今年6月末に、我が家はヒューストンに来て2度目の引越しをしました。当然私のスタジオも引越しをしたわけですが、スタジオの引越しというのは、予想以上に大変なものです。とにかく電気窯やろくろ、土など、何をとっても全て重いものばかりです。それを動かすというのは、簡単なことではありません。そしてまず、新しくスタジオになる場所をそれ用に作り変える必要があり、これに時間がかかりました。
ここは、前のオーナーが趣味でアンティック・カーの修理などをするのに使っていたようで、大型車3台がゆっくりと駐車できるガレージでした。そんなスペースのある家なんてそうあるわけじゃなく、私にとってこれはとてもラッキーな引越しになりました。
天井をなおして普通の天井にし、ライトをたくさんつけてもらいました。天井を支えるには、支柱が必要とかで、結局4本の柱ができてしまいました。広々した部屋が区切られたようで、ちょっと残念でした。ガレージのドアは大きくて物の出し入れに便利そうでしたが、いろいろ考えた末、はずして壁にしてもらい、窓を三つつけてもらいました。
バスルームの裏側のスペースに流し台も作ってもらいましたが、この流し台、インターネットでオーダーしたもので、私が計算間違いをしたせいで、かなり小さなものがきてしまいました。
床はコンクリートを磨いて色をつけてもらいました。
窯もろくろも入り、ようやく活動開始です。さて、何をつくろうか…