかり酔っ払ってしまいます。私たちは濃厚なまるでブランデーのようなTawnyを一本買って帰りました。

ここのお祭りは深夜まで続き、たくさんの気球が蛍のように夜空に漂い、その中を花火が打ちあがっておりました。街中の人が楽しんでいるようでした。わたしたちはというと、この街のあまりの坂道の多さに、夜ダウンタウンまで行く勇気が出ず、ホテルで空をみあげていたのでした。
翌朝の街はそこいらじゅうが、ものすごいゴミでおおわれていましたが、驚いたことに清掃車があっという間にまわってきて、午前中のうちに、街中がもとにもどっていました。