Potter's Diary

私の生活諸々と陶芸作品の紹介(ヒューストンより)

引越しの手伝い・ボストン

2010-01-29 | 旅行

娘の引越しの手伝いにボストンに行って来ました。どんなに寒いだろうと覚悟して行ったわりには、思ったほどでもなく、なんとかサバイブして帰ってきました。
引越しの手伝いの私の主な仕事は、レンタカーの運転をして買い物の手伝いをすることと、クローゼットの改装など。ボストンでの運転は数年ぶりで、地理的感覚をかなり失っていたのでとても緊張しました。ともあれ、なつかしのChestnut Hill Mallに行ったり、Arsenal Mallに行ったりしているうちにかなり昔の感覚を取り戻し、Beacon Streetを通ったり、毎日通ったStorrow Driveを通ってみたりして、娘と二人、十数年前の記憶をたどりながら、ちょっとタイムスリップした気分。初めてアメリカに来て、通算すると5年間住んだボストン。考えてみると、ホントいろいろなことがあったわヨ。

ボストンで最初に住んだBeacon St.にあるアパート
感傷的になっているヒマもなく、お仕事お仕事。まずはクローゼットの改装。最近我が家ですっかりはまってしまっているコンテイナーストアのelfaのシステム。これ、取り付けは壁に一本のスチール板のようなものをはるだけで、あっという間に引き出し、棚、靴収納などができあがってしまうという、まるでマジックのようなシステム。これを娘の新しいアパートのクローゼットに入れることを頼まれていたのです。Chestnut Hillにあったコンテイナーストアでデザインしてもらって、材料を持ち帰り、あとはドライバーと天井に届くはしごがあればOK。数時間で、ハイ、このとおり。

ホント、好きだワァ~、このシステム。いまや我が家もあちこちにこのシステムを取り入れつつあります。(別にお店から宣伝費をいただいてるわけではありません)
というわけで、無事に任務を遂行し、ご苦労様で娘と二人、今ボストンでうわさの日本レストラン "
Oya"(http://www.oyarestaurantboston.com)に行ってきました。
ニューヨークタイムズ、Zagat'sなどで#1レストランと評されているだけあって、確かにおいしい。六本木の「淡悦」を思い出させるような一品一品の味とスタイルに独特のバラエティーがあるレストランでした。特に「ハマチのスパイシーバナナペッパームース」というお寿司、聴くとかなり妙な名前ですが、これがとても美味でした。次回は是非17コースあるというシェフおまけせコースを試してみたいと思います。今回、忙しすぎて写真を撮るのをすっかり忘れました。
帰りの飛行機に乗ったとたん、チラホラ雪が降り出し、私が去ったあとのボストンは今ものすごく寒くなってるとのこと。
朝から雷(Houston)


2010年 明けましておめでとうございます。

2010-01-04 | 生活


新年明けましておめでとうございます。
2010年ですねぇ。2000年なんて年ははるかかなたの年だと思っていたのに、それがもう10年も過ぎて_。世の中も変わってくるはずですね。
とはいえ、お正月。今年の我が家のお正月はとっても日本を意識して、日本のお正月に近づいてみました。と言うのも、暮れに友人が素敵な色のお重を送ってくれたので、せっかくだから、おせち料理作ろう、ってことになったわけです。でもそうは言ってもここはヒューストン。日本にいるようには材料はそろいません。日本のスーパーでかまぼこやら、かずのこを買って、その他のものは30日、31日と二日かけて作りました。持っていた古い料理の本を見たり、ウェブサイトを見たり... はずかしながら、ここまでまともにまじめにおせちを作ったのは初めてでした。で、思ったこと、日本ってなぁ~んて合理的な国なんだろうって。新年に食べる「おせち料理」、あのお重に詰められるひとつひとつの料理は、色合いも美しく、栄養のバランスもよくて、おいしくて_、かつ日持ちするようにできています。無駄がないというか_。ホント、調和の取れた美なのです。だ~れが考え出したんでしょうねぇ。


そういえば、暮れには大掃除をして、お正月飾りを飾り、母たちはきれいな着物を着て新年を迎えるって言うのが子供の頃の習慣でした。今から思えばなかなか良い習慣ではありませんか。新しい年をむかえる準備、そういうワクワクしたものが子供の頃にはあったものです。今、ヒューストンで暮らしてふとそんな日本のお正月がなつかしくなりました。今年はもう少し、日本の暮らし、昔から大切にされてきた伝統というものを勉強してみようかなぁ、なんて思っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
寒いっ!(Houston)