Potter's Diary

私の生活諸々と陶芸作品の紹介(ヒューストンより)

ハンドバックシリーズ完成と新作

2020-04-13 | 陶芸


ハンドバックシリーズが増えました。


これが新しく焼き上がったバックたち。写真のせいで、まだかなりシロシロしてますが、アンダーグレーズを濃いめに入れたので、アンティックっぽい色合いになってます。


このティーポット、去年メルボルンの美術館で見たガラスのティーポットが忘れられなくて、それをイメージして作ってみました。やっぱりガラスのあの繊細さと流れるような勢いは表現できません。いやいや、やっぱり腕のせいか…。


ポーセリンで作ったマグ


そしてこれは2段のお重。久しぶりにくり抜き技法で作りました。これはまだ素焼き前のものです。

今、世の中はCOVID-19でひっくり返っています。2ヶ月前にはこんな事になるとは考えてもいなかった事です。先月、ベルリンからの帰りの飛行機、フランクフルト経由だったのですが、到着寸前に空港の上空に誰かがドローンを飛ばしたとかで、空港が全面閉鎖。私たちの飛行機は給油のためにシュツットガルト空港に行って、給油をして戻ってくるハメになりました。おかげで私たちの乗るはずの便(せっかくアップグレードされてたのに!)に乗り遅れてしまいました。翌日の同じ便が空いている(アップグレードも可)と言われたのですが、預けていたワン達が心配で、その日の夕方に出るワシントン経由の便で帰ってきました。家に着いたのは、夜中の2時でした。それから二週間ほどしてから知った事なのですが、翌日の便のビジネスクラスにはCOVID-19の患者が乗っていたのだとか… あの密閉した狭い空間に8時間以上一緒にいたとしたら_。帰国してからは、ニュースはほとんどこのCOVID-19のことばかり。私たちがヨーロッパにいる時は、まだマスクをしている人も殆ど見なかったけれど、あれからの感染の速さは普通ではありません。心底恐怖です。で、今は極力家から出ないようにしています。食料もほとんどオンラインでオーダー。ワン達の散歩にも行っていません。今、ヒューストンのレストランは全店閉店しているか、Take outだけ受け付けているかです。獣医さんもカーブサイド診療。先週、我が家のワンの1匹がアレルギーが酷くて、連れて行ったのですが、行って駐車場から電話をすると、お迎えが来て、ワンだけを連れて行ってくれます。車で待っていると、獣医さんから電話があって診断を聞いて、話がすむと薬とワンが戻ってきました。"Keep your DISTANCE!" ですね。 そして今、いろいろな意味でありがたいのがインターネット。このおかげでかなり生活が潤います。便利なだけに使い方によっては大惨事も招きますが、とにかく今はホントにありがたい。これがあるおかげで直接話さなくても友人たちの様子もわかるし、娘達と連絡を取りあって、FaceTi meで顔を見ながら話もできます。これからどのくらいこの状態が続くのか、予想もつきませんが、とにかく最善を尽くして乗り切らなくてはいけません。
皆様、どうぞ十分に気を付けてご無事でお過ごしください。


Spring 2020

2020-04-09 | 生活

ヒューストンはすっかり暖かくなって我が家の庭はもう春爛漫。こんなCOVID-19が蔓延して世界中がひっくり返ってしまったような時でも、春はちゃ〜んとやってきて、花を咲かせます。しばらく花を飾るような気分でもなかったけれど、庭を見るとなんてカラフル!心がスーッと軽くなる。そんな庭の色をちょっと摘んで、ささやかだけど家の中にも飾ってみました。

テキサスの州の花、ブルーボンネットも咲きました。


この冬は凍りつくように寒い日がなかったせいか、一年草が枯れずに生き続けてくれて、また花をつけてくれました。ヒューストンではよくある事なのですが_。おかげで今年はあまりたくさん花を入れなくても我が家の庭は花盛り。

 
ブルーベリー(左)もレモン(右)もたくさん花をつけています。

早くこんな春を思いっきり楽しめるようになりますように_。