去年の今頃も取り上げましたが、(http://blog.goo.ne.jp/potternaoko/e/9c7facd7cfd32abbadba0cbdc9b2bb72)今年もEmpty Bowlsの時期が近づいて来ました。今年は特に、この企画が始まってから10周年になるそうで、いつものボールの販売の他に特別企画が計画されています。何人かのアーティストたちに声をかけて、「10」という数字にちなんだボールを作ってもらい、それらをArchway Galleryというギャラリーに展示し、オークションで売り、それもまた基金にするというものです。2ヶ月ほど前に、私にも声をかけていただき、「ウ~ン」と悩みに悩んだ末に出来たのが上の作品。ボール10個を組み合わせて花を咲かせて見ました。高温のガス窯で焼くと、ゆがみが出て組み合わせができなくなるので、電気の窯で中温(コーン6)で焼きました。
素焼きの窯入れ
そして、今年はGlassellの陶芸のクラス全体も参加することになったらしく、みんなで1000個を目標にしているようです。私も、去年に引き続き100個を目指して現在作成中。
最初に完成した30個です。
残りももう素焼きになっていて、あとは釉がけをして、最終焼成を待つばかりです。この企画に参加するのは今年で2度目ですが、こんなふうに短期間に集中してBowlを作っていると、修行でもやっているようで、なんだか腕が少しですが、上がったような気がしてきます。釉薬のテストにもなり、なかなかいい体験かもしれません。
Empty Bowls Houston 2014は5月17日(土) 11時からです。もしヒューストン界隈にいらっしゃるなら、是非いらしてください。場所は「Houston Center For Contemporary Craft」です。見たこともないほどたくさんの種類のBowlが出迎えてくれるはずです。